ザ・ムーン

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ザ・ムーン

解説

1969年7月20日、アポロ11号が月面に着陸。ニール・アームストロング船長によって、月に初めて人類の足跡がしるされた。以降、72年までの間に12人の宇宙飛行士が月に降り立ったが、いまだ地球外の地に立った人間はその12人しかいない。NASA提供による初公開の映像や、アポロ11号のバズ・オルドリン、マイク・コリンズ、奇跡的な生還を果たしたアポロ13号のジム・ラベルら、アポロ計画で月へ向かった10人の宇宙飛行士たちが当時の体験を語るドキュメンタリー。

2007年製作/100分/イギリス
原題または英題:In the Shadow of the Moon
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2009年1月16日

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(C)Dox Productions Limited 2007. All rights reserved

映画レビュー

5.0劇場スクリーンがいい

2023年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

どうしてこう、宇宙に飛び立つ映像は結果を知っているのに胸がわくわくして祈ってしまうのだろうか。

CNNの特集や、NHKのアーカイブとかでもまあ、似たようなの、やるかもしれません。実際似たような、振り返るような番組をたまにやってくれますしね。

でもやはり。宇宙の壮大さ、人間の小ささを感じたいなら是非映画館のスクリーンで観ることを勧める。

個人的にはアメリカは好きじゃない。ヒロイズムに流されたり頼まれてもいないのに、価値観を押し付けてきたりと、はたからみたら迷惑千万なことよくやってる。

でもすごいなと尊敬する面も多いにある。未知の物へのチャレンジ精神と目的を設定したときの、それへ向けての合理的な努力の高さだ。

アポロ当時コンピューターも無く、紙に計算を書いたり、木で模型を作ったりしてそんな調子で月にいくことを全く疑っていなかった。
今でもJAXAに行けば宇宙ステーションの装備など見られる。予想外にちゃちな感じのするものだ。

それでも挑戦を続ける人間のいじましさとすごさに感動する。さらに世界中の人々が、心を一つにして空を見上げている映像に、そのときの思いを持ち続けられたら世界は平和でいられるだろうにと思う。

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こまめぞう

4.0宇宙に人生をかけた人達

2016年4月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

確かに月に降り立った人、宇宙から地球を観た人の言葉は深く、心に突き刺さるものがあります。それだけで100分楽しめました。

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にゃんた

4.0アポロ計画のドキュメンタリー

2011年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

 アポロ計画のドキュメンタリーで、当時の映像とアポロ計画に参加した宇宙飛行士のコメントで構成されています。

 印象的だったのは、映画の最後、アポロの宇宙飛行士たちが、今の世の中の状況に対しての意見。
 「地球という美しく自然豊かな星に生きていられるだけで幸せなんだ」
 「ささいなことで不平不満を言うな」
 「利便性ばかり追求するな」
 科学技術の最先端で活躍した人たちにしては、非常に謙虚である意味保守的。やはり、別の天体を体験すると、ある種の特別な境地に達するのかもしれません。月に行って、地球の価値に気づいたということでしょう。しびれました。

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ringo

5.0混沌に包まれた人類を救うのはフロンティア

2009年2月12日

泣ける

興奮

この作品を映画として、そして、安易なフィクションとして観ると期待をはぐらかせられる。口当たりが良い娯楽作品に慣れた方には退屈このうえないと思う。なぜなら、この作品は厳然たる事実を映し出しただけのものだからだ。人類という種が「生きる」ことに関して考えることが要求される作品である。(アポロから40年も経って、次段階に進めない現状には歯痒さを禁じえないが。)
 洋の東西を問わず、我々は知的好奇心によってドライブされてきた。猿人から原人、原人からヒトへと変化させたもの…我々はこれからも変わっていくのだろう。その意味で、アポロは近時点でのエポックメーキングなプロジェクトであったことが再確認できる。
 このような経済状況の昨今に、この作品に出会えて、非常に嬉しく感じた。

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galient777