ぼくたちと駐在さんの700日戦争のレビュー・感想・評価
全66件中、21~40件目を表示
微笑ましい、古き良き時代ですね
70年代後半は私が過ごした青春時代ではないですが、でも昭和の時代をそれなりに経験している者としては、懐かしさ溢れる作風に・・・何とも言えないほのぼの感に、物凄く癒された作品でした。
田舎町ののどかな風景も、幼少期に過ごした光景に若干似ていたので、余計にツボに嵌りました。
70年代のリアルさと言う点では若干微妙な気もしましたが、まあ私もよく分かってはいないので、何となくでも70年代気分を味わいながら、まさしく古き良き時代だな~と、そして不便でもアナログ時代に戻りたいな~と、ノスタルジックな気持ちにさせられながら大いに楽しませてもらいました。
しかし高校生グループVS駐在さんのイタズラ合戦は、何か微笑ましくて良かったですね。
ネットを使った今の時代の陰湿なイタズラとは違って、これなら何となく許せそうで。
これは駐在さんがしっかり反応してくれて、やり返してくれるからこそ成り立つ関係でしたよね。
また演じた佐々木蔵之介が絶妙な雰囲気を醸し出すから、ついつい高校生達を応援したくなるんです。
いたずらっ子ではなかった私でも、何とかあの駐在さんをギャフンと言わせたいなと思いましたもんね。
少々子供じみたイタズラの攻防は、ホントただただバカバカしい限りでしたが、でもいつまでも見ていたくなるような、ある種平和の象徴のようなイタズラ合戦で、若干スベリ気味なところもありはしましたけど見ていてとても楽しかったです。
終盤の感動路線は賛否両論かと思いますが、でも何だかんだでのせられて感動しちゃいましたよ。
やっぱり熱い市原隼人、そして石田卓也、正直青臭い感動、友情なんですけど、この作風に彼らがめちゃくちゃマッチしていて、たまらなく良い雰囲気を醸し出しているんですよね。
そこに駐在さんが立ち塞がりつつも、更なる感動を呼んだりで、まあ相当ベタな展開なんですけど、思いっ切り感動してしまいました。
他の仲間達も皆良い味出してましたね、特にイケメンな役の賀来賢人が今よりももっとイケメンで爽やかで予想以上に印象に残りました。
女性陣も皆良かったなぁ、マドンナ的存在に麻生久美子を配しただけで、もう男としては勝負ありみたいなところもありますもんね。
その彼女がまさかの・・・それは高校生達も燃えますね、イタズラに。
出番は少なかったけど、倉科カナも目の保養として最高でした、あんなに胸大きかったんですね、すっかり忘れてました、石野真子の天然お母さんぶりにも癒されたなぁ。
まあ冷静に見ちゃうといろいろと粗も目立つ作品でしたけど、そう言うのを超越した心地良さのある楽しさ溢れる映画でした。
青春コメディの秀作。何度繰り返し見ていることか。何にも考えず笑える...
青春コメディの秀作。何度繰り返し見ていることか。何にも考えず笑える映画です。男ってほんと、熱くてバカなんです。
市原隼人、存在感ありますね。この頃が一番眩しかったかも。最近は段々頭が眩しくなってきたような(笑)
嫌な登場人物が誰一人いません。笑えて、心があったかくなり、元気になれる素敵な作品です。
●壮大なイタズラ。
男子高校生。バカな盛りだ。vs駐在さん。嫁がキレイだ。イタズラ合戦もバカバカしくて小笑い。
ただ、最後はちょっと壮大なイタズラで、これが案外グッとくる。ファンモンの曲の入り方も盛り上がる。シンプルでよい。佐々木蔵之介がいい味出してる。
青春を謳歌!っていまどきではないですよね笑
なんかこれ観ながら、昔はこんな感じもあったのかなーってなりました。
私が都会育ちなので見る側の生まれによっては感覚が違うかと思いますが、片田舎ではこういったことはリアルであるのでしょうか?
まちの駐在さんの名前すら知らなかった私からすれば、なんとも感情移入はできず客観的に見ることしかできませんでした。
でもさいごの花火のシーンはすごく良い人だなと思ったし、こんな駐在さんなら頼りたいですよね。暖かくなったかな。
映画自体は可もなく不可もなく、見せ場といえばかぁちゃんのソフトクリームが印象的だったくらいです。
でも批判してるわけではなくてこういう映画はたまに観てのほほんとなりたいですよ。
80点
映画評価:80点
これは素直に面白い!
登場人物のワルガキ達の個性が立っているし、構成も文句なし、笑いもあって、感動もあって、青春もあって最高でした
通常作品を観るときは、どうしても主人公視点で物事が進むので主人公に肩入れしてしまいがちになりますが、それでもこの駐在さんは憎めない
むしろ好きになる
別に愛想を振り撒いているタイプでもないし、包み込むタイプでもない、ましてや金八先生の様に諭すタイプでもない
では何故好きになるのか?
たぶんワルガキ(高校生)達と全力で向き合いガチでぶつかる姿勢に惚れるのだろう
この作品には悪なんてない、それぞれの正義がぶつかり合っているだけなんだと
本当に良い作品でした
【Gyaoで鑑賞】
面白い。 そしてなんかジーンとする。原作もそうだけど、なんか素晴ら...
面白い。
そしてなんかジーンとする。原作もそうだけど、なんか素晴らしく雰囲気あるいい映画て感じ。バカみたいな思春期ど真ん中の高校生達といい大人の駐在さんとのドタバタな感じとかついつい笑って見ちゃう。
心の気持ちいい人達が出てきて、観終わってからのホッコリもまたいい。
期待を裏切る面白さ
よくある青春コメディだろうと全く期待せずに観たが、たまげた。ストーリーのテンポがよいので中だるみもなく一気に観られる。高校生のいたずらとそれに律儀に応じる駐在のやり合いが微笑ましい。こんな青春、送ってみたかった。
序盤はくだらないと思っていたが。
序盤はくっだらないイタズラを駐在さんにしてばかりで、だから何なんだ?って感じで見るのを止めそうになった。しかし、ところどころ馬鹿馬鹿し過ぎて笑ってしまったため、最終的に最後までみた。中盤で駐在さんの妻の麻生久美子に恋したり、麻生久美子の妹に恋したり、花火を盗む計画をたてたり、楽しい展開になっていき最終的には感動できて楽しい映画だった。序盤が今ひとつ我慢のしどころか。
楽しそう
弟が高校時代にすすめてきた作品。
友達の間で流行っていたらしく、似たようなイタズラを決行してよく先生に叱られていた。学校にピザを注文したり、ノンアルコールのビールを休み時間に飲んだり……
でもそんな青春って憧れるし、後々かなり良い思い出になると思う。もちろんやりすぎない程度に、だけど(笑)
佐々木蔵之介が良い味を出している。
全66件中、21~40件目を表示