「意外と考えさせられる映画」イキガミ サケビオースさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と考えさせられる映画
期待以上に面白かった。松田翔太のクールなキャラが結構ハマッていて、イイ感じだったんじゃないでしょうか?
正直にいって、深い、暗い、重い・・・とてもダウナーな映画。でも、人の死を題材にしているからこそ見えてくる、キラキラした一面があり、そこを描くための映画なんだってことが理解できる。設定が近いところでは、「バトルロワイヤル」や「リアル鬼ごっこ」なんかだろうか。
この手の映画を、好物な人がいる事は理解できるけど、私は、「結局は美談なんでしょ?な〜んかイケスカナイ映画だな〜」ってなる。「恋空」とかみたいなカンジっていうか…展開が予想できてしまう。
【名台詞】
松田翔太の部長の、笹野高史の言葉より。
「誰もが感動的な物語に飢えている。これって、商売にして潤う人間がいる。結構な事ではないですか。」
この映画自体が、まさにそうだな。って思った。上手いな。これって、この映画を見ている私達のことなんだよね?(笑)
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