ワルキューレのレビュー・感想・評価
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戦争映画として、リアルかつ高品質、芸術的ですらある‼️
ヒトラー暗殺を題材にした映画は多いが、暗殺後の作戦まで詳細に描いた映画はこれだけ。
監督とトムはリアリティにこだわるので鬼気迫る雰囲気がやばい。
今回は吹き替えで見たので、英語じゃないから、むしろ、よりリアルに感じる。
成功不成功にかかわらず、不可能に挑戦する精神は、コロナ禍での生きる指針になる。
緊迫するシーンの数々は、何度もの鑑賞に堪える高品質。
トムだけでなく名優たちの演技に心の底から痺れること請け合い、だ‼️
悲しい結末すぎ
もう少し救いがないもんかな。みんなバタバタと処刑されてしまってなんとも…トム・クルーズが演じることに違和感があるといった声も聞いたが、私にとっては問題ない。
とはいえ、ヒトラーに抗ったドイツ軍人の矜持を丹念に書いている点は素晴らしい。
いま日本でこれを観る意味
2008年ブライアンシンガー監督作。
米国映画あるあるで、ナチスドイツ内部を描くのに全編英語で米国俳優が主演。(昔からそういうものなので気にしてはいけない)
実際にあったヒトラー暗殺計画を元にしており演出も上手くドキドキはした。だが、ヨーロッパ映画ならもっと深く念入りに描いたと思ってしまう物足りなさは感じたかな。史実として失敗に終わったこともわかっているし…。
隻眼のトムの軍服姿は決まっていたがそこを楽しむ映画ではなく。しかしこのテーマでトムクルーズ主演で作ろうと考え実行した志の高さは買います。
Hitler is not dead. 終始渋い顔
一人で勝手に「トム・クルーズ強化月間」の第九回は「ワルキューレ」です。トムさんには珍しい歴史物の作品。第二次世界対戦のドイツの話なのに全編英語という逆に今時珍しい作品に仕上がっております。ある意味割り切ってるのは流石トムさん。
でも何故この作品をやりたかったんでしょうね?アメリカからしたら他国の歴史なのにドイツの人からみたら大きなお世話ではないでしょうか?そういえば「ラスト・サムライ」とかやってましたし、自国の西部劇にはあまり出ないのに不思議と他人の国の歴史物には出てますね。
話が話なだけに本作のトムさんは終始渋い顔です。下手すりゃ笑顔が一回もなかったかも?歴史上の事実を扱っているので、そんなに派手にする事もできなかったでしょうけど、失敗すると分かっててもヒットラー暗殺のシーンは手に汗握ります。
映画作品としてそこそこ上手くまとめてあるとは思うのですが、やっぱ典型的なアメリカ人から見たドイツのお話なのが評価を落としている原因ではないでしょうか?
知らない歴史
評価が低いが私は楽しめた。
ドイツ国内にも盲信的にヒトラーの志を支持していたわけでない人がいたこと、歴史に残るほどの大きな暗殺計画があったことは安心した。
暗殺計画自体は文字では知っていたが、実に惜しかった…最初の号令時に決行できていたら、成功していたら、犠牲者の数はもっと減らせただろうに。
トーマスの軍服、戦場のピアニスト同様カッコ良かった。役柄としては今作はイマイチだったけど、プールのシーン最高w
実話に基づく作品であることがすべて。派手に脚色しすぎると事実から乖...
実話に基づく作品であることがすべて。派手に脚色しすぎると事実から乖離してしまうため,どこか淡々とした雰囲気が作品全体を包んでいる。よってトム・クルーズの映画らしいスリルと派手なアクションは相当抑え込まれていると言える。ヒトラーを暗殺してまで実現しようとする「ドイツへの忠誠」をもっとドラマティックに描いていれば,より見応えある作品になったのではないか。素材は良いだけにもったいない。
もっと壮大かと思ってた
トムクルーズだとやはり派手そうに思える
でも内容は実話ということもあり、そこまで派手ではなかった
ヒトラー暗殺というフレーズだけあって、期待しすぎてしまった
キャストが多く、みんな同じような服を着ているから途中誰が誰だかわからなくなった
ヒトラーに疑問を持つ者が、その時代にもいたことを題材にしたものを見れて良い機会となった
事実としては良いが、映画としては物足りない
計画の裏にどんな思いがあったのか伝わってこない
総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
現代に生きる視聴者は、計画が失敗だったことは当然知っている。それならば、どのような人物たちがどのような思いで命懸けの計画を立てたのか、ここを深く描くべきだったのではないか。彼は何故軍人としての誓いを破り反乱を企てたのか、国家のためという信念はどこから生まれたのか。冒頭からそのようなものを飛ばして、いきなり暗殺と反乱を起こすことを決め込んでいる主人公の心の掘り下げがない。彼がどのような人物だったのかがこれではわからない。主人公以外にもどのような人物たちがこの計画の周りにいてどのような立場だったのかも把握しづらい。
あるいはこの計画はどのように準備をされたのかを知らせてくれれば面白いのだろうが、全体の計画もいきなり始まっている。計画の全体像がどのようなもので、どのような組織や人物がどのように繋がりどのように計画が進むはずだったのか、分り辛いままに計画が終わってしまった。
緊迫感のある演出は質が高かったが、それに人物たちの思いが乗っかっていない印象。国を裏切ってでも計画に関わった人物たちを掘り下げた作品にするか、あるいはどのような計画をつくってどう失敗するのかを追った作品にするのか。どちらでも良いのだが、どちらにもなっていない。
知っておかなければいけない歴史のひとつ 結果がついてこなくても 悔...
