MW ムウのレビュー・感想・評価
全48件中、1~20件目を表示
温い鈍い締まりがない!愚鈍な国家危機映画
オープニングの近現代日本らしからぬ軍人による民間人虐殺描写には何が始まるのか怪訝さと共に期待も高まった。と同時に手塚治虫原作というクレジットには「果て、何が元だろう?」と記憶をまさぐるが全然思いつかない。(←結局最後までわからず、視聴後調査で同名漫画があったと知る)
次いで台湾か上海か向こうのロケ地での誘拐劇、ここで主役玉木宏君が登場するわけだが頬がげっそりこけてまるで「やせカマキリ」。まぁそれはいいとして、早くも粗さが露呈してしまう。
玉木君がホテル出口で警官を殴り倒すがそのアクションがもっさりでまるでダメ。
石橋凌刑事が彼を追跡するが、石橋さんの体が重そうで無理あり過ぎ。案の定切れの良いチェイスとは全然ならず。
カメラワークも細かいカットの刻みを入れたり工夫を凝らすも、切れある演技指導ができないが故の誤魔化しとしか感じ取れなかったのは痛恨。結局最後までぬるい演技とうるさい映像操作、そして耳障りな鬱陶しい音楽に悩まされることになる。
これ以上ネガ点を書き連ねるのはこちらもしんどいので、本作の締まりのなさを招いた元凶を考察するならやはり監督に行き着くのかなと。
あまり聞いたことのない名前だったが視聴後に調べたら本職はテレビディレクターさんみたい。長編映画としては本作が2作目で本作以後は長編映画は無し。
どうりでゆるゆるテレビドラマ的雰囲気が支配的だったわけだ。
言っては悪いが、本作の様な壮大な国家危機アクションサスペンスを描く手腕が監督には備わっていなかったということなのかもしれない。
一本調子の玉木君には心底がっかりしてしまったが、ほかの作品に期待しましょう。
※ノダメの時はそれでよかったけれど・・
後、少なからずがっくりしてしまったのが序盤の人質役:小松彩夏。ちょい役とはいえあの素人丸出し演技にOKが出されたことで、本作の「凡作路線」が既定路線化してしまったと確信できてたのは残念でしたね。←それもこれも全部監督のせい(笑
げっそり見疲れしてしまったので総評マイナス一つ星
2008-2
賀来神父
賀来神父のシルエットがかっこよかった
玉木宏を止めたいが昔の恩もありダメだと思いながらも利用されてしまう
賀来神父と結城の関係もよかった
映画自体は暗いがストーリーに飲み込まれた
冒頭の外国でのシーンが長かった
またストーリーを忘れたころにまた観たい
最後まで意味がわからなかったです。
アマプラで予告を見て、面白そうだと思い鑑賞しました。
初めから最後まで『.........』という感じでした。
国によって隠蔽された過去みたいな導入は面白かったですがストーリーにはついていけなかったです。とりあえず、人が死にすぎです。
見たことを後悔したのは、この映画が初でした。
狂気のテロリスト
もうちょっと丁寧に描いてくれればな。
幼少期にあんな地獄を見ていればそれは気も変になるだろう。
ただ方や狂気のテロリスト、方や敬虔な神父。
そこの差は何なのか。
もっと深くやってほしかった。
その上での行動。
とはいっても行動の目的がわからずじまい。
もっと深く丁寧に。
病原菌
オープニングの映像では何かの病原菌によって島中の人たちが感染し、それを焼却、虐殺へとなったのか。そして場面はタイにおける営利誘拐事件。結城はエリート銀行員の顔を持っているが、この事件の首謀者。まんまとタイ警察と警視庁の刑事・沢木(石橋)と出し抜いて目的を果たすが岡崎と娘を殺してしまう。そして舞台は日本・・・
結城の目的は島を全滅させた首謀者たちに復讐すること?最後にはそれすら理解不能になってゆくのだが、何しろテロリストとして世界を破滅に導く男になろうという心理状況がわからない。日本がアメリカとともにサリンの10倍以上の威力を持つ神経ガス“MW”を開発していたことを白日のもとに晒すという社会派のテーマも徐々に薄れていく演出。最もいけないのが、緊迫感のない垂れ流しの音楽。延々と葬送行進曲を聞かされている気分になるのだ。オープニング映像、誘拐事件、そして島で米軍アパッチに銃殺される石田ゆり子のシーン以外は全てカスみたいなものだった。原作は読んだことないけど、多分台無しにしているんだろう・・・
最後には生き残りの友人・がらい神父(山田)がMWとともに海へと墜落。ガスは水と反応して中和されるらしいから、証拠が残らなくなってしまう。そして、結城が生きていた!と、続編を匂わす展開ではあるけど、これじゃ無理だろ・・・
むう・・・(怒りのうめめき)
マイナス評価はつけられないのか。炎上ボタンはないのか。
”手塚先生 生誕80周年”を冠して、この作り?
