アメイジング・スパイダーマンのレビュー・感想・評価
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NY市民によって育てられたヒーロー
私が大好きだった映画「スパイダーマン」シリーズ(ただし3を除く)がリブード。ということで期待と不安を胸にIMAXで鑑賞。しかし不安に思う必要はなかったみたいで、とても良くできたヒーロー映画でした。
前シリーズとはスパイダーマンの誕生過程がいろいろ違いますが、今作は一際「あなたの親愛なる隣人」となっています。最初は違う目的でタイツ姿で犯罪者をトっ捕まえていたが、市民から褒められ歓迎されるようになり次第にスパイダーマンとしての生き方を選択していきます。
とにかく今作の主人公ピーターパーカーも非常に人間的でスパイダーマンになっていく姿にとても感動でき、共感できるものになっている点はすごく良かったです。前シリーズとはまた違った形で感情移入出来ます。
あとアクションがものすごく進化していて、スタイリッシュでとにかくかっこいい。新シリーズとしては文句なしの新鮮なアクションだと思います。
ただ今回の敵に関しては多少不満があり、おぞましい敵としてはまったく問題はなかったのですがそれに至ってしまった原因があまり描かれてなかったことにはちょっと残念。前シリーズの敵だったグリーンゴブリンやドグオックと比べるとあまりドラマ性を感じなかった。スパイダーマンのことを描きすぎたのかもったいない気がします。
ともあれヒーロー映画としては文句なしの出来で、続編を見てみたい一作になっていると思います。
あっという間
前シリーズとは全く別物と考えれば素晴らしい出来! 前からのファンも初めて観る人も間違いなく楽しめる内容だと思います。 見せ場の摩天楼を飛んでくシーンも迫力有り!!! 続編も楽しみ♪ (^^)
3Dのレベル低くないです?
皆さんのレビューを見ていると、3Dに対する評価が高い人が多いようなんですが、僕は全く逆の評価でした。なんでだろう?スクリーンが良くなかったのかな?正直2Dでも3Dでも殆ど変わらないと思いました。今まで結構な数の映画を3Dで見て来ていますが、その中でも下位ランクじゃないかなぁ。基本、友達に勧める時は2Dを勧めますね。3D料金が勿体無いです。
映画自体の出来については、個人的には前のスパイダーマンの方が好きですね。なんか小さくまとまってしまっていて、盛り上がり所が無かった。迫力ある映像についても前の作品の方がいいと思ってしまいました。
全てにおいて、スケールを一回り小さくしてしまっている感じですね。
次回作もあるようですが、次はもう見ないかなぁ
面白い!
前のイメージが強いとどうしても比較してしまうようだが、私は前のシリーズは第一作しかみてないし、単に新しい映画だと思えばなかなか良い。やはり恋愛ストーリーになるんだろうと思ったけど、自分の本当の正体を好きな人に明かせない苦しさがよく描かれていたし、最後まであきずに見れた。
ただ、エンディングが始まるかと思いきや、途中で続編を示唆する描写があるのはどうか。エンディングだと思ってみんな席を立ち始めたとたん、この描写がでると、最後まで見なさい、といわんばかり。アメリカのエンディングロールは長いから、席を立ちたがるのは仕方ない。この最後の構成がマイナス。
それはさておき、続編があるようだから、このキャストやスタッフで何部までやるのか、前作を超えられるのかも興味深い。
3D技術がここまでくれば満足
ストーリーは
ピーター パーカーは、4歳のときに両親が失踪し、叔父叔母に預けられて育った。父親は科学者で、同僚のカート コナス博士と異種間遺伝子交配に関する研究をしていたが、何者かから逃れるようにして姿を隠して、そのまま二度とピーターの前には現れなかった。何も知らされないまま、ピーターは高校生となったが、血は争えないもので科学に強い興味を持ち、学生らしからぬ豊富な知識を持っていた。しかし学校では、華奢な体つきから、正義感は強いが、どちらかと言えばいじめられっ子の立場だった。