知っておかなければいけない歴史のひとつ
結果がついてこなくても 悔しい気持ちはものすごくあっても
その時 できることを信念にもとづき行った強い人達の話を知ることができてよかった
史実であるため、結末がわかってしまう オチはせつなく重厚な感がある...
史実であるため、結末がわかってしまう
オチはせつなく重厚な感があるが、それまでがたんたんとしていて面白く感じない。
トムクルーズ、って感じの映画
んー…トム様じゃなくても…
この映画の悪い面は
主役にトムクルーズを持ってきたコト。
トムクルーズだとどうしても
ド派手なアクションなんかを
想像してしまう。
しかしナチの頃に失敗に終わって
しまった暗殺計画、実話を
なぞってるのでイマイチしっくり来ない。
だとすると
トムクルーズという派手な俳優を
起用せずともいいと思うけれど。
トム様はステキでしたよ‼︎←重要(笑)
ステキだけど…
まぁでも仲間内からも
暗殺計画されるヒトラーって(笑)
切ないなw
盛り上がりに少し欠ける
消化不良に感じてしまいました。
作戦決行に向けて映画の序盤からウキウキしながら観てたので、期待が大きかった分残念だったなと。
史実ですので仕方ないのかもしれませんが、娯楽としては盛り上がりが欠けます。
トム・クルーズでは派手すぎないか?
『トム・クルーズ』で『ヒトラー暗殺』ということで、ミッションインポッシブルのような作品だろうと思っていた。
しかし意外とシビアな内容に引き込まれてしまった。
ジリジリと、それでいてドキドキさせられる展開はとてもスリリングで、やっていることはかなり強引なことなのだが魅入ってしまう。
ただ、惜しむらくはトム・クルーズという配役は派手過ぎだったように感じられた。もう少し渋い役者の方が合っているのでは。。。。
ワーグナーを知らずして、国家社会主義は語れぬ
映画「ワルキューレ」(ブライアン・シンガー監督)から。
まず始めに、タイトルの「ワルキューレ」の意味が
知りたい、と観始めたら、ある「作戦名」だとわかる。
ヒトラーと、彼を暗殺しようとするシュタウフェンベルク大佐との
駆け引きは面白かった。
ヒトラーは、計画の変更に目を通しながら、
その計画変更の意味を感じながら、彼に語る。
「ワーグナーは知ってるな。
ワルキューレは、神に仕える『戦いの女神』、
生かす者と死ぬべき者を選び、
最も勇敢な者を苦悶の死から救った。
ワーグナーを知らずして、国家社会主義は語れぬ」と。
北欧神話をモチーフとしたとされる「ニーベルングの指環」は
ワーグナーの代表作で、作品中も流れていたけれど、
ヒトラーは自分の暗殺計画を知りながら、
その女神は私を選ぶ、と言いたげな台詞だった気がする。
結局、暗殺計画は失敗し、関係者は処刑された。
原因は「どうすべきか迷った時は、何もするな」という考え方や
最後まで「勝利する側につくため」判断をしなかった人たち、
さらに「これは、軍事行動だ。計画どおりには進まん」と
決めつけていた仲間の意思の弱さであった気がする。
軍服を着た外国人は、みんな同じ顔に見えてしまう。(笑)
P.S.
どうみても、場面設定は昼間なのに、
画面には(PM12:45)、和訳も「午後12時45分」。
もうひとつ(PM12:15)でも同じことが・・。
「午後0時45分」じゃないのかなぁ。
バカの一つ覚え作戦
ヒトラーが最終的にどうなるのかを知っている私としては“ワルキューレ作戦”が実際どのようにして遂行されたのか以外、あまり興味はありませんでした。そして、作戦の全貌が明らかになったとき、私は思わずガクッと来てしまい、劇場の床にパタッと倒れそうになりました。これは“ワルキューレ作戦”という名のバカの一つ覚えとしか言いようがありません。
ある事件により片目を負傷し“ドイツ軍のジャック スパロウ”となってしまったシュタフェンベルグ大佐。ヒトラーの独裁政権に反対だった彼は自分の家族やドイツ国民を守る為に周囲のオッちゃんたちを集め“ワルキューレ作戦”というヒトラー暗殺計画を企て、そこから、彼と周囲の人間たちとの静かなる心理戦が開始されたのです。
注目はトム クルーズの気合の入った演技と作品が持つ独特の雰囲気と音楽の融合です。特に雰囲気と音楽はこの手のサスペンス映画にマッチしていて、さすがに「ユージュアル サスペクツ」を手掛けた監督だけに緊張感が途切れる事はありませんでした。トムクルさんもドイツ語訛りを捨てたものの熱演を発揮し、この作品に対する彼の熱意のようなものを感じました。
しかし、残念な事にいいところはそれ位で弱点が多かったのも事実です。まず、この作品にはトムクルさんの他にトム ウィルキンソン、テレンス スタンプ、ビル ナイといった超ベテラン陣が揃っていたにも関わらず、あまり行かされていなかったように感じました。作戦自体ももっと用意周到なものなのかと思いきや、蓋を開けてみたらあまり、大したことはありませんでした。そもそも、ヒトラーを殺害するにせよ、ダメ亭主を殺害するにせよ、第1の犯行が失敗に終わったら、普通は何か別の作戦を立てるとか反省会を開いてどこが上手く行かなかったのかを見直すとか、そういったことをするはずなんですが、この場合は一度失敗してもまた、同じ計画のまま実行に移ってしまったので、失敗するのは当然です。そういったところから、私はこれを“バカの一つ覚え作戦”と名付けたわけです。
最終結論としてはレンタルするかこれに関連する本を読むとかで十分だと思います。トムクルファン、ブライアン シンガーファン、奥さんと子供が「プリキュア~」を観ている合間の暇つぶし以外、わざわざ劇場で観る必要はないと思います。
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