最高の人生の見つけ方(2007)のレビュー・感想・評価
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幸せはお金では買えない。
どんなに強がっても孤独は辛いし平凡な日々は退屈だ。
そんな苦しんでいる時に出会えた親友。
忖度なく何でも言い合える関係で最後の方は嫌われるのを承知でぶつかり合う様に真の友情を感じた。
異なる状況で出会ったらこうはならなかったかも知れないが、同じ境遇だからこそ生きる喜びを噛み締めて真に分かり合えたのだろう。
自分の“バケットリスト”と、“現在地(それを叶えるための今を過ごしているか)”を見つめ直すキッカケをくれた映画です♪
最近、なぜだか無性に観たくなり、VODで探して観ました!
この映画は、私にとって
「やりたい事は全部叶える人生にしたいし、そのための努力なら頑張ろう!」
と思わせてくれたキッカケの1つであり、
定期的に観返したくなる、昔から大好きな映画の1つです。
以下、ネタバレ要素を含みます。
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特に印象的なシーンは、3つあります。
1.【お互いが相手を想って、おせっかいともとれる行動をするシーン】
(カーター:エドワードと疎遠になった娘を合わせようとする/エドワード:旅の途中だが、妻に会わせるためにカーターを自宅へ変えそうとする)
このシーンは、初めてお互いが感情的に相手にぶつかるシーンでもあったように感じます。
「バケットリストを実現する」旅を通して、境遇の全く違う2人の間に友情が芽生えていることが伝わってきて、その後の展開にとても感情移入できました。
また、共通体験をする中で、仲間意識は芽生えていくのだなと改めて感じました。
2.【退院後の2人の日常生活のシーン】
仕事で成功したエドワードは、仕事以外は孤独で、帰宅後の食事は1人。
一方で、家族のためにやりたい事を手放したカーターは、家族全員で食卓を囲み、家族みんなが笑顔であふれている。
人生は「1つの成功を掴むには、一方を手放さないといけない」ようにも感じるシーンですが、私は「どうせ一度きりの人生なら、どっちも掴みたい!」と思いました。
3.【エドワードの秘書が最後のバケットリストを叶えるシーン】
映画冒頭では、秘書はエドワードと、良くも悪くも"単なる仕事上の関係(上司と部下)”という印象でした。
しかし、そんな秘書が、エドワードの死後、エドワードとカーターが描いた最後のバケットリストを叶えるために、エベレストの頂上へ登ったのです。
いくら社長の頼みだったとはいえ、本人はもうこの世にいないのに、エベレスト頂上という危険な場所へ行く(しかも自分自身が)ことを決断した点に、まずびっくりしました。
そして、その決断は、秘書がエドワードたちの想いを受け継いで行った選択だと思うと、とても素敵に感じました。
なぜなら、普段から生前のエドワードが"一流のビジネスパーソン”として在り続け、その姿を秘書がずっと見ていたからこそ、互いをリスペクトし合える信頼関係が2人の間にしっかりと築かれ、その結果として、秘書は、上記の選択に至ったのだと感じたからです。
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私はこの映画を通して、
何歳になってからでも夢(やりたい事)を思い描くのは自由だし、年齢はチャレンジを諦める理由にはならないことを再認識しました!
私は、「一度きりの人生、どうせならチャレンジし、成長し続ける方が面白い」と感じています。
そのためにも、日々自分のいるステージを引き上げて、バケットリストをアップデートしていこうと思います。
そして、仕事面においては、どこを切り取っても胸を張れるような、“一流のビジネスパーソン”で在り続けようと思います。
この映画は、自分の将来がぼんやりしている人、とにかく映画で泣きたい(感動したい)人にぜひ観てほしいです。
バケットリスト
Bucket List
努力や忍耐の先に本当の幸せがある
エドワード(ジャック・ニコルソン)とカーター(モーガン・フリーマン)は、人並みに恋愛をしたり所帯を持ったりしながらも、その人生の多くを仕事に捧げた。そのため自分の時間をあまり持てなかった点で共通していた。酸いも甘いも噛み分けた二人ゆえに、無性に馬が合ったのだろう。だからこそ、二人は共に旅へ出て、やりたいことをやり尽くした。
しかし、カーターは旅の中で本当の幸せとは何かを悟った。それは、家族の絆によって得られるものなのだと。思慮深い彼がそのことについて今まで考えなかったはずは無い。だが、今回の旅を通じて身に沁みて理解することができた。エドワードに絶縁状態の娘と向き合うように勧めたのも、本当の幸せについて考えてもらいたかったからだ。
幸せとは、ただ楽しいとか嬉しいというものじゃない。自分勝手に振る舞って得られるものでもない。努力や忍耐が必要な部分もあったり、嫌なことも含まれていたりする。その先に本当の幸せがある。彼らの旅の最大の収穫は、人生で本当に大切なのは何かを学んだことにあるだろう。
今作も、『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督らしく、観て良かったと思える素敵な映画だった。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンも、味のある良い演技をしていた。
色々考えさせられたし、今の時代も。
BSで録画視聴。
最高の人生の見つけ方は今の時代に観ても
十分通用する作品。
色々、最高の人生を見つけるにはどうしたら
いいのかと考えさせられた。
モーガン・フリーマン、ジャック・ニコルソンの演技はさすが。
ただ、地震、災害、戦争が身近になった今日、この作品のような最高の人生の見つけ方はできるだろうか?
