「クライマーズ・ハイ」を配信している動画配信サービス(VOD)
「クライマーズ・ハイ」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「クライマーズ・ハイ」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「クライマーズ・ハイ」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| レンタル | サイトにてご確認下さい | 今すぐ見る |
「クライマーズ・ハイ」の配信サービス詳細
おすすめポイント
配信本数業界最大級、見たい作品がきっと見つかる!
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
初月
月額料金
プレミアムコース550円(税込)/プレミアム&見放題コース1,078円(税込)
ダウンロード可否
可能
※セル作品をダウンロードすることが可能
特典
(ポイント付与等)
毎月550ポイント発行/クーポン50枚付与
支払い方法
クレジットカード(VISA/MASTER/JCB/アメリカンエキスプレス/ディスカバー/ダイナースクラブ)、キャリア決済、Googleのアプリ内課金
全作品数
250,000本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説・あらすじ
1985年8月12日、乗客乗員524名を乗せた日本航空123便が、群馬県多野郡上野村の御巣鷹山に墜落。群馬の有力地方新聞・北関東新聞社の記者・悠木は、事件の担当デスクに任命され、混乱する状況や次第に露わになっていく社内の人間関係の軋轢に押しつぶされそうになりながらも、未曾有の大惨事の真実を伝えるために奔走するが……。ベストセラー作家・横山秀夫の原作小説を、「突入せよ!『あさま山荘』事件」の原田眞人監督が映画化。出演は堤真一、堺雅人ら。
レビュー

みかずきさん
悲しい
興奮
知的
投稿日:2023-03-31
日本の安全神話もすっかり霞んで今は昔の感がある。安全神話崩壊の起点となった事故の一つとして1985年の日航機墜落事故が思い起こされる。本作は、この事故の原因究明に挑む地元新聞記者達の苦闘を描いた群像劇である。
他社より早く正確に事故の真実を伝えるために記者達は奔走する。そして、遂に事故原因を暴き出すのだが、完璧な確証が得られず、記事にすることを断念する。事故担当の全権デスクだった主人公・悠木(堤真一)は辞職する。事故発生直後から記者達は満身創痍となり、その心身は極限状態に達するが、彼らは高揚していく。クライマーズハイと言われる症状の様に。
本作では、新聞社、新聞記者達は真実を追求する正義の味方としてだけでは描かない。締め切りに追い立てられながら懸命な取材をする記者達の奮闘を描く一方で、記事よりも広告欄への重視、地元選出の政治家への配慮など、利益を追求する企業としての側面も赤裸々に抉っていく。
また、本作は前述の本筋ストーリーに、辞職後の主人公が亡き友人の子供と登山するストーリーが同時進行していくのだが、両ストーリーが巧く噛み合っているとは言い難い。本筋ストーリーのみでも十分であると感じた。
全篇を通して、臨場感、迫力のある作品であるが、ラストに違和感を覚えた。事故原因に辿り着きながら、記事にしないことを選択するというラストから発信されるメッセージが分からなかった。
そこで本作を丁寧に振り返ってみた結果、主人公が繰り返した「チェック、ダブルチェック」という言葉は新聞記事ばかりではなく事故に対しても投げ掛けられたものだとの解釈に至った。
周到、愚直なチェック(事前点検)をすれば事故は防止できる。本作は、大スクープを断念するラストを通して、事故防止におけるチェックの重要性を我々に強く問い掛けている。
「完璧な確証が得られなければ、行動しない勇気を持て」である。
他社より早く正確に事故の真実を伝えるために記者達は奔走する。そして、遂に事故原因を暴き出すのだが、完璧な確証が得られず、記事にすることを断念する。事故担当の全権デスクだった主人公・悠木(堤真一)は辞職する。事故発生直後から記者達は満身創痍となり、その心身は極限状態に達するが、彼らは高揚していく。クライマーズハイと言われる症状の様に。
本作では、新聞社、新聞記者達は真実を追求する正義の味方としてだけでは描かない。締め切りに追い立てられながら懸命な取材をする記者達の奮闘を描く一方で、記事よりも広告欄への重視、地元選出の政治家への配慮など、利益を追求する企業としての側面も赤裸々に抉っていく。
また、本作は前述の本筋ストーリーに、辞職後の主人公が亡き友人の子供と登山するストーリーが同時進行していくのだが、両ストーリーが巧く噛み合っているとは言い難い。本筋ストーリーのみでも十分であると感じた。
全篇を通して、臨場感、迫力のある作品であるが、ラストに違和感を覚えた。事故原因に辿り着きながら、記事にしないことを選択するというラストから発信されるメッセージが分からなかった。
そこで本作を丁寧に振り返ってみた結果、主人公が繰り返した「チェック、ダブルチェック」という言葉は新聞記事ばかりではなく事故に対しても投げ掛けられたものだとの解釈に至った。
周到、愚直なチェック(事前点検)をすれば事故は防止できる。本作は、大スクープを断念するラストを通して、事故防止におけるチェックの重要性を我々に強く問い掛けている。
「完璧な確証が得られなければ、行動しない勇気を持て」である。
鑑賞日:2012年12月29日 TV地上波で鑑賞
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