ベンジャミン・バトン 数奇な人生のレビュー・感想・評価
全153件中、81~100件目を表示
どんどん若くなる肉体。最初は単に羨ましいと思いました。が、実はそう...
どんどん若くなる肉体。最初は単に羨ましいと思いました。が、実はそうでないことにすぐ気づきます。決して寿命が伸びるわけではない。肉体の成長が普通の人の逆、精神の成長は変わらない。
よくこんなことを考えたもんだ。淡々と進んで行くストーリー、それゆえに深く人生について考えさせられました。見終えた後、なんとも言えぬ余韻に浸ることになる、不思議な作品です。
お気に入りの登場人物、雷にうたれる男(笑)
数奇な人生だなぁ、で終わらせてしまってはもったいない。
近頃、若さは永遠ではないのだな、と思うことが多々ある。
いずれ歳をとって、「今」をよかったなぁと羨むときが来るのかなって。
そう考えるとただただ焦ってた。
けどこの映画にはその問いに対するヒントがたくさんあった。
この焦りはよく耳にする若さゆえの葛藤なのであり、
さまざまな人がさまざまな人生を送ってよいのだということ。
ことばにすることはとても難しいけれど、
人生についてとてもよく考えさせてくれた映画だった。
ただブラピがかっこいい、とか、
数奇な人生だなぁ、で終わらせてしまってはもったいない。
1/2 @飛行機
観てよかった!
なんとも感慨深い気持ちにさせられます。
ベンジャミンは若返る。
ヒロインのケイトは上手に体のラインと皺を操り歳をとる。
ベンジャミンはケイトが振り向くまで待っている。
そりゃつまみ食いはするが、手紙を出して何度も迎えに行く。
こんな男いるだろうか。いや、現代にはいないな笑
それは兎も角、愛する人と一緒になる幸せを描くシーンは生きる醍醐味を鑑賞側に感じさせる。
若返っていこうと歳を取ろうと相手を愛する気持ちは変わらないのだろうと思う。
けれど女性としては相手が若いと気まずいのもわかる。
ケイトが若い時にベンジャミンを踊りながら誘惑するシーンもケイトの若さ故の行動。このシーンは滑稽に映るが羨ましい自信溢れた女性の行動と思えば、若い時は時が経つのが早いと思うと素敵なシーンだ。
ベンジャミンはケイトの腕の中で赤ちゃんとなって死ぬ。
これは可笑しくも感じるが交差する2人の人生そのもの。
この映画は人を愛する、生きているとは素晴らしいのだと教えてくれます。
老人から生まれた人の人生とは? という大喜利だとしたら、 冗長なう...
老人から生まれた人の人生とは?
という大喜利だとしたら、
冗長なうえに回答が少なかったように思う!
いいこと言おうとして言えてないような気がしたなぁ!
よく分からなかったけど
☆2.8
老人で生まれ若返っていく人生という、あらすじは物凄く興味惹かれたけど、実際観てみると何が伝えたかったのかよく分からなかった。
多分見た人見た人で何かを感じ取ってもらう系。
余韻のあるラストが素敵で何回も巻き戻して見た。
分かり易いストーリー
まずアイデアが面白いと思いました。人生を逆から辿っていくとこうなるんだろうなという感じでした。ストーリーは主人公の経験を主に描いています。人の人生とは何か、そういうのが良く分かる映画だと思います。
最後は何かほんわかする終わり方でよかったです!
一生に何度観ても良い映画
デビッドフィンチャーが好きで『セブン』 『ゲーム』 『パニックルーム』 『ゾディアック』そして最近『ゴーン・ガール』を見ましたが『ベンジャミン・バトン』も名作でした。
人生とは何なのか、人との出会い、別れ、時間の大切さを教えてくれたデビッド・フィンチャーはやっぱり凄かった。
この映画は人生の節目節目で何度も観るべき映画だ。
考えさせられる
とにかく素晴らしい、この一言の映画。予告編だけ見ていたら少し重苦しい映画なのかな、と思っていたんですが、いざ実際見てみたら色々と考えさせられる映画だった。人生とは、老いとは、友とは、別れとは何なのかというのがはっきり表現された素晴らしい映画だと思う。
人とのつながりはやはり大事だと思わされた。
一度離れたベンジャミンが、もう一度青年になって現れるシーンを見たとき、ジョーブラックの時のブラッドピットが頭をよぎった。なんだか不思議な気持ちになった。笑
同じ人がCGも使わないで演じているのに、かなり昔の映画の主人公が出てくるのだから変な感じだった。でも悪い意味で変な感じと言ってるのではなくもちろんいい意味で、です。
本当に男前でした。
心洗われ、考えさせられる映画なのでオススメの映画です。
全153件中、81~100件目を表示