モーガンフリーマンの優しい笑顔
今更ながら。初見。
大富豪だけど家族がいない男性と、
笑顔の絶えない温かい家族がいる男性。
正反対の2人が余命宣告を受け、やりたいことリストを実行すべく世界を旅する話。
モーガンフリーマンの良い人そうな優しい笑顔いいわ。
こんな穏やかな顔で老後を迎えたいと思えるような表情。
40年間家族を育て上げた。最後くらいやりたいことをさせてくれ。
家族が死ぬ覚悟はできているが、死ぬ前に失うのはいやだ。
どちらもハッとさせられたセリフでした。
夢を諦めて家族を守った。最後くらい自分のためだけにやりたいことをしたい。という気持ちも理解できるが家族からしたら辛いよ。
今まで我慢していたことがたくさんあった。だから最後くらい。なんて言われたら送ることしかできない。
病室で家族のために生かすなんて家族の身勝手だったのか。と思った。
死ぬ前に失うと言語化されると、家族からしたら2人がやってることはこういうことだよなと。
モーガンフリーマンが火葬一択なのが意外でした。
アメリカは土葬が主流なのかと思っていたので。
序盤のナレーションも好き。
火垂るの墓しかり、結末を語り、その物語をなぞる系好き。
5月に亡くなるということは、吹雪が過ぎる春まで間に合う?
きっとエベレストに登ることはできないんだな。
と思っていたら。
秘書が危険なエベレストに登るのも愛だよな。
ビジネスパートナーと思わせておいて、人にやらせず自分で登って隣に置いて。
人に愛されてないような描写だったけど、きちんと愛情がある人がいて良かったよ。
撮影は本当に現地に行ったのかな?
90分と長くない尺の中でいろんな景色を見れて楽しかった。
あと二、三カ国行ってもいいだろうに、間延びすることなく、ちょうど良いところで旅が終わったと思う。
現実問題、末期癌で世界を飛び回る体力があるのか疑問ですが、物語なので細かい話は気にしない。
末期癌だからこそ出会えた2人、芽生えた友情。
良い話でした。
25.3.23 ネトフリ
モーガンのナレーションは優雅なバリトン
何と言ってもモーガン・フリーマン。どこを切り取っても同じで、安心して見ていられる。彼の人生は、ほろ苦く、寡黙で、それでいて雄弁。優雅に、心地よく我々を導いてくれる、水先案内人のようだ。
映画の中でも触れているが、死の許容の5段階(抵抗とか、受容みたいなプロセス)を分かりやすく、面白く語ってくれる。その相棒は、なんとあのジャック・ニコルソン!それだけで、この映画の成功は保証されたようなものだ。プロフェッショナルが遺憾なく力を発揮し、ロブ・ライナーがメガホンを執る。古い映画ファンにはたまらない顔合わせだ。
どうして今まで見なかったんだろう?そう自分に問いかける。「別にいつでもいいんじゃない?」そう。いつ見ても面白い。
だから、今見るべき映画を優先していたら、今になった。得られる満足感は大きいが、新しさはない。そんな作品だ。
ひとつだけ、独特の手法がある。それはモーガンが、ナレーションとロールプレイングを同時にこなしていること。ナレーションは、彼の人生を振り返り、語りかけてくる。その人格は同じもので、今もなお生きている人の語り口だ。ところが映画の始まりの時点で、実は主人公がふたりとも死んでしまっているのだ。
そしてリストに残された最後の一行。これを成し遂げることで映画は完結し、閉じていく。この瞬間に、観客である私は初めて彼らの死を悟り、いま急峻な頂を登り詰めている人物がいったい誰なのかという疑問にぶち当たる。
その男がゴーグルを外すとき、男同士の友情の深さと、人間に与えられたちからの有難みに気づくことができる。
このトリックを採用したのはロブなのか?誰なのか。
知るすべはあっても、もうどうでもいい。無粋だ。誰かが施してくれた心地よいベッドに身を委ねるだけで、死について考え続ける人間の業を悟ることができる。とても印象深いラストシーンだった。
名優お二人
エドワードが経営する病院の一室で同室になった
余命いくばくもない二人の男性が意気投合して、
お互いの棺桶リストを達成していく。
その中で自分を見つめ変化していく様子も
映し出されていく。
ヤンチャ小僧が年いった感じの結婚離婚を繰り返す
資産家のエドワードと、
冷静沈着で堅実な家庭生活を送る自動車修理工の
カーターの二人。
カーターはインテリだった。
歴史学の教授になる夢を持ちながら、学生のデキ婚で
やむなく退学し、とにかく稼ぐ為に働いて来た。
カーターが書いていたリストに
エドワードが一緒に参加したい、
金はあるから二人で実行せねばとカーターを誘う。
[棺桶リスト]
スカイダイビングする。実際にしていてビックリ‼️
タトゥーを入れる。カーターは拒否。
レーシングカーでぶっ飛ばす。
(自家用ジェットで移動。再度観たら、
エドワードがドアの向こうから眠るシートのところに
出て来た。
前を服を正しながら歩く女性乗務員のオネエチャン⁉️
オッチャン、やりおったんや⁉️
意味がやっとわかった。)
北極を見る。←私自身、初めて見た。
神の存在について語り合う二人。
宇宙はなぜできたのか?????
