劇場公開日 2009年2月7日

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生のレビュー・感想・評価

全153件中、21~40件目を表示

3.5良かった

2022年1月2日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

何か切ないですね…
長時間でしたが、あっという間でした。

幸せな人生であったと願いたいです。

それにしても、ブラピ様のばけっぷりには
驚きです。
若者になった時のかっこ良さと言ったら…

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seiyo

4.0昔、映画館で観て

2021年12月5日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

また観たくなったので
再視聴しましたが、昔観た時より
面白かったです。
自分が歳をとったせいかな、、
とにかく主演の2人が良かった。
設定も良い。
流石に無理もあるけど
そこを気にしたら話がつまらないので
目をつむりました。

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T-KAZU

3.5綺麗

2021年11月23日
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な作品
心が洗われます
楽しいことも悲しいことも
人生とは色々な積み重ね
交差する二人の感情がよく描かれています
語り口調で進む構成も良かった
大人な作品でした

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ビタミン

3.0人生なんとかなる

2021年11月15日
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悲しい

幸せ

寝られる

前から気になっていたのと、ブラッドピットが出てるので見る。
結論、色んな人の人生を垣間見れる映画。人生、どうなるかわからないし明確な夢なんてなくても、お先真っ暗だと思っても、なるようになるんだろうなって思った。
ただ、逃げちゃだめだ…あとから後悔するような生き方はだめだ。

子供の頃から関係性が少しずつ変わりながらもずっと続く関係って素敵だと思った。もう恋愛なのか家族愛なのか区別はなくなって、人として愛している感じが素敵だった。
色々あったとしても、接点を持ち続けていたらこんな風になれるのだろうか。

最後の時間が水に流されていく描写が美しくて良かった。すごく芸術的な演出。

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みい

3.0デビットフィンチャー期待したけどそれほどでもない

2021年10月27日
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ブラピ好きだから観たけど…
小説は読んでないけど映画だけでみればそれほどで面白さは感じなかった。
時代背景やアメリカの事情にもそれほど思い入れもないので余計かもしれないけど、フォレストガンプとかの方がエンターテインメント性があったかな。
若かれしブラピはリアルな青年期を知ってるが故に無理やりオジサンを若返らせた感が垣間見れた。映画終盤はそこへの興味が大半となってあまりストーリーに入り込めなかった。

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ひろゆき18

1.0生活が描かれていない。

2021年10月23日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

寝られる

どこで、どんなふうに働いて、生活していたのか。
唐突に、ある年代のある場面だけを見せられる。
養母クイニーに育てられ、青年期になり自立して船乗りになり、従軍して…。時折、故郷に帰り?
と、一か所にとどまらずに居場所・職を転々としているように見える。

だとしたら、さまようのはなぜか。
普通の人とは違う自分。
『ポーの一族』のエドガーが年をとらない自分を周りに悟らせないようにしたように、一か所に落ち着けないのかと、鑑賞直後はその運命に涙した。

けれど、彼には、彼の特性を知っても受け入れてくれる居場所があった。
 そこで暮らせば?なぜ?離れる?

職場とした船長や仲間は感づいていたように私には見える。
なのに、その仲間とも別れて帰郷し、再び故郷を離れて別の働き口を見つけに言ったように見える。
ずっと一緒に働けばいいじゃないと思うのに。”仲間”に思えない?

妻とのやりとりも切ない。
 ●●になる勇気が持てない。一見思いやりに満ちた言動だけれど、妻の気持ちは考えていない。
 存在してくれるだけで心強いことがある。『トトロ』のさつきとメイのお母さんだって入院していて子どもたちの世話はできないし、世話される方だけれど、家族の話を聞くだけでも母・妻としての役目を果たしている。子どもなんて意外に、心の繋がっていない世話よりも、多少行き届かない世話であっても心の繋がりの方が大切ってわかっている。
 妻だって「~してくれない」族もいるけれど、このデイジーは老人の体に子どもの心を見つけた女性。子どもの体に父・夫の心を見つけられる女性だと思うのだけれどな。

マージナルマン。
一つの文化・社会にコミットできない・しない。
「自分は~というものである」という規定ができずに、境界線にたたずんで、どこかに根付くことをあきらめて(回避して)いるように見える。
 私から見れば、ベンジャミンを理解して一緒にやっていこうとしていた人に囲まれていたように思う。だのに、なぜその手を自ら振り払う?
 このあたりの葛藤がぼやけて掘り下げていないので、ただ雰囲気だけの演出(特殊な運命だからと簡単に片づけたよう)に見えてしらけてしまう。

