動画配信で映画「長い長い殺人」を見た。
2007年製作/135分/日本
配給:WOWOW、エスピーオー
劇場公開日:2008年5月31日
長塚京三
仲村トオル
谷原章介
平山あや
大森南朋
酒井美紀
窪塚俊介
伊藤裕子
西田尚美
床嶋佳子
吹越満
佐藤藍子
石井正則
2025年の今から18年前の映画。
原作は宮部みゆきなので期待は高まる。
主役の刑事(長塚京三)には三つの心配事がある。
一つは外泊しがちなひとり娘のこと。
一つは重い住宅ローンのこと。
もう一つは自分の健康(心臓)に問題があること。
子役に見覚えがあった。
三丁目の夕日の堤真一の息子だ。
窪塚俊介ってのは自分にとっては初見だが窪塚洋介の弟だろう。
平山あやは作品上でほとんど見たことが無い。
なかなかの美女だと思った。
実は速水もこみちの妻だということは知らなかった。
実生活ではたぶんいい人だろうと思える谷原章介だが、
映画の役では悪い人を多く演じている。
たくさんの出演者と長い上映時間。
しかし心配はいらない。
注意深く見なくても話はよくわかる。
一人の男が車に轢き殺された。
被害者の妻には愛人がいる。
被害者には3億円もの保険金がかけられていた。
誰がどう見ても怪しい。
事件は連日マスコミによって騒がれる。
しかし、彼ら(妻と愛人)にはアリバイがある。
捜査は難航する。
実行犯とされる予備校生と司法浪人の男の登場が唐突だと思った。
原作は読んでいないが、これは脚本の問題だろうか?
犯罪者が自分の犯した犯罪を誇りたいという
動機や考えが自分にはどうしても理解しがたい。
突っ込みどころはいくつかあると思うが、
原作の雰囲気やテイストが好みなので
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。