何を考えているんじゃ。恥を知れっ!
手塚先生作品のどこに入れ込んで、この作品を映画化したのか?
ただ話題性だけ?「映画化不可能と言われた漫画を映画化しました」って。
愛がない。リスペクトする気がない。ただ、自分達が撮りたいものをとっただけ。
原作と映画は別物っていう意見は確かにある。うまく翻案している作品も知っている。だったら『オールユーニ―ドイズキル』のようにちゃんと別題つけて”改作”していること示せばいい(映画の原題は別題をつけているが、日本配給会社が原作の題をつけて配給)。そのうえで、より昇華させたものとして表現しなければ創る意味がない。その位の心意気で臨んでほしかった。
漫画の『MW』は単なる復讐劇じゃない。殺戮の為の殺戮を繰り返す結城と、それを止めなければと思いつつ翻弄される賀来、そんな賀来を疎ましく思いながらも別れられない結城。理屈ではない関係。そんな共依存関係を赤裸々に描きだしたから”禁断”なんだと思っていた。見たくはない、でも確実にある真実。神に仕える者の”実は”等の隠されていたものを次々に現す。そして、いつの間にか、読んでいる私達に、善と悪の対峙を迫るけれど、簡単に割り切れるものではない。そんな漫画。BL・MWや他にもえぐい描写があったけど、それだけじゃない。神経ガスなんてサリンが出る前からささやかれていて(実際にモデルになった事件もあり)、それが”禁断”では無かったはずだ。原作公開当時でも。
そんな『MW』を映画化するなら、結城と賀来の関係を描かないと意味がない。同性愛が描かれていないからっていうんじゃない。相手を切り離したいんだけど、求めてしまう、そこが描き切れていない。
冒険アクション・犯人探しサスペンスなんていらない。二人の関係を描くのには。
そもそも、予告やポスターで、破壊か祈りかってニ元対決みたいになっている点で、手塚先生ワールドを理解していない!って、気がつかなきゃいけなかった(私バカ)。手塚先生の物語はそんな単純な話ではない。原子・陽子という究極のミクロの世界に、宇宙というマクロを見る人。この漫画『MW』でも、光の中にどす黒い欲望を、闇の中に愛を入れ込み、それらの切っても切り離せない苦しさをとくと見せてくれる、そんな作品だと思う。それをわかり易く、煽り易く、対決もののように宣伝したこと自体、手塚先生作品を理解していない。(ましてや、映画では対決なんてしていない)
また、一貫した手塚作品の流れを考えるのならやはりMWを中心とした社会派ドラマ。あんなに誘拐に時間艶してもねぇ。あの辺りはサクッとな。トムクルーズ氏映画の、この映像これしか使わないの?的な演出見習ってほしい。タイまで行ったからその部分を切れなかったんだと思うけど。
それでも、1000歩譲って、同名異作とみれば、ラストはそれなりに面白いんだけど、なんであんな音楽つけるかな。せっかくの余韻が、ただのクライムアクションになっちゃったよ。山田氏頑張ったのに。あの時点なら「切ない…」って余韻に浸れたのに。
玉木氏は途中までは力不足かなと思ったけど、「おもちゃをなくしてしまった」っていう辺りの間は良かったなあ(手塚先生作品の結城とは違う人物だけど)。
カメラワークもへた。綺麗な映像があるんだけど、ぶれるは、そう動かすか、とじっくりと見せてもらえない。手塚先生のコマ展開で勉強しなさいって感じ。
設定も、タイのロケは見応えあったけど、島や基地とかその他もろもろ、同好会作成かと思ってしまった。
何度も繰り返すけど、”手塚先生生誕80周年記念”をうたってなければ、★2つくらいは差し上げる。けれど、手塚先生を冠していながら、愚弄するために作ったの?と言いたい出来なので、マイナス評価をつけたい。
せめて、原作をリスペクトする姿勢を示してほしかった。
とにかく玉木宏がカッコイイ
この時期の玉木宏が大好きです。前半の白コートでの逃走劇は最高。そこだけリピート再生してる。
原作知らないのでストーリーもそんなに悪くないと思ったけど、レビュー見てると原作と全然違うらしい。
ダラダラ長いだけ…まさかの見どころゼロ
これもう主演は石橋凌さんなのではないか?