ベンジャミンとデイジーの運命の恋が描きたかったんだったら、余計な描写はいらないから、もっと幼いころからの二人の付き合いを丁寧に描いて欲しかった。
 日々二人の時間を積み重ねていたら別の想いも生まれただろうに。ちゃんと積み重ねられた時間は意外に強いと思う(積み重ねずにいた共同生活は、定年離婚を生みますが)。

今ひとつ話にのめり込めなかった。
こんな特異な設定にしてまで描きたかったことが私には掴めなかった。
特殊メイクとCGを駆使した人物造形が話題になった作品。そのお金のかかった場面を見せることに重きを置いた作品にしか見えない。

ただ、ケイトさんの後ろ姿に妙に感動してしまった。
 20代のバレリーナと、40・50代の後ろ姿が違う。単に肉付きの問題ではなく、背中の丸めかた、後ろ姿の足の形が違う。
 そこだけが、見どころ。

(原作未読)

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とみいじょん

4.0プラピ

2021年10月15日
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の美しさを堪能出来る映画。

こんな映画出演するのも珍しいから、結構好きな作品。

ストーリーも充分に楽しめる映画。

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ken

4.0とてもよかった

2021年9月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

なんか感動的だった。どんどん若返るから人生も逆の進みかた?だったベンジャミン。デイジーと結ばれたのは良かった。回りの登場人物が魅力的だった。雷に撃たれた回数あと一回聞いてない気がするけど私の見落としだろうか。なんとか族の人の川辺での言葉や冒頭の逆回りの時計職人のお話も、水泳の記録を達成した人とのテレビごしの再会も、すべてが人間味にあふれていて輝いていた。印象に残るいい作品、友達にすすめたい作品。

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うめちゃ

4.0どんどん若くなるブラット・ピットに目が釘付け

2021年8月29日
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禿げてシワクチャの赤ん坊期

まだまだ頭頂部に毛がない時代の幼少期

立って普通に歩けるただの老人に見える十代

少し老けてる二十代

どんどん若くなる四十代

まったくティーンエイジャーにしか見えない老年期

見た目は子ども でも中身は認知症の進んで来た老人

赤ん坊に返って愛する人の腕に抱かれて永遠の眠りにつく。

ベンジャミンの人生を実際の歴史も挟み込みながら描く物語。

そう言えば
相手役のケイト・ブランシェットも若い頃はより若く
歳を経た後ろ姿は、脇の肉やお尻の弛みなど、もうまさしく。

なんだけど、実際はどれ?ってわからない。
今はどれが本当なんでしょ?

少し引用

「このストーリーには、寓話的な要素がたくさんあるとはいえ、リスクを冒してでも、できるだけリアルに描きたいと思った」とフィンチャーは説明する。

「僕はこの映画を『昔あるところに……』のような昔話の世界にはしたくなかった。俳優たちに思い込みで演技をさせたくなかった。観客に勝手に想像させたくなかった。美術監督に突拍子もないセットを作らせたくなかった。場所の様子、人々の服装、彼らのメガネや補聴器など、すべてが時代に合っていなければならなかったんだ」

とこのあたりのところを読みなるほどと、
そのハリウッド映画のお金の掛け方をずっしりと感じる。

養母の女優さんは、あのNASAで活躍するドリームの人で
相手役の俳優はグリーンブックの人だなあと思いつつ
それより
幼い頃のシワシワの子供時代の特撮が凄すぎて
どうやって撮ったんだろうかと気になって仕方なかった。

もともとこの、老人で生まれて赤ん坊で死ぬというこのストーリーは有名で、だいたいの大人は知ってるんだと思うが実際に映画を見たのは(どうした訳か)初めてだったので、つい
特撮に目が行ってしまったのはもうどうしようもないのだけれど、ストーリー自体の深みも十分に堪能できる良作だった。

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asica

4.52008年の映画だったのか…

2021年8月13日
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フィンチャーと言えば、猟奇サスペンスのイメージがありましたが、人間ドラマも撮れるということを証明できた作品。

フィンチャーのターニングポイントだったのではないか。

この作品の成功をみて、ソーシャルネットワークやその後の人間ドラマを軸にしていった作品を作ったのかなと思いました。

とても面白かったし、人間ドラマと言ってもちょっと変わった視点がフィンチャーらしかった。ちょっと長かった気もするが、飽きもしなかった2時間47分。

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松本一輝

4.5【”自分が”成長”していく中、優しき人々は死んでいく・・”人間の善性に育まれた男の人生を描いた作品。現在では、大スターになった俳優さんも多数出演しています。】