ある日、ピーターは叔父さんの家の地下を修理する為に下りていって、父親の鞄を発見する。そして、底に隠してあった父親の科学の数式を見つける。叔父さんから 父の同僚だったカート コナス博士がオズコープ社で研究していることを知らされて、ピーターは コナス博士に会いに行って、研修生に混じって実験室に紛れ込み、毒蜘蛛に咬まれる。
父のことで必死になっているピーターは、叔父さんと些細なことで争い、家を飛び出すが 夜半ピーターを探して街に出た叔父は 強盗の逃亡を食い止めようとして撃ち殺されてしまう。
幼くして両親に去られたピーターは その15年後には 親代わりでピーターの心の支えだった叔父さんまで失ってしまった。復讐を誓ったピーターの体に異変が起きる。手から蜘蛛の糸が出て、この糸は 柔らかく弾力があるのに鉄鋼よりも強い。糸を柱に取り付けて、ターザンのように ビルからビルへと移動することが出来る。両手は吸盤のように吸い付いて、ビルをよじ登ることも、天井に張り付くこともできる。
ピーターはこの蜘蛛の糸を 手動で出せるウェブシューターという リストバンドを作って取り付けて、蜘蛛のようなスーツとマスクを作って身に着け、夜になると、叔父さんを殺した犯人を探し、悪人を捕らえるために出動するようになった。警察が取り締まれない、極悪犯人を次々と捕らえて、警察に突き出す。ビルからビルを蜘蛛のように動き回り、悪人を捕らえるスパイダーマンは、いつのまにか市民のヒーローになってしまった。しかし、ニューヨーク市警の ステイシー警部は、スパイダーマンの逮捕状を出す。
ステイシー警部の娘、グエンはピーターのクラスメイトで、オズコープ社の研修生でもある。ピーターとグエンは互いに魅かれあっていた。そして、グエンはピーターが、警察が追っているスパイダーマンだということを知ってしまう。
オズコープ社のスポンサーは、異種間遺伝子交配の研究成果を早く出すようにカート コナス博士を急き立てている。しかし、まだ実験段階で、それを人間に試してみる段階には至っていない。博士は この遺伝子工学の成果によって、アルツハイマー氏病や黄班部変性や、事故で体の一部を失った人を救うことができると信じている。まだ時間が必要だ。しかし、酷にもスポンサーは一方的に 資金打ち切りを宣言する。
思い余った博士は ついに自分の失った片手に、実験段階のトカゲの遺伝子を注射して、自ら人体実験をする。
トカゲと異種間遺伝子交配された博士は、攻撃的な大トカゲとなって、人を襲う。彼は、地下の下水道に自分の実験室を持ち、夜になると人を襲う狂った化け物になってしまった。遂に、ニューヨークの人類全体にトカゲの遺伝子を撒いて、その恩恵を分け与えようとして、タワーから遺伝子ガスを噴射させようと目論む。
スパイダーマンは それを止めようと、、、。
という、お話。
3Dテクニックが、ここまでくれば、満足だ。
観ているものは、スパイダーマンと一緒に、高層ビルの頂上から飛び、急落下して、別のビルに飛び移り、ニューヨークの摩天楼を駆け巡る体験ができる。夜空を蜘蛛の糸で、スウィングすることが出来る。バンジージャンプとジェットコースターとプラネタリウムを同時に 映画の間中 何度何度も体験できる。超高層ビルから飛び降りる時の、恐怖感と爽快さ、ニューヨークの摩天楼を 蜘蛛の糸を頼りに飛び回る愉快さ、風を切る冷たさまで体感できる。摩天楼の美しさが眩しい。
夜空を飛ぶだけのスーパーマンや、ロボテイックなスーツに身を固めたアイアンマンには、これだけの臨場感は望めない。星と一緒に、3Dで空を飛べるとは思っていなかったので、とても嬉しい。 今回のスパイダーマンはとても良い。3Dで観る価値がある。
それと、スパイダーマンの映画の成功の鍵は、ピーターがどこまで人間として魅力的に描かれているかにかかっている。その点でアンドリュー ガーフィルドは成功だ。19歳のピーターの怒り、悔しさ、孤独、哀しみがよく描かれていて、初恋への戸惑いや甘えも、よく表現されていた。
前作の トビー マクガイヤーと キスリン ダントスの冷ややかなカップルにくらべて、100倍くらい新カップルは よくできている。役者として、比べ物にならない。
