劇場公開日 2008年10月4日

容疑者Xの献身のレビュー・感想・評価

全145件中、61~80件目を表示

3.567点

2021年6月11日
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邦画サスペンスで間違いなく名前が出てくる名作。

2008年当時に劇場で今の自分の感性そのままにこれを観れたらきっとその年の代名詞になっていたと思う。

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サスペンス西島

3.5面白かった!

2020年8月16日
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ガリレオも好きだったけど映画も楽しめた!トリックも全然分かんねぇなぁ...と思ってたら斜め上でビックリした。役者も豪華で良かったです。でもダンカンの演技がちょっと鼻につくかなぁ...。

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aaaaaaaa

4.0ありえない、わからない、おもしろい・・・

2020年7月23日
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鑑賞方法:映画館

 TVシリーズは未見のままでしたが、土曜プレミアム『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』を何気なく見て、「おもしろい!」と思い立って映画館へと直行しました(2008年の話)。原作者東野圭吾もそうですが、主人公である“ガリレオ”こと湯川学の理系頭脳のユニークさに惹かれてしまったためです。そして、バットマンの名をタイトルから外した『ダークナイト』のように、ガリレオの名を外したタイトルに期待も抱いていました。

 反面、不安といえば素人を煙に巻くような難解な兵器なんかが出てくるんじゃないかと予告編のシーンがあるんじゃないかと・・・しかし、それは冒頭だけ。むしろ物理学的なトリック解明なんてのは一切なく、重厚な論理思考で人間ドラマを探るような内容でした。こうなってくるとTVシリーズも見たくなったきましたけど、各タイトルだけから想像すると『怪奇大作戦』みたいだ・・・

 湯川学(福山雅治)が主人公であることは間違いないけど、本作では湯川とは学生時代の友人でもある数学の天才・石神(堤真一)と花岡靖子(松雪泰子)が中心になっています。殺人事件をきっかけに石神の所在を知り旧交を温めるシーンが印象的で、学者肌の二人が酒を飲んでも学問を語るところがいい。四色問題も気になるところですが、「仮説、実証、真実」をとる物理学と頭の中で展開する数学という方法論の違いも興味深い。

 東野圭吾が悲願の直木賞を受賞した小説ですが、「本格ミステリ・ベスト10」で1位を獲得したことに「本格推理小説ではない」といった論争も起こったりしていて、ミステリのジャンル分けにも興味が出てきました。調べてみると、観客・読者には最初から犯人がわかっていることから“倒叙”と呼ばれる手法であり、アリバイ崩しの謎解きを加味したものと言えるのかもしれません。そして、「幾何と思わせて・・・」といった台詞通りのコペルニクス的発想の転換!そんなのガリレオしかわかんない。

 いやはや、泣かされました。終始暗い表情の堤真一に感情移入してしまいました。押入れに見えたコタツのコードから最後の手段は想像できたんですけど、ストーカーに思わせる行為やどこまでが真意なのか掴みづらかった。最初は高校教師なんだから安泰だろ!と羨ましく思ってしまったことを反省してしまいました・・・純粋に数学が好きだったからこそ思いつめてたこともわかり、“献身”という言葉も重くのしかかってくるのです。堤、松雪の演技は最高でした・・・

【2008年10月映画館にて】

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kossy

4.0天才・石神

2020年7月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

圧巻の堤真一でした。

後付けですが、韓国版もお勧めです。

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クリストフ

5.0おうち-258

2020年7月18日
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悲しい

愛さなくていいから、遠くで見守ってて

仕事終わりのマツキヨ、ふと入ると、この映画の主題歌「最愛」がかかっていた。
もうだめ。『タイタニック』と同じで、主題歌の前奏だけで泣けるから。『ターミネーター2』と同じで、タイトルだけで泣けるから。
堤さんは『泣くな赤鬼』といい、最近は「やまとなでしこ」の欧介さんといい、ほんと泣かしてくる。
そんなわけで曲が終わるまで、マツキヨで呆然と立ちつくし(変人)、曲が終わったら何も買わずに直帰(変人)、即アマプラ。

