「【”高慢な巨大軍事会社CEO且つ天災発明家の慚愧と改心。そして、私がアイアンマンだ!”今作を劇場で観た人はそりゃあシリーズのファンになるよな、と思う大ヒットエンターテインメントシリーズ第一作である。】」アイアンマン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”高慢な巨大軍事会社CEO且つ天災発明家の慚愧と改心。そして、私がアイアンマンだ!”今作を劇場で観た人はそりゃあシリーズのファンになるよな、と思う大ヒットエンターテインメントシリーズ第一作である。】
■巨大軍事企業経営者且つ天才発明家のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、自分が開発したミサイルのプレゼンで行ったアフガニスタンでテロリスト集団”テン・リングス)に拉致される。
彼らから兵器開発を強いられるが、インセン博士(ショーン・トーブ)の協力の元、手作業で密かにパワードスーツを作り上げて脱出する。
彼は、アフガニスタンでテロリスト集団が使っていた武器に”スターク”のロゴがあるのを見て、それまでの考えを変える。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・トニー・スタークが、囚われた洞窟の中で、パワードスーツを作り上げる過程がとても面白い。今作はこういう所をキチンと描いているから面白いのだと思う。
・インセン博士の献身により、”アーク・リアター”を胸部に収め、アメリカに生還するシーンからの、記者会見で”軍事産業から撤退する!”と発言した後に、直ぐにパワードスーツを試行錯誤をしながら改良する過程も、とても面白い。
・トニー・スタークと、秘書のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)との、くっつきそうで、くっつかない見せ方も宜しいね。
・トニーの右腕のオバディア・ステイン(ジェフ・ブリッジス)の、裏切りなども分かってはいるのだが、良いのだなあ。そして、ステインがトニーから奪った”アーク・リアター”により、自信もパワードスーツを身に纏い、トニーと戦うシーンも面白いのである。
<高慢ちきなトニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jrの、人間味ある演技もこのシリーズの魅力であるが、シリーズ第一作からそれはバンバンに発揮されているのである。
そして、エンドロール後に現れた人。今ではMCUでは当たり前だが、今観るとここから始まったのねって感じである。>
■追記:トニー・レオン主演の「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の続編は出ないなあ。MCU、流石商売上手である。