印象的な場面がいくつかある。
スケボーを持ち歩く孤独な高校生が 自分の体の変化に気がつくところ。港の倉庫で蜘蛛の糸を使いながら スケボーで飛んだり跳ねたり 天井の梁に飛び移ったり いろんなことができることを知って前進で歓びを現すシーン。これが とても可愛い。
そして、最後にトカゲ男との対決で、スパイダーマンは大怪我をしていて ビルからビルに飛び移る余力がなくなっている。そこを自分の子供をスパイダーマンに救われた工事責任者が 巨大クレーンを、いくつも渡して、トカゲ男が 毒を噴射しようとしているタワーまでスパイダーマンが、飛び移る手助けをするシーンだ。市民立ち上がる、、、である。
最後に、亡くなった叔父さんが、ピーターの携帯電話に残したメッセージが泣かせる。
そう、、、親が居なくたって、叔父さんが居なくたって、自分を理解しようとしてくれた警部が居なくたって、大丈夫。 自分の信じる道を前に進むんだよ。
ピーター。
賛否両論あるようですが。。。
基本的なストーリーに特別なものは無いだけに安心して観ることのできる作品でした。
こういう作品は何も考えずに頭空っぽにして爽快感を味わう!!これに尽きますね。
アメコミが好きなあなた!是非ご鑑賞あれ!!
アメイジングな部分は
今までに 3本のスパイダーマンを観ているので 役者が変わってどんな作品になるんだろうと期待。 結果、キャスティングは良かったものの 互いの距離感が掴めない。。ちょっと不自然な 人間関係。
スタートから 伯父さん夫婦に預けられて10年以上一緒に暮らしているのに あまりなついている様子がないピーター(それとも大物俳を優相手に 萎縮したか?) 学校ではわりと干されている感じの気弱で冴えない子なのに クモに咬まれた途端 横柄な感じが腑に落ちない(だから伯父さんにも怒られるのに 逆ギレって…)
グウェンとも あっさりお近づきになれちゃうから "今まで思い続けてきた"の部分が 立ち消え。
コミック映画だから軽いノリで観るにしても 伯父さんや グウェンのお父さんが殺されても見当たらない喪失感。。父を亡くしたばかりなのに、なぜ笑顔のグウェン?(生死より恋愛って、軽いね~)
ツッコミどころは多くても、特殊な能力が身につくと 自分に自信がもてるという部分はしっかり描かれていたと思いますね。 後半は「頼んだぞ、任せたぞ」ってピーターを応援してました。 ただ、トビー(・マグワイア)は超えていません。
キャラクターに翻弄されっぱなしの アンドリュー・ガーフィールド(ピーター)。 ちょっと高校生に見えない落ち着き度の エマ・ストーン(グウェン)。 お母さんからおばさんへ、フォレスト・ガンプのママ、サリー・フィールド(メイおばさん)。 口元が入れ歯っぽい、昔のブロマイドも出たから満足したかも マーチン・シーン(ベンおじさん)など。
ウェブ監督という名前だけあってくもの巣の張り方が絶妙な演出でした。 タイトルのアメイジングな部分は、、高校生の工作なのに高性能な糸出す小道具と 手作りコスチューム、でしょうかね。
続編 出ますねぇ、何歳の設定にするんでしょうか。。。 アンドリューとエマが私生活でうまくいけば 大学生役か。。。 期待せず待ってます。
第一作にしてはgood!
私は昔のより、こっちの新しい方が好きです(^-^)
話の内容は単純ですが、とても興奮しました!
とにかくアンドリュー・ガーフィールドがかっこいい(笑)
ここがポイントですね★ミ
全然2Dでも楽しめますよ♪
観所は変われど。
リメイク、じゃなくてリブート、っていうんだ?今作は^^;
どちらでもいいんだけど(爆)なんでまた作り直し…?と
思うほど、前三部作は面白かった。
なんならS・ライミに生涯作り続けて欲しかったくらい(爆)
…な~んて思ったら、サッサと彼は三部作で終わらせた。
こういう潔さも大正解。(正確には降板したんだけど)
だからより一層の「なんで?」感が満載だった本作。
確かに主人公が少し(だいぶ?)カッコ良くはなったけど^^;
ところが観てみると、けっこう面白い!