2021年6月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

ー 劇中、デイジー(ケイト・ブランシェット)と、ベンジャミン(ブラッド・ピット)が交わす、”永遠などない・・””永遠はあるよ・・”と言う言葉が印象的だ。ー

■本作の魅力<Caution! 今更ですが内容に触れています。未見の方は一端、ここまでで・・。>

 ・冒頭、老い瀕死のデイジーに娘のキャロラインが”ある男”の日誌を読みながら、その男の人生が語られる。
 そして、その男と、デイジーとキャロラインの関係性が徐々に明らかになる作品構成の妙。

 ・”生まれた時は老人、そして徐々に”赤子”の戻っていく男の人生”と言う、奇抜な作品設定を無理なく見せる、メイクアップ陣の技術力。
ー 久しぶりに鑑賞したが、ブラッドピットの青年の姿など、どのように撮影したのか・・ー

 ・醜い赤ん坊として生まれ、捨てられていたベンジャミンを躊躇うことなく引き取る黒人女性クイニー(タラジ・P・ヘンソン)の善性。

 ・そして、ベンジャミンは幼きバレーダンサーを目指すデイジー(エル・ファニング)や、船乗りの全身タトゥのマイク船長の話や、明け方まで話し込んだエリザベス・アボット(ティルダ・スィントン)の英仏海峡を泳いで渡ろうとした話を聞き、”世界は広い”と目覚めていく過程。
ー 後半、チラリと年老いたエリザベス・アボットが偉業を成し遂げたシーンがTVに映る。ー

 ・第二次世界大戦後、生き延びたベンジャミン(26歳)が、久しぶりに生家に戻ると、快く迎え入れてくれる、母クイニー。そして、美しく成長したデイジーとの再会。皆、彼に優しい。
 そして、自分を捨てた父は、”ベンジャミン、君は私の息子だ”と、とうとう名乗るボタン作りで成功したバトン氏。
ー 自分の行いを悔いていた、バトン氏は、真実を告白し、全ての財産をベンジャミンに遺し、亡くなる。ー

 ・デイジーと結婚し、娘キャロラインも生まれ、幸せ絶頂の仲、ベンジャミンは家を出る。
ー 自分の行く末を考えての事だが、切ない。だが、彼が残した日誌から多数出てくるキャロライン宛の、父としての愛溢れるハガキは、心に沁みる。ー

 ◆若き、マハーシャラ・アリ(初見時、分からず‥、と言うか彼がスターになったのは後年である。)、エル・ファニング(可愛いなあ)、ティルダ・スィントン、タラジ・P・ヘンソン、そしてケイト・ブランシェットの姿も今見ると、嬉しい作品。
 ブラッド・ピットは、本当に年を取らないのだなあ・・。

<ベンジャミンの人生は、幸せだったのであろうか?私は、辛い人生だったとは思うが、多くの人の善性、愛に触れられた彼の人生は、有意義なモノであったと思う。
 何より、彼の愛娘は、立派に育ったのであるから・・。>

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NOBU

3.0ケイト美しい

2021年4月9日
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年老いた少年期の前半は面白かった。
船長との絡みのシーンが見てて楽しい。

戦争に向かったシーンは、そりゃ無茶だろう。とちょっと唖然とした。

君に2人養わせるわけにはいかないとか言う理由で出て行った割には最後まで看取らされて、良かったのか悪かったのか…

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おこげ

3.0やはりB.Pは美しい

2021年2月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

幸せ

ブラッドピットは、やっぱりセクシーで美しい男性であると改めて思った。
若返るほど惚れ惚れしてしまう。

心と体がリンクしないのは、思ってる以上に辛い人生だと思うが、悲しさや辛さより、愛が溢れた表現が多いので、温かいヒューマンドラマでした。いや、恋愛ドラマというべきか?

「人生は複雑とは限らない。
求めるものを知っていれば」

「もう二度と自分を憐れんだりしない。
完璧なものなどない」

心に留めておきたい名台詞。

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とむそーや

1.0ブラピ10年の不作は本作から。

2021年2月6日
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役者の年齢体躯をCGで調整できるのね、だけ。
終盤は大人サイズ赤ん坊ルック、爺気質、ブラピ面影、に成るはずじゃ?
珍妙なブラピ赤ちゃんプレイに成るはずじゃ?
ザ・フライ にも似るか。
そうはしないところに本作の狡さと凡打の原因がある。
ブラピ10年の不作は本作から。

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きねまっきい

2.0ん〜〜〜

2020年12月14日
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面白くない、とは言わないけれど…
どう想像してみても意味のない設定に
160分もつき合わされてしまった…
中間のブラビがかっこよかった

