ハッピーフライトのレビュー・感想・評価
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空港に関わる人たちのお仕事紹介ドラマ
WOWOWにて前情報なく視聴。
地上波で放映されるなら流し見で観たい。
テーマは「一台の飛行機が飛ぶまで」。
一台の飛行機が飛ぶのには
非常に多くの方が関わっている。
各業務の仕事内容や、緊急時の対応などの
業務内容紹介として良くまとまっている。
ドキュメンタリーと違って、
全ての動作や行動、機器の説明がされないまま
なんとなくこういうことかな、
と観る人が想像する点があり、
単なる説明映画やテレビ番組と異なりおもしろい。
また、部署間の微妙な力関係人間関係が垣間見えて
虚実のほどはともかくドラマが展開されていく。
群像劇というには各業務のドラマがぶつ切りで、
主役というほど誰かにスポットが当たっているわけでもなく
あくまでも「お仕事紹介」の範疇かなと思い、
「映画」という観点で観た際には少々物足りなさを感じた。
以下、印象的なセリフ。
「二度と帰ってくんな〜」
「理想的な着陸ってなんだと思う?」
お気楽コメディー映画だけど、内容はシビア。
【”I HAVE! YOU HAVE! ” 民間飛行機を安全に運行させるために頑張るプロフェッショナル(一部、新人)の奮闘する姿が面白くも感動した作品。】
職人”矢口史靖”監督の映画を製作する”視点”には毎回驚かされる。
今作は取り分け、その想いを強く持ちながらも、実に面白く観賞させていただいた映画である。
公開後10数年経つし、定期的にTV放映されているので、内容には詳しくは触れない。が、面白さは保証付きの作品である。
今作が面白いのは、民間飛行機を飛ばすための、各セクション担当者の奮闘ぶりが複合的、重層的に、きっちりと描かれている所である。
(飛行機映画は多いが、今作の様に各セクションの詳細な(ややマニアックと言っても良い)部分まで描いた映画というのは、余り記憶にない。)
■各セクション
1.パイロット <花形である>ベテラン機長原田(時任三郎)と、機長昇格訓練中のコー・パーロット(副操縦士)ちょっと、ビビりの鈴木(田辺
誠一)の遣り取りが面白くも緊迫感あるシーンも良い。
2.C.A <花形である>劇中では、ベテランチーフパーサー山崎(寺島しのぶ:うーん、ベテランって感じ。)と、自信過剰な田中(吹石一恵)と新人で、かなり脳天気な斉藤悦子(綾瀬はるか)の関係性が観ていて面白い。配役も良い。
特に、山崎の咄嗟の対応には流石と唸る。
3.グラウンド・スタッフ <地味である>
今作を観るまで知らなかったが、カウンター、ゲート、セキュリティ、ラウンジなど多種な業務をこなすプロ集団。 田畑智子さん、平岩紙さんが絶妙に演じている。今作を観てから”空港には一時間前には到着していないといけないなあ”と学んだ。
4.オペレーション・コントロール・センター <非情に重要な仕事>
天候急変の際など、瞬時に的確な判断を求められる。故に”地上のパイロット”という別名あり。
5.エンジニア <地味である>
が、彼らの確実な仕事がなされないと、飛行機は飛ばない。整備場で一つの道具が無くなっただけで、大変なことになる。(映画では、緊迫溢れるベテラン整備士小泉(田中哲司:良い。)と若手整備士中村(森岡龍)の姿がリアルに描かれる。
6.管制官 <非常に重要な、空の交通整理係>
バードストライクにも、瞬時に対応。
英語が堪能でないと務まらない。
という、各セクションの姿とセクション内、セクション同士のチームワークを見事に描いているから、今作は面白くも見応えがあるのである。
<邦画史上初のジャンボジェット実機を駆使した見事な作品。チームプレーあっての安全な”空の旅”だということを実感した作品。>
<2008年11月16日 劇場にて鑑賞。その後、TVにて複数回鑑賞>
かなり面白い!
ナイスランディングゥ
飛行機は嫌いです・・・というより、乗る機会がないのです。パスポートは更新しないまま埋もれています(しかも昔の大きいサイズ!)。それくらい飛行機の経験も知識もないままの鑑賞となりましたが、パイロットやCA(キャビン・アテンダント)のみならず、整備士やディスパッチャーやバードパトロールの仕事ぶりまで描き、かなり勉強になりました。ただ、管制塔の雰囲気はジョン・キューザック主演の『狂っちゃいないぜ』で確認済ですが、NYだと休んでる暇もなかったように記憶してます。
驚いたのは『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』の矢口監督作品とは思えないほど専門的でリアル描写に徹した映画だったこと。もっとおちゃらけた内容だと予想していたのに裏切られた気分です。だけど、映画館の大スクリーンだと臨場感たっぷりだし、観る価値はあり。103分間のフライト・シミュレーションのアトラクションを経験したと思えば損はないハズ。
綾瀬はるかが主演だと思っていたのに、彼女は群像劇の中に埋もれてしまい、むしろ田畑智子のほうが目立っていたような・・・サイボーグとか座頭市を演じた後だから人間味が感じられなかったのが原因かもしれません。フライトの怖さのためか、彼女の小ネタでも笑えずに、笑いは笹野高史が映ったときだけだったかもしれません。
専門知識や細かな絵コンテ、そして良くできた脚本による完成度考えると、矢口監督の才能と映画に賭ける情熱は評価できるのに、なぜか物足りない。さすがに人の命を預かる職業を題材にしているのでシリアスになるのはわかるけど、それならば昔ながらのスチュワーデスに憧れる女の子を描くにしても、もっと現状をちらつかせてもいいのではないでしょうか。キャビンアテンダントや他の航空関係の職種は派遣や契約社員などの非正規雇用が多くなっている現実。鬼教官がビシビシしごいても、CAの中には「どうせ私は派遣だから・・・」と考える人も出てくるはずです。まぁ、ANAが全面協力じゃ無理かもしれないけど・・・
・ウザキャラになりがちな竹中直人をチョイ役にしたのはグッジョブ
・今回も日アカ音楽賞を狙えるか?ミッキー吉野。ギターに土方隆行、ベースがナルチョ、そしてドラムがトミー・スナイダー!なつかすぃ
お仕事ムービー
ハラハラドキドキ面白い!
笑いあり緊張ありほろりあり
じぇんじぇんハッピーじゃありませーん
昔に観たことがありましたが内容を忘れていたのでもう1回。 コメディ...
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