さすがに第一作を観た時の躍動感には及ばないものの、
少し深みを増した人格形成、科学的根拠など見所がある。
明るく楽しいヒーロー物語!とはある意味一線を画した
内容であるのと同時に、世情を踏まえた身軽さや冷静さも
加味してあるように思われる。
まぁ…これはもう、好き好きとしか言いようがないので^^;
(どう味付けしていたって、スパイダーマンはスパイダーマン)
前作をキャスト一新でちょっと変えてみたんですが、いかが?
…という、大胆で繊細なこだわりが却って面白かった。
友人が言っていたが、
アンタも好きねぇ~♪スパイダーマン。という感じなのだ。
好きなものは、何度観ても(どう変わっても)好きということか。
A・ガーフィールド、顔からして妙に繊細で神経質な印象が。
今まで観てきた役も、利用されたり捨てられてみたりと(T_T)
あ~なんだかピーターにピッタリな感じなのだ。
トビーのピーターって、イケてないいじめられっ子なんだけど、
どちらかというと彼特有の(あっけらかん的)明るさが支配してか
今回のような暗い辛い傷だらけの印象がそれほど強くない…。
陰と陽の使い分け、とはいわないが観比べるのも面白いかも。
あと…どうなんですかねぇ^^;
一番の期待は、ヒロインなんじゃないですか!?だってあの当時、
散々叩かれてましたもん!ねぇ…K・ダンスト。凄かったですよ^^;
でもトビーと似合ってたと思うんですよね、ある意味(似た者同士)
今回はグウェンですか…E・ストーン。
こちらの二人も何気に似合ってると思うんですねぇ…私的には。
しっかりものの肝っ玉彼女と、ひょろいお兄ちゃん。って感じが。
もともとこのグウェンって、原作にも登場しているんですねー。
スタン・リーは、こっちをピーターの妻にする予定だったんだとか。
ベンおじさん(M・シーン)も、メイおばさん(S・フィールド)も、
皆巧いですね。今回の敵はコナーズ博士・リザード(R・エヴァンス)
だけど、この人も完全な悪役ではないところがいい。
悪役にドラマをもたせるのって、こういった人情系の対決モノには
不可欠な要素で、それがどの位作用するかで観客の感情が変わる。
今回のリザードは、化けてからがまったくつまらなかったけど^^;
ピーターと同じ負の要素が強いところが妙に哀しくて、やはりいい。
原作では協力関係にあるらしいけど。
既視感アリアリながら、楽しめたということは
どう違ったアプローチを仕掛けても、面白いものは面白いってことか。
相変らずクモは大の苦手なんだけど^^;
もちろん続編も観に行くぞー!という気だけは満々な私。
(グウェンのパパも良かった(T_T)しかしすぐ正体明かすのね、今回)
リアルなスパイダーマン
新しい「スパイダーマン」シリーズがスタートしましたね。
今作は前シリーズのスパイダーマンよりも”ヒーロー感”を抑えた作品でした。
ピーターがスパイダーマンになるまではとてもリアルですし、意外にもスパイダーマンでない状態で戦うシーンもありました。
スパイダーマンが使うクモの糸はコミックと同じ特殊な装置を使うことで使用できます。
そしてヒロインはMJからグウェンになりました。
このグウェン(エマ・ストーン)がめちゃくちゃかわいいんです。
グウェンとの恋模様がとてもよかったです。
高校青春映画って感じでした。
バリバリのアクションとして見に行くとあまり物足りないかもですね。
2回観たいと思わない
スパイダーマンだけあって見ごたえあります しかし辛口で言えば
ヒロインの声が妙に低いのが耳に残り、サブキャラもやたら殺されていく
悲しみという重き思いを背負ったヒーローを作りすぎた感がありすぎ
俺的にはサムライミ監督のほうが好きだったかな
まぁ今回のスパイダーマンは、お使いで頼まれたタマゴを買うまでのスペクタル映画と
言うことだなw
サム・ライミ版よりかはイタくない!?
サム・ライミ版よりは、観ててイタくならないのが良いです。
ライミ版って、コメディじゃナイのにコミカルをかなり繰り出すでしょ?
