最高の人生の見つけ方(2007)

劇場公開日:

最高の人生の見つけ方(2007)

解説・あらすじ

2大オスカー俳優ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが初共演を果たした人間ドラマ。実直な自動車整備工のカーター(フリーマン)と豪放な実業家エドワード(ニコルソン)はガンで入院した病室で出会い、ともに余命半年を宣告される。“棺おけに入るまでにやっておきたいこと”を書き出した“バケット(棺おけ)リスト”を作った2人は、リストを実現させるため人生最後の旅に出る……。監督は「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー。

2007年製作/97分/アメリカ
原題または英題:The Bucket List
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2008年5月10日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第32回 日本アカデミー賞(2009年)

ノミネート

外国作品賞  
詳細情報を表示

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18

(C)2007 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.5モーガンのナレーションは優雅なバリトン

2025年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何と言ってもモーガン・フリーマン。どこを切り取っても同じで、安心して見ていられる。彼の人生は、ほろ苦く、寡黙で、それでいて雄弁。優雅に、心地よく我々を導いてくれる、水先案内人のようだ。

映画の中でも触れているが、死の許容の5段階(抵抗とか、受容みたいなプロセス)を分かりやすく、面白く語ってくれる。その相棒は、なんとあのジャック・ニコルソン!それだけで、この映画の成功は保証されたようなものだ。プロフェッショナルが遺憾なく力を発揮し、ロブ・ライナーがメガホンを執る。古い映画ファンにはたまらない顔合わせだ。

どうして今まで見なかったんだろう?そう自分に問いかける。「別にいつでもいいんじゃない?」そう。いつ見ても面白い。

だから、今見るべき映画を優先していたら、今になった。得られる満足感は大きいが、新しさはない。そんな作品だ。

ひとつだけ、独特の手法がある。それはモーガンが、ナレーションとロールプレイングを同時にこなしていること。ナレーションは、彼の人生を振り返り、語りかけてくる。その人格は同じもので、今もなお生きている人の語り口だ。ところが映画の始まりの時点で、実は主人公がふたりとも死んでしまっているのだ。

そしてリストに残された最後の一行。これを成し遂げることで映画は完結し、閉じていく。この瞬間に、観客である私は初めて彼らの死を悟り、いま急峻な頂を登り詰めている人物がいったい誰なのかという疑問にぶち当たる。

その男がゴーグルを外すとき、男同士の友情の深さと、人間に与えられたちからの有難みに気づくことができる。

このトリックを採用したのはロブなのか?誰なのか。

知るすべはあっても、もうどうでもいい。無粋だ。誰かが施してくれた心地よいベッドに身を委ねるだけで、死について考え続ける人間の業を悟ることができる。とても印象深いラストシーンだった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
うそつきかもめ

4.0まずはこっち!

2025年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

日本版は見る気がしなかったのでこちらを鑑賞
カルロスゴーンか?😳いい映画だとは🎬内容で分かっていた!
期待通り👍

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シゲゾ〜

4.0名優お二人

2024年12月22日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
りか

3.0死を考える前に…

2024年12月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

病室で偶々隣になった対照的な二人が、死亡宣告後にとった死ぬまでにやりたいことリストを作成し実行する話
リアリティーに欠けるが、あり得ない話ではない 貧富の差を見せつけられるのだが、幸せの価値観がどこに有るかということにたどり着くけど、場所はアメリカ 貧しいという表現が甘い 本当の貧しさを経験していない人が作り上げた寓話にもみえた アメリカ人がみれば共感できるものだが…

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ろくさん