と思うくらい、最初から最後まで石橋さんばっかり写ってます。
もっと玉木宏さんと山田孝之さんのストーリーにスポットをあてたシーンがないことには、
玉木さんが何故殺しを続けるのかも、山田さんが何故それをとめようとするのかも理解出来ず観てる側は置いてけぼり。
例えば玉木さんは家族の復習の為に…とか
山田さんは、神父として玉木さんの行いを止めて救いたいとか
そういうのが描かれていればまだ理解できるけど、まぁそれがないので何してるのこの人たちって感じです。
とにかく単調で、最後まで見応えがない
てか最後の方は悲壮感漂う音楽がひたすら流れててイライラした
山田さんあっけなく死んじゃうし
しかも最後のシーン!
また石橋さん!!!玉木さんは後ろ姿のみ
いや笑いました。これはもう石橋さん主演ということで笑
見始めたので最後まで頑張りましたが、勿体ない時間を過ごしてしまいました、
ダメな邦画の象徴ような作品
冒頭から、つまらない・・。
多分最初の掴みで追跡シーンやアクションとか取り入れてるつもりなんだろうけど
全然見ごたえがないのに長い。拷問だゎww
これは映画ではなくドラマでやったほうが良かったんじゃない?
内容分からん・・ついて行けないゎ。
消化不良です。
見る価値無し。玉木宏のファンだけ観ればいいんじゃないかな(´・ω・`)
美智雄役の玉木宏が良い。 ストーリーも動機もなんだかイマイチ。暗い...
美智雄役の玉木宏が良い。
ストーリーも動機もなんだかイマイチ。暗いし面白みにかける。ラストの描き方が悪くて足りない作品。
ラストが爽やかだった
細菌兵器、島から逃げ出した2人、という設定はおもしろい。
最後に主人公が生きていて、刑事をからかうところはクスッときた。
玉木宏が演じると人間味とか優しさが出てしまうので、凶悪犯には見えないところが残念。
スカッとしない
終わり方でしたね。。玉木宏の不死身っぷりが際立った終わり方のような気がしますが、ストーリ的にそれで良かったのかと。。
展開としては正直よくありがちな話です。復讐に燃える1人の男と、それを近くで見守りながら、引き留めようとする男。ただ、あまりにも玉木宏の役所がクローズアップされすぎて、山田孝之の影が常々薄かった。
もう少し2人が絡むシーンが多ければまた違った面白さがあったかもと思いました。
面白い面白くないの2択でいうと、面白くないです。
アクションシーンは、とりあえずこれはしとかなあかんみたいなマニュア...
アクションシーンは、とりあえずこれはしとかなあかんみたいなマニュアルがあるのかと思った。長い。音楽があってない。
主題歌はよかった
商業的な臭い
主演の2人カッコ良くて眼福
でも澤木のくさ〜い演技と、現実離れした場面(丸の内の駅で人が倒れたら絶対誰か助けるでしょ等)に終始萎えました。
爽やかなエンディング曲もエンディングに合ってなくてん?という感じ
イケメンキャストと流行りのバンドの起用で観客を釣ろうと思ったと思わずには居られない!
ストーリーは好きなので原作読みます。
全48件中、1~20件目を表示