正直笑えないし、若干引いてしまうんですよね?
アメイジングの方のスパイディってば、キチンと青春してて爽やか!
ガーフィールド君が濃い目でクドいかも…なんて当初思ったけど、あたくしの
見当違いでした。彼ってば、とってもチャーミンGooooooooood!!!!!!!!!
満足度高め、これはい~よ~って思ったら、ラストに爆弾投下!!!!!wwwww
グウェンのお父さんとの“男の約束”を軽~く反故!
うそ~ん スーパーヒーローなのに、死に際の堅い約束を、ほ、反故ぉ~~!!!!!!!
マーク・ウェブ監督ってば、ビッグ・バジェットを前にして気が狂ったに違いないわ!
シリーズ1作目にしてすばらしい出来
マークウェブ監督によるスパイダーマンのリブートシリーズの第1作目ですが素晴らしい出来でした。
鑑賞前は、監督が「(500)日のサマー」のマークウェブ監督、
ピーターパーカー役には普通のイケメンとしか思えないアンドリューガーフィールド、グウェン役にはコメディの天才、エマストーンということもあり
不安要素が大きかったです。
しかし、実際はストーリーの骨組みもサムライミ版よりしっかりしていて、俳優たちの感情表現も素晴らしく、全体的にシリアスな雰囲気を保ちつつも
コメディや恋愛映画の要素がとてもイイ配分で混ざっていました。
また、3Dも有効活用ができていました。
次作に期待大ですね。
上品なれど新しさがない
「誰も待ち望んでいない、期待の大作が登場!」
「アメイジング・スパイダーマン」に対する率直な意見。
これは「バットマン・ビギンズ」「インクレディブル・ハルク」でも感じた事。
しかし「バットマン・ビギンズ」が過去のバットマンの世界観を一掃させて、新たな興奮を覚えた時は感動した。
「アメイジング・スパイダーマン」にも同様な期待を持った。
確かに単独で観ればいい出来だった。ドラマとアクションのバランスが上手い。
しかし残念な事に、観ている間はサム・ライミ版とずっと比較してしまった。
あまりにも展開が同じで、新しい世界観がそこには無かった。
脚本自体は「アメイジング・スパイダーマン」の方がよく出来ている。ただそれは前シリーズを補足しているだけ。
ヒーロー、ヒロイン、敵も役者の魅力は前の方が上だ。アクション演出は五分。
しかし最も大きな差を感じたのが、監督のスパイダーマン愛。
サム・ライミはオタク的に本当にスパイダーマンが大好きなのがよく感じられて、それはそれはとても居心地のいいものを感じた。
「アメイジング・スパイダーマン」は丹念な人間ドラマ、3Dでアップしたアクション(鑑賞は2D)、ハメを外さない演出と、とてもよく出来ている。
しかしそこには新しい世界観を見出すことが出来なかった。
IMAX3Dにて3割り増し。
前シリーズと比較されて当然なリプ−ト作。
製作費高騰によりスタッフ一新、7500万ドルて撮影するという
噂があったが結果として2億ドル以上かかっているみたいですね。
そうなるとリプ−トする意味があったのかは個人的には微妙です。
3D効果は非常に高いですが、前シリーズのイメージ範疇。
鑑賞環境が良いせいもあり前シリーズの第一作目に比べると良い出来なのではないでしょうか。
コブリンとの着ぐるみコントの様な戦いを見て時はニヤニヤしたものです。
世界観を決定付けたのはスパイダ−マン2だったと思います。
そうなると新シリーズ続編が本当の勝負でしょう。
ピータ−は貧乏臭くなるのか?
スパイダ−マン2を越えられるのか?
微妙にチャラく性格の悪いピータ−は大人になるのか?