「愛さなくていいから、遠くで見守ってて」
主題歌はまるで、石神の心を描いたよう。
石神を演じる堤真一さんの演技が、ただひたすらに凄まじい。
電話ボックスで、靖子に電話をしたあと。
職場で靖子の弁当を食べるとき。
他の男の車から出てきた靖子を見たとき。
そしてラストシーン。すべての表情が忘れられない。
どうしたらあんな演技ができるんだろう。
福山さんはどうしたらこんな曲を書けるんだろう。
東野さんはどうしたらこんな心をえぐって、ぐちゃぐちゃにするのに、透明な涙が流れる物語を紡げるんだろう。
はぁ。感情揺さぶられ過ぎて疲れるよ。

堤さんにやられた映画なので、堤さん祭りのレビューにしましたが、松雪さんの抑えた演技も素晴らしかったです。
観賞後は、YouTubeで「最愛」を検索→一発目の動画で映画を超える涙量を観測しました(笑)

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かいり

4.0初見。良かった。

2020年6月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

堤、松雪、ストーリー、トリック、とても良かった。

福山は鼻につく。

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昔から映画好き

4.0俳優冥利に尽きる映画ではなかろうか

2020年5月17日
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この映画で私は一発で何ていう名前か知らないけど容疑者 X をやったあの俳優が好きになった感がある。この映画は何と言っても原作が優れていてとても面白いサスペンスになってた。サスペンス映画の脚本を考えるとき原作が複雑すぎるとちょっと映画では客がついていけないものがある。のだがこれはある程度単純なトリックで映画を見ながらでも考えれば解けるというところが面白いと思う。人間ドラマも東野圭吾か作品に非常に多い家族ネタがこの作品では抑えられていてよかった。犯人とヒロイン犯人と探偵の人間関係がとても良く描けていたと思う。
東野圭吾作品にはいいものがいっぱいあるのでうまく プロデュースをすれば日本映画が世界に通じる起爆剤きっかけにもなり得ると思うのだがな。外国の人々は日本をアニメ大国だとか漫画大国だとか言うけども、それは人気だけで面白さを伴うもんじゃない。本当の面白さを伴っているのはミステリーだ。ミステリーは世界でダントツ日本ですよ。日本はミステリー大国なのだ。とくに1980-2010は!・・映画会社はそれを武器に世界に打って出ようとする気が全くないらしいのが残念だ

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KIDOLOHKEN

4.5洗練されたキャストと作品

2020年4月12日
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時代の流行を問わず、洗練された作品とキャストだと感じた。天才が、献身のための頭脳戦を仕掛ける様子、孤独な人間たちのドラマ、貫徹された作品。

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まきりもん

2.0残念

2020年3月1日
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どれだけ原作が良くても邦画はなぜこんなに陳腐になってしまうんだろう。原作の細かな描写が全て詰め込めないのは仕方ないけど、それにしても端折り過ぎて重みが無くなってしまっているのは本当に残念。柴崎コウの軽い演技を端折った方がよかったのでは?と思ってしまう。なにより見た目ではダンカンと堤真一は逆じゃないのか?まぁダンカンに最後のクライマックスは演じ切れないだろうけれど…石神の束縛に悩み、工藤に喜びを感じるという設定が台無し。でも結局これ湯川のエゴじゃないのか?《真実を暴きたくて仕方ない=俺凄い》という方程式のようで。自分が刑事でもない限り他人の事情には触れないほうがいいと思う。まして旧友なら尚更。

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black swan

0.5最低のストーリー

2019年11月5日
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東野圭吾の一番悪いところが如実に出ている物語。
殺人事件の暴露を防ぐため、ホームレスを殺す話。
作家も登場人物もホームレスは殺されても仕方ないし、生きている価値は無いと、はっきりと示している。

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アサシンⅡ

3.5柴咲コウ、、出演作品。東野圭吾の人気ミステリー「探偵ガリレオ」シリ...

