劇場公開日 2008年10月4日

「間違えるな!愛ではなくなってしまい、悪は空しく綻びる」容疑者Xの献身 Spenserさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0間違えるな!愛ではなくなってしまい、悪は空しく綻びる

2013年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

人は時として愚かになり、善人や天才がどうしようもない間違いを犯す。そして、どんなわけがあろうとも、どんなに巧妙に取り繕ったとしても、悪は空しく綻びる。ドラマでは原作(東野圭吾)から少し離れて一人歩きしたガリレオですが、本作には東野(原作)らしさを感じました。何回か観る毎にシナリオの緻密さが判ってきて、評価が上がります。
また、友人である石神(堤)との対決に苦悩するガリレオ湯川(福山)に対して、原作での草薙刑事の信義に代えて、本作では恋心を含んで描かれた内海刑事(柴咲)の言動も見所です。

Spenser