ワルキューレのレビュー・感想・評価
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ちょっと重いかな・・
ノンフィクションなのでやや重いテーマでした。でもトムクルーズがいつものトムクルーズっぽいセクシーさを封印していい演技しててよかったです。
サスペンスが盛り上がらなかった・・・
要人暗殺物と言えば、やはり「ジャッカルの日」を思い出してしまう。なぜ、この映画がいまひとつ緊迫感に欠けたかというと、暗殺を実行する側からしか描いていないからではないかと思った。ジャッカルは違う。フランスの警察側も描いていて、あと一歩のところで取逃がしたり、そういうエピソードがあったからこそこちらはわくわくドキドキしながら観ることができたのだ。その点でつまらなかった。もちろん、いろいろな評で指摘されている配役が適切でなかった点もある。トム・クルーズにドイツ人は嘘っぽい。もろ、アメリカ人だもの。まだ、イギリス人の方が許せた。でも、ドイツ人よ、怒るなかれ。日本人だって「さゆり」で中国人に演じられたんだから。トムが演じたおかげで話題になって、今まで世界であまり知られていなかったこの事件に脚光が浴びたのだから!
ちゃんとしたドキュメンタリー映画っぽい。
キャストを見たり、有名な歴史人を扱ったものだしっていうのですっごく力はいった映画!!だと思って観に行ったのですが、良くも悪くも裏切られました。
どちらかというと良い方に裏切られた感じです。
とにかくたんたんと進んでいくなぁと思ってました。
だからこそ、怖い。
もっと派手にも感動的にも作れたんだろうけど、あえて静かに見せてもらった気がします。
そういう意味でよい映画だったと思います。
ただ、ちょっと難しいし展開速いし…ついていくのに一苦労で見終わったら疲れちゃいました。
ヒトラーは、悪運が強い!
事前情報が少なかったので、「日本のいちばん長い日」程度の叛乱と思っていたら本格的なクーデターであった。それ以前にも暗殺未遂があったというのだから、トム・クルーズ演じるシュタウフェンベルク大佐よりヒトラーの悪運の強さに恐れ入りました。前半は少しトム・クルーズもドイツ語しゃべって、英語になるという「レッド・オクトーバー」「K-19」方式にするとすんなり気持ちも入れたような気もします。サスペンスタッチの展開で結果はわかっても結構見入ってしまいました。
暗殺計画の結果を知りつつも・・・
ヒトラー暗殺計画が40回以上も繰り返されていた・・・
そんな歴史があったなんて、知りませんでした。
その中で、最も暗殺成功に近づけたのが
この「ワルキューレ作戦」
暗殺計画の結果は・・・・・
歴史上、ヒトラーの末路は有名なので、
これはネタバレではないでしょう^^;
失敗に終わるとは解りつつ
トム・クルーズの緊張感漂う迫真の演技にハラハラ☆ドキドキ☆
生命を賭けて政権を変えようとする同志たち・・・
最後までずっと緊張しっぱなしでした。
また主役を取り囲むキャストが豪華なこと!!!
よく見ればなんと!!!
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のメンバー勢ぞろいじゃっございませんかっっ^^
ギブスにベケット卿、その部下とデヴィ・ジョーンズ・・・
もうもう、そのキャスト陣だけが、
重たい話から私を救ってくれた感じです^^;
3月26日109シネマズ高崎にて観賞
ドイツなのに、なぜか英国人ばかり。
トム・クルーズがあまり好きではないので、なんともいえないが、歴史映画的にはまあまあという感じ。ただ、ドイツなのに、イギリス人俳優ばかり出演している感じなのが、気になった。
もう少し、長くても良かったのでは?
