「クリスチャン・ベール、参りました。」ザ・ファイター りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
クリスチャン・ベール、参りました。
まずは、クリスチャン・ベールの役者魂に参りました。
「バットマン」や「パブリックエネミーズ」の役とはうって変わり、とんでもないヤツ。
「マシニスト」のあまりの痩せ方に驚愕したけど、今回も驚かせていただきました。
とことん、やるのね。スゴイです。
13kgも体重をおとして、歯を抜いて、髪の毛を抜いて・・・。
そんな姿になり、やる気がなくフラフラ歩く様や、本当に目がイッちゃってる様、などさすがです。
マーク・ウォールバーグは、弱さが少し足りなかったように思う。
どん底のような憔悴しきった顔が、みられなかった。
ストーリーは、≪家族愛≫がテーマ。
利用してるんじゃないの?!なんて思われても仕方ないような母と兄。
とんでもなくイライラさせられる家族でも、やっぱり家族。
無償の愛を持っているのは、家族。
大切です。
それと、苦境に立った時や、皆がそっぽを向く時に、普通に接してくれる友達、知り合いの者。
血が繋がっていなくても、わかってくれる人。
そんな人たちの存在が有りがたく、とても大切に思う。
そんなことを教えてくれる作品でした。
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