エミリー(エドワードの娘)について話す。
触れられたくないエドワード。
愛する娘だからこそ過去の失態が悔やまれ負い目なのか。
冒頭でカーターが末娘のことを嬉しそうに話す姿に
エドワードの表情❗️
カーターのカテーテルが漏れて真っ赤❗️
これはビックリ‼️
一見元気そうな二人だが、現実に引き戻される。
さらにカーターの妻バージニアからの
“返して”という電話。
カーターの語りがいい。
年の離れた末娘が独立していった。
宿題も学芸会もリトルリーグもない、
そして再び二人きりになると、
結婚当時には戻れないでいる。
若い頃確かに惚れた、
妻なんだが‥‥。
アフリカサバンナをジープで走り回る。
🦁🦁🦁🦁🦁の親子連れ。可愛い🩷
ピラミッドに登る。←登れるのか、降りれるのか❓
人生に喜びを見つけたか、
他者に喜びを与えたか、を神様に問われるとか。
土葬か火葬の話、
いづれにしても途中で生き返ったらどうしよう😨
と不安がる。
こんな話題が出るんだ。
万里の長城を歩く。
エベレスト途中まで登る。やはりしんどい。
香港に行く。
女性の誘い?を受けたカーターだが、断り
妻に無性に会いたくなった💓
エドワード、作戦成功❗️
帰途、
カーターが思いやり
エドワードを娘の家に寄らせようと計るが、
エドワード、プンプン😡
ケンカ別れ❗️
帰宅したカーター、久しぶりに
バージニアと💓❤️💓のつもりが‥‥。
知らせを受けてカーターの元に駆けつけるエドワード。
💐”人生を楽しめ”💐 と。
エミリーの家で孫ちゃんに💋して
世界一の美女に💋する。 に、線を引くエドワード。
見ず知らずの人に親切にする に 横線引いて、
カーターについて語る。
彼の最後の日々は、私にとって最高の日々だった、
とエドワード。
エベレストの頂上に遺骨の二人分の缶を置く
トーマス、じゃなくマシュー。
ヒマラヤ山脈は美しい。
名優お二人、貫禄の演技でした。
お二人の言葉の掛け合いがおもしろく、
本当に古くからの友人のよう。
顔の表情でもいろいろと表現されていました。
死ぬ時を知りたいかどうか、あなたは?私は?
死を考える前に…
タイトルなし(ネタバレ)
キャラの対極も全体通しても誰もが描けそうなシナリオではある。でも誰もが一度は考えたことがあるであろう「もし自分が余命宣告されたら」をまた考えてみる。映画の途中で「この先家に帰って家族にのぞき込まれ無理に笑顔作ってそうしたいのか」って。じゃあこの映画の通りやりたいと思ってもできるかどうか。死は必ず訪れる。それまで精いっぱいやりたいことはやりたい。私だったら生きてるうちに(余命なんて言われる前に)リストにこんなことを書いて実践したいなと思いながらまた人生を見つめ直す。そんな映画。
ジジイはしゃぎ映画NO1
最高!
人生で足りなかったものを補完し合う関係
タイトルなし(ネタバレ)
余命宣告されたジャック(富豪)とモーガン(工員)のおじいさんが、残りの人生を楽しむためにバケットリストを作成し、世界中を旅に出る。2回目の視聴。
富豪のお金で行ったことはスカイダイビング、入れ墨、レース、北極上空、フランスのレストラン、サバンナ、ピラミッド、インド、万里の長城をバイクで疾走、香港(モーガンフリーマンに女性との情事はなし)、日本には来ず、妻を思い出してアメリカに帰国、その途中、ジャックを娘に会せようとしたことから二人は仲互いするが、モーガンが瀕死になり再び会うことになる。ジャックは娘に会いに行き、孫にも会うことができる。モーガンは亡くなるが、しばらくしてジャックもなくなる。その骨を秘書がエベレストの頂上に置きに行くところで終了する。
正直、最後にやりたいことがこれかという印象は一回目に見たときにあった。信仰深い、歴史に詳しい人間であればもう少ししたいこともありそうだが、ハリウッド映画ではこれが限界かな。私が最後に何をするか、体力があるなら旅をするのか、家に引きこもって本や映画をみるのかゲームをするのか、インターネットに書き込むのか。いずれにせよ、やり残したことがないようにしたい。
何故か涙が止まらない
同情や悲しみで窒息して死にたいか?俺は嫌だ
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