原作未読の僕は続編期待します。
まだ未見の方は是非IMAX3Dでの鑑賞をお勧めします。
予定調和
皆さん、こんにちは(いま7月9日9:45頃です)
アメリカン・コミックって、ひとつの世界を持っているよね。
バットマンにしても、スーパーマンにしても、このスパイダーマンにしても。
もちろん、超人的で強い、負けない、女の子にはやさしい。
その強さの裏で、普通の人間にはなれないもどかしさのある。
そのなかでも、人間的な悩みを強く持ってるのがスパイダーマンだと思う。
この「アメイジング」は主役陣が大きく変わって、その人間くささはどう変わったのだろう。そこが大きなポイントでもあった。それが見どころのひとつであるとの前評判でもあったから。
まず、そこに行く前、映像としてのスパイダーマンの描き方はよく出来ていると思った。どうせ見るなら、3Dで見たのだが、はっきり言って映画的アメイジングに満ちていると思った。
だが、ストーリー、その中に深みがあったか?
彼の悩みはどこまで描かれていたか?
といったら、浅いとしか言いようもないものだった。
両親との別れ、おじさん夫婦との関係、彼女との恋愛、
彼女の父親との約束、悪役の恐竜になる教授の必然性
などなど・・・。
どれも中途半端だ。もっと悩みを掘り下げるなら、どこかに焦点を絞らないと。
僕は映像のおもしろさよりも、そこに至るストーリー性
神は細部に宿る的な物語性に重きを置きすぎるきらいはある。
それなら、こういう映画は見るなよ、と言われるかもしれない。
でも、バットマンの前作「ダークナイト」みたいにアメリカン・コミックから抜け出してひとつの世界観を作り出した作品もあるのだから。
それから、主演の彼彼女は、前作のほうが(トビー・マクガイヤー&キリステン・ダンスト)断然、スキですね。
アメイジング・スパイダーマン
アメイジングを見る前に、「大丈夫?」と思った、前三部作で主役の印象などは結構強かったし、心配だった。。
見たら、「やばいよ!!これ}
すごい!監督はすごい!!
そこまで自信があったからこそこの映画ができたかなぁと思う。
映像の斬新な撮り方、繋ぎ方、一層ヒーローを高めた映画だ。
前三部作はちょっと恥ずかしいを感じる映画ではないかなぁと思う、、トビー・マグワイアの行方は心配だ、、仕方がないけど、実力だからなぁ、、
「ダーク・シャドウ」や「MIB3」にイマイチ消化不良だった人もようやく大満足!これぞハリウッド・エンターテイメント、そしてハリウッド大作の夏がやって来た!
すでに多くの方もレビューで言っているが、「スパイダーマン」をスタッフ・キャストを一新して再スタートさせると聞いた時、誰もが“ハァ!?”と思ったハズ。
サム・ライミ版はアメコミ映画史上に残る快作で、サム・ライミ以外にスパイダーマンは撮れない!とまで思ったほど。
しかも、新しい監督マーク・ウェブは大作経験が無く、抜擢されたアンドリュー・ガーフィールドもアンタ誰?と思った。
でも、マーク・ウェブの「(500)日のサマー」は魅力溢れる秀作で、アンドリュー・ガーフィールドも「ソーシャル・ネットワーク」で繊細な演技を披露し、ちょっとずつ期待し始めた。
そして完成した新スパイダーマンは、レベルの高いリブートを成功させたアメイジングな快作だった。
物語の要素はサム・ライミ版とは変わらないが、アプローチは変わった。
サム・ライミ版はコミック感覚溢れる作風だったのに対し、さすが「(500)日のサマー」を撮った監督だけあって、より繊細な感情溢れる青春&成長ドラマとなっていた。
また、サム・ライミ版ではあまり語られなかったピーターの両親の存在に重みを置いた事によって、より等身大の青年として描かれ、エンディングのオマケ映像と共に次回作にさらに期待が膨らむ。
スパイダーマンが市民の協力でクレーンを使ってスウィングするシーンは、“市民のヒーロー”としてのスパイダーマンの姿が色濃く出ていて、何だか一体感を感じた。
悪役リザードはゴジラのような暴れっぷりで、個人的にニヤリ。
(でも、コナーズがリザードになって、急に人類に脅威を向ける心境の変化には“?”。オズコープ社が憎かったのでは?)
サム・ライミ版とどっちがイイ?という問題ではないが、これだけははっきり言える。
ヒロインはマーク・ウェブ版の方が圧倒的にイイ!
エマ・ストーン、キュートで最高!
何だかんだで楽しんだ。
新しいスパイダーマンも大歓迎!
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