史実に基づいた映画と言うことで、早速観て来ました。
上映時間2時間。このテーマを扱うにしては、少し、短い放映時間だと思いました。あまり、長い上映時間にしても飽きるだけ。せめて、2時間30分ぐらいにだったら、将校たちの心理描写が深く表現することができたと思います。
テンポよく流れる為、観終わると結構「あっさり」していたと感じた。
各将校たちの心理的描写をもう少し表現してほしかった。
これだけのことを「起こす」のだから、
各将校たちの葛藤や迷い、欲などが渦巻くはずである。
その辺が、あっさりしており「物足りない」感じがする。
もっと、ガッツりした作品だと思ったが、
少し、浅い感じがしました。
重いテーマを飽きさせずに見させる力のある良作
個人的に第二次大戦の軍史に興味があるので、初日に見に行きました。
ヒトラー暗殺計画はいくつかありますが、その中でもおそらく最大規模の事件を扱った、重ーいテーマの作品です。それをトム・クルーズがやるというのだから、これは見ないわけにはいかないと。
テーマがテーマだけに、全編通してかなりスリリングな内容。恐いです。軍史マニアとしては、「狼の巣」の雰囲気が詳細に出ていたのがよかったですね。史実に忠実に作ったというだけあって、淡々としながらも、リアリティを感じる展開で、この手の映画としては少しも飽きずに見られた(あまり淡々としちゃうと飽きますからね)という意味で、良作だと思います。
もちろんテーマがテーマですから万人にお勧めというわけではありません。正直ハラハラで疲れる映画だと思います。ヒトラーのナチ党のことをあまり知らない人にとっては、SSとかヒムラーとかゲッペルスなんかもちょっと意味がわからないかもしれませんし、その辺の若干のフォローはあってもよかったのかもしれません。そういう背景の知識がある人であれば、十分にそのスリルを楽しめると思います。
結末は判っているが、やっぱりドキドキ。
第二次大戦時、ヒトラーを暗殺しようとした計画は、少なくとも43回計画されたと言われています。これは、その一つで、最後に企てられた暗殺計画を元にした映画。タイトルの“ワルキューレ”とは、本暗殺計画の名称ではなく、クーデターへの対処計画として元々存在していて、今回の暗殺計画の際に利用しようとした作戦の名称です。クーデター対処計画を、逆にクーデターに利用してしまうというのは、中々、イケていますね。
この暗殺計画は失敗しており、計画の成否に関してのサスペンスはありません。話がかなり脚色されていること想像に難くないですが、それでも、どうやって計画されて行き、実行されたのかと言うことには、人を惹きつけるドキドキ感はあります。
史実に即した映画なので、ストーリーについて述べる事は特にしません。脚色的観点では、ドイツでの話を英語で演じるのに違和感を感じそうだったのですが、映画の最初の字幕がドイツ語で始まりいつの間にか英語に変わっていたり、シュタウフェンベルク大佐を演じるトム・クルーズの最初のセリフも、ドイツ語で始まりいつの間にか英語に変わっている等の演出の効果か、最初に危惧したほどの違和感はありませんでした。
全て実在の人物なので、見た目も、なるべく似た人物を配しています。また、撮影の多くもベルリンで行ったようで、往時の雰囲気を感じる事が出来ます。ベック上級大将のテレンス・スタンプなどは、結構似ていると思います。
予告編で、トム・クルーズが暗闇の中に現れ「これは始まりだ」とトレスコウ少将?に言っていたシーンは、本編では無かった気がするんですが?
失敗は成功のもと
実在したヒトラー暗殺計画「ワルキューレ作戦」を描く。
ベテラン揃いの脇を締める俳優陣が豪華。
存在感のオンパレード。
ヒーロー色を出さずに抑えた演技で奮闘するトム・クルーズは,
見た目の華やかさはあるものの,
部下を引っ張るリーダー性にはやや欠ける。
それは,人物描写が中途半端だからか・・・。
各人物の背景と葛藤の心理描写が薄いし,
詰めの甘い作戦の準備段階がまどろっこしく,
劇中に,あまり集中できなかった。
それなりに見応えはあっても,
奥が深いようで浅い後味で残念。
英語抜きの100%ドイツ作品にしてほしかったなぁ。
やっぱ、トク・クルーズはカッコ良いぃ~!
第二次世界大戦末期にドイツの英雄、
シュタウフェンベルク大佐が謀った
ヒトラー暗殺計画の物語です。
ただ単に暗殺するだけでなく、
暗殺後の入念な政府転覆のクーデターまで作り、
あわや暗殺成功かという所まで事は進んだというのに、
肝心のプラスチック爆弾の威力がショボくって
軽い怪我を負わせた程度に終ってしまいました。
だとしても、
この時代に
ヒトラーをもう一歩まで追い詰めたドイツ人がいたことは、
驚きでした。
多くの人の協力があって、
進んでいった計画の折り折りに判断や決断が下されるなか、
決断を先送りしたり、
判断しようとしない政治家や軍人の大将達の姿をみて、
いつの時代にも、
保身に走る輩の多いことに憤りを覚えながら観ていました。
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