マン・オブ・スティールのレビュー・感想・評価
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大人なスーパーマン
DCユニバース第1作目だが、まぁ良いスタートを切ったのではないかと思う。
重厚なストーリーだが、これはマーベルのMCUへ対抗するためなのだろうか。 「大人なスーパーマン」というタイトルのレビューにしたが、はっきり言って暗すぎる。大人向けなのかもしれないが、スーパーマンは大人から子どもまで楽しめるということがスタンスになっているのではないのか。マーベルはエンターテイメント、DCはシリアス、という路線になっているように感じる。
スーパーマンことカル=エルの故郷、クリプトン星の両親や、地球での育ての両親の出来事など、これだけ詰め込んでいれば本編も長くなるに決まっている。劇場ではトイレを我慢するのにどれだけの労力を使ったことか。前半で丁寧に戦いに身を投じるまでの成長を描き、後半は想像以上の戦闘の数々。正義の味方は間違いないが、ビルを崩し街を壊滅させ…なんてやられたら正直迷惑でしかない。また、本作はザック・スナイダー監督だが、彼の監督作品はCGが大して凄くないと思うのだが、これは私だけだろうか。この様に不満な箇所もあったが本作のスケールと世界観に圧倒され、興奮しっぱなしだったのは間違いない。ビジュアルも渋くてよく映えている。こんな重いノリならばスーパーマンではない気がしたが、この世界観はアリだと思っている。
スーパーマンのエピソード0
前半のコレじゃない感
”素材の配置と順序”をしっかりスナイダーは学んでほしい…
折角随所に取り揃った各パートは面白いのに、いかんせんスナイダーは扱い方が不慣れすぎ。そもそもライバル・マーベル映画やエイブラムスの『スター・トレック』、勿論『ダークナイト』シリーズ、そこらに影響されすぎてる。
序盤のクリプトン星パート、まずあそこをクラークとジョーの会話中に挿入すべき。既に客はクーデターから脱出、惑星崩壊まで一通り知っているのに、何故あそこで(ある種の)おさらい?言っちゃなんだが、時間の無駄。やっぱり漁船で仕事しているクラークから始めるべき(スーパーマンを知らない客は、そこでまず”新人の彼”から知り始めるし、救出で”超人”だとすぐに知れるし)。
それに宇宙規模の場面の次が、地元で大バトル。申し訳ない。居心地的と精神的に最悪だった。だだっ広い世界から急に狭い空間に放り込まれる心理ってのは、思った以上に閉塞感が…。ベイ監督が見せてくれる破壊のカタルシスもねえし、ただ単にはた迷惑なデストロイヤー以下なんだよな…。
その破壊のカタルシスを一番発揮できるはずの都市群の場面も酷い。カメラがイチイチ鼻につくし、観にくい。それと落ち着きなさすぎ。スーパーマンとゾッドのバトルも一本調子でつまらない。空浮く場面の乱雑ばっかで、楽しくねえし面白くない。『ウォッチメン』は全体的にあんだけキレキレだったのに…。
キャストはまあ悪くないが、どうせだったらコスナー氏に是非とも撮ってほしかった。何故って彼は『ダンス・ウィズ・ウルブズ』を撮った凄い監督だし、スーパーマンはダンバーに通ずる無垢の象徴なんだから(「狼と踊る男」がスーパーマンの地球の父で、スーパーマンを愛した女性(『ハリウッドランド』ですね)が地球の母って地味に意味深)。
追記:意外と3Dは見易かった!問題なく!
DCはマーベルに比べ規模がデカい
人とは違う能力を持っているのに、大切な人を助けられなかったクラーク...
思い入れの問題
マーベル作品と比べDC系はやはり暗い。 バットマンvsが楽しみでは...
普通
スーパーマン!!
伝説の幕開け?
滅びゆく惑星クリプトン。
その惑星から1人離脱した赤ん坊カルエル。
たどり着いた地球にて心やさしきケント夫妻に拾われ健やかに育つも、ある時期から自身の特異な体質に気付き始める。
そんな彼が自分の運命を悟った時、世界で最も有名なヒーローが誕生する。
70年代後半から幾度に渡って実写化されてきたスーパーマンシリーズの再リブートにして、DCコミック原作のヒーローたちが一堂に会するDCエクステンデッドユニバースシリーズの記念すべき第1作目。
前作のブランドンラウスは残念ながらシリーズ化ならず降板。
再リブートも兼ねた新シリーズのスタートでタイトルも雰囲気もまったく異なった新たなスーパーマンが誕生。
今までの5作はコテコテのヒーローものでスーパーマン最高yeahhhhhh感満載のコメディ色の強いシリーズだったが、今作でその作風は大きく変化。
カル=エルがなぜスーパーマンに、そしてクラークケントになったのかを歴代のシリーズとは全く違った視点から描いている。
しかしその手法にどこか既視感。そして気付いた。
完全にバットマンビギンズ笑。ここら辺から伺えるノーラン節、製作総指揮の立場イマイチわからないけどこんなに作品に出るもんなんだね。
意外なことにこんなにシリアス展開なのに歴代シリーズの中であまり取り入れられてなかったアクションがすごい。そりゃもうものすごい笑。
正直言えばこんなスーパーマンがずっと見たかった!
クリストファーリーヴもブランドンラウスもそれぞれ良かったが、時代が古すぎた(それはそれでいい味出してたりするが)
スーパーマンのスーパーパワーを表現する映像技術が今までなかった。いや厳密に言えばリターンズの時点であったみたいだが少なくともド派手なアクションとして表現されたことはなかった。
それが今作でこれでもかというくらいに映像化されている。
飛行シーンの迫力、戦闘シーンのスピード感、メチャメチャに破壊されるメトロポリス。どれも見応え充分!目からビームはちょっとネタっぽいけど笑。
スーパーマンがデカイクリプトン人に蹴られて吹っ飛んだその先で女戦士にラリアットされるシーンが好き。この間約1秒笑。早すぎ笑。
冒頭のクリプトンが未来的すぎてこれホントにスーパーマン?笑ってなったり、ロイスとの出会いやスーパーマンとして世間に受け入れられてなかったりといろいろな解釈変更があって、歴代シリーズとは相当違った印象。
昔、ウルトラマンが街中で戦っているのを見ながらあそこに住んでる人たちは大丈夫なんだろうかと子どもながらに考えていたことがより現実的な問題になって映像になった感じ。メトロポリス破壊しすぎだもん笑。そりゃ監視されるわ笑。
こう言った部分がBvsSに繋がったいくんだろうなと感じた。
今までの正統派スーパーマンとは違った新たな一面を覗かせる作品。これはこれで好きだなぁ何より主演のヘンリーガビル超カッコいい生みの親ラッセルクロウに育ての親ケビンコスナーってのもすごいいい!強い!(?)
2016年03月25日(金)1回目
2017年11月19日(日)2回目
スーパーマンシリーズ始めてちゃんと見たけど、スーパーマンの出生の秘...
(*´ω`*)
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