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mamagamasako

3.0ベンジャミン・バトン

2020年11月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

人生はいろいろ人に会って形成される。
ベンジャミンの人生は数奇だが、人生の転機はありふれた日常の中で起こるという点では普通の人と同じだった。
長い。

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ABCD

5.0公開時に見なかったことを後悔

2020年8月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

だんだんブラピが若くなる、という中身以外の情報が邪魔して公開時に見なかったことを後悔しています。さらにファンタジー系はあまり入り込めないのに、本作は違いました。

老人に生まれたという設定もスッと入ってくるし、彼が成長し外の世界を知るつれて味わう驚きと喜びがブラピの演技が納得させてくれます。ブラピとケイト・ブランシェットの演技力あってのものです。

ついに若くなって老いた元恋人に再会したときの表情、しぐさにただただ涙しました。

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ハマー

4.0また観たい映画

2020年7月29日
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心に来る台詞が多く、何かのタイミングでまたみたい映画です。
きれいなロケーションで、人生で1度訪れてみたい。ラストシーンもよかった。

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あゆさく

4.0人と同じ生き方をする人間なんて、ただの1人もいやしない。

2020年7月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

老人の体で生まれてきて、年を取るたびに若返っていくという特別な運命を背負った男ベンジャミン・バトンの数奇な人生を描く一代記。

監督は『セブン』『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー。

主人公ベンジャミン・バトンを演じるのは『セブン』『ファイト・クラブ』に続き、フィンチャー監督と3度目のタッグを組んだ、後のオスカー俳優ブラッド・ピット。
ヒロインであるダンサーのデイジーを演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の、オスカー女優ケイト・ブランシェット。
ロシアで出会った人妻エリザベス役に、『コンスタンティン』『ナルニア国物語』シリーズの、レジェンド女優ティルダ・スウィントン。
デイジーの少女時代を演じたのは、『バベル』でブラピ&ケイト・ブランシェットと共演しているエル・ファニング。
ベンジャミンの育ての親クイニーの夫ティジー役を、当時は映画出演経験がほとんどなかった、オスカー俳優のマハーシャラ・アリが演じている。

第81回 アカデミー賞において、美術賞/視覚効果賞/メイクアップ賞の三冠を達成‼️

映像作家の鬼才デヴィッド・フィンチャーが手掛けたミステリアスな人間ドラマ。
主人公のベンジャミンの体質は特別で、老いた身体で生まれ落ち、年を重ねるごとに若返っていく。

若返ることはある程度歳をとった人間なら誰でも一度は夢見ることだろうが、本作での若返りは一種の呪いのようなものである。
他の人間との違いに悩み、一度は重なった愛する人との年齢差も、年々大きなものになっていく。

しかし、若返ることがベンジャミンの呪いであるのなら、彼以外の人々に課せられた老化という現象も呪いそのものである。

どんな人間も辿る道筋は違うが、結末は決まっている。
ベンジャミンと我々観客は、生まれ持ったものが違うというだけで同じく呪いを受けている存在なのだ。
ベンジャミンの歩んだ道のりは確かに奇妙だが、我々の歩む道のりも他者から見ればまた奇妙なものなのだ。
他者とは違うものを生まれもち、他者とは違う道のりを一生をかけて歩むことが人生であり、最後は同じ終末を迎えることこそが人間として生まれた我々の呪いであり、同時に祝福なのだろう。

飛ぶことの出来ない七面鳥も、素早く羽を動かし飛ぶハチドリも同じ鳥には違いない。
そんな、当たり前だが見落としがちな真理を観客に思い出させてくれる良い映画だった。

3時間近くの上映時間は確かに長いが、その分ベンジャミンの一生を追体験している気分を味わうことができる。

特殊メイクとCGを駆使して表現された、老人と中年、そして青年のブラピには一見の価値あり。
一体どうやって撮影したのか不思議なほど違和感がないのは、素晴らしい特殊効果とブラピの演技力の賜物。
若返ったケイト・ブランシェットも美しい。歳をとったケイト・ブランシェットも美しいのだが。

『セブン』や『ファイト・クラブ』のような癖はなく、誰が見ても感動できる一作。
フィンチャーの得意とするサスペンス演出があまり見られなかったのは残念かな。

とにかく長いので、じっくりと腰を据えて味わう必要があるものの、確かなものを得ることができるお勧めの一本。

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たなかなかなか

4.5切ない運命

2020年6月24日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

幼少期のおじいちゃん姿より、高齢期の少年の方が辛そうだった。
登場人物みんな基本的に良い人。
若い姿のブラピが目が潤ってて可愛い。
お互いが40~50歳の時が1番幸せな時だった。

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ゆい