トレイター 大国の敵

解説

謎のテロリストとFBI捜査官が繰り広げる攻防を、「ホテル・ルワンダ」のドン・チードル&「メメント」のガイ・ピアース共演で描いた社会派サスペンスアクション。中東イエメンで爆弾を輸送しているところを逮捕されたサミールは、獄中で世界的テロを企むオマールと知り合う。オマールの計画に加担することになったサミールは、オマールの手引きで脱獄に成功。一方、サミールを尋問したFBI捜査官クレイトンは、彼の過去を調べはじめるが……。

2008年製作/113分/アメリカ
原題または英題:Traitor

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映画レビュー

4.5孤立無援のミッション

2012年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

誰にも正体を知られずにいることは、味方でさえ敵になるということである。この緊迫感が物語を全体的に包みサスペンス・アクションとして見応えある作品になっている。ドン・チーゲル扮する爆弾作りのプロとガイ・ピアース演じるFBI捜査官。二人の対決とアメリカ国内同時多発テロを計画して彼の作った爆弾を身に付け各所に散っていく仲間達・・・。再び悲劇は繰り返されるのか・・・。長距離バスに乗った殉教者たち・・・。テロ組織とFBIの攻防を描いた内容で中々見応えのある作品だった。あまり知られてないのが勿体無いと思うほどである。

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