2019年9月17日
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鑑賞方法:映画館

柴咲コウ、、出演作品。東野圭吾の人気ミステリー「探偵ガリレオ」シリーズ第3作「容疑者Xの献身」をTVドラマ「ガリレオ」のスタッフ・キャストで映画化。

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てかる

3.5役者ってすごい

2019年8月16日
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何年も前の映画なので、ご存じの方も多いと思いますが、当時石神役に堤真一さんが抜擢されたとき、ファンから酷評の嵐でした。
どう考えたって原作の石神には似ても似つかない風貌だったからです。
物語のキーのひとつに、石神の不格好な容貌は必要不可欠でした。

堤真一さんは嫌いではありませんが、私も当時がっかりしたファンの一人です。
それでも、原作は好きですし、ドラマもすべて視聴しているからと観に行きました。
結果、最初の印象で避けないで良かったと思いました。

この映画の原作は東野圭吾さんの作品のなかでも1、2を争うほどの人気作なのですが、その秀でたストーリーよりも堤真一さんの役作りや演技力に一番感銘を受けてしまったくらいです。
それでも物足りない方もいると思いますが、堤真一さんの役者としてのパワーは十分に感じました。

映画の内容としては、雪山のシーンはいらなかったように思います。

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monmon

2.5タイトルなし

2019年5月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

(原作既読)①原作もも一つだったけど映画もも一つ。福山は堤真一に完全に食われている。②トリックはミステリーの⚪⚪の某作品と同じで新味なし。動機にしても、犯人は自分の思い込みだけで動いていて、守ろう・庇おうとした相手がどう思うか・感じるかに全く無自覚なのが話の説得力を薄めている。そういう映画の欠けている部分を堤真一が一人で埋めようとしている印象。

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モーさん

4.5謎解きが見応えあり。

2019年1月3日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

容疑者Xの犯行動機や心情にはまるで共感できませんでしたが、さすが東野圭吾さんの原作謎解きは見応えがあり実に面白かったです。
人気テレビの連ドラの映画版ですが、天才物理学者VS天才数学者の対決のミステリーとして単品としても十分に楽しめました。

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光陽

5.0残酷な切なさ

2018年9月19日
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深い愛故の結末。
トリックも巧妙で最後まで楽しめただけでなく、本当に感動して涙が止まらなかった。

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たんたん

4.5せつない…

2018年8月23日
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原作を読んで何てせつない愛なんだろう…と衝撃を受けました。
映画も最後の石神が感情をむき出しにするシーンが最高にせつない。
良い作品です。

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フラニー

4.0永久保存版🙆‍♂️

2018年8月18日
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罪の無い浮浪者を殺めるというストーリーは頂けないが、純粋に映画として良く出来てる。主役は、福山雅治では無く、堤真一である。

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@Jankichi@

5.03度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ...

2018年7月28日
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3度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ障ってひとの演技がうまい。

そして天才コミュ障ならではの言動。

彼女と娘を助けるため、何のためらいもなく人を殺し自分のすべてを犠牲にする。見返りは求めない、いや、これだけのことをする理由は充分にあると、当然のように思っている。
普通の人から見たらおかしいけれど、いるんだよね、こういう人。
唯一の誤算は、華岡やすこが普通の人で、その普通の人の心理をわかっていなかったこと。
最後の絶叫は、ほんとに心底「なんで⁉︎」だったと思う。
完璧に終わって、あとは幸せになるだけだったのに、なぜ?っていうのと、彼女が自分なんかを気にかけることが理解できない。

ちょっと前に流行った、「彼女がその名を知らないナンチャラ」なんかより、ずーっと激しくて全てを捧げた愛だと思う。

ガリレオとやらの劇場版だからしかたないけど、これ福山いなくても全然良かったよな・・・まあ説明要員としてはいてもいいけど。柴崎コウはもちろん要らないし。

堤慎一のための映画だよ。

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まるぼに

4.0ガリレオで有る必要はない

2018年5月26日
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テレビドラマ、ガリレオシリーズの一端として見始めたけど、想像していたのとは違い堤真一の映画だった。

素人の私にはこの事件に数学とか物理とか殆ど関係ないんじゃないかとしか思えないが、隣に住む母娘を守りたいという石神を演じる堤真一はとにかく素晴らしい。

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おこげ

3.5愛する人を助けること

2017年11月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

自分が石神の立場であった時同じことができるかと考えたが無理だと思った。身代わりになることも警察の捜査をかいくぐることも。
日付をずらすトリックには驚かされたし、面白くもあった。
湯川と石神の会話を聞いていると凡人と天才の考え方の違いに圧倒するばかりだった。
最近ドラマを見て、その延長線上でみたけど、楽しく見れた。次の作品も楽しみだ。

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ハチ
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