マン・オブ・スティールのレビュー・感想・評価
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スーパーマンじゃないよ!鋼鉄の男!
いきなりクライマックスから話すのもなんですが、後半の戦闘シーンがスゴい。ジャンプアニメのバトルシーン、そのまんまって感じ。今回、我が家の小さなテレビでの鑑賞でしたが、それでも大迫力でした。
さて、ストーリーですが・・・
やっぱりスナイダー節って感じかな。とにかく暗い、重い・・・。
そんな感じで、映画館で見た時には、それほど良い印象はなかったんだけど、今回、見直したら、結構はまっちゃいました。メチャ面白かった。
クリプトン星の崩壊、カル=エルの誕生から始まって、地球に着いてからの少年時代の話。これがまた、切ない話でした。助けられても、助けてはいけない・・・みたいな。
大人になってからは、自分探しの放浪生活。
精神的に大人になりきれてないというか、カッとしてトラックを破壊するところはちょっと笑えます。
そして、後半。クリプトン星の宿敵、ゾット将軍との迫力満点の闘い。破壊、爆発の連続。画面狭しとあっちへ飛ばされ、こっちへ飛ばされ・・・ホンッとスゴいです。ただし、犠牲者もハンパない。
そして、本作品は、やっぱり今までとは違う。
今まで、スーパーマンといえば、赤パンツに胸のSマークがついたコスチュームの勧善懲悪な優等生ヒーロー。 アメリカのシンボルであるヒーロー像の象徴って感じだと思うんだけど・・・。
先ず渋いコスチューム。そして、思い悩むヒーロー像が、印象深い。
そして、一番の違いは、ロイスがスーパーマンの正体を知っていること。
今までのスーパーマンは、ケントとロイスとの三角関係みたいな面白さもあったかと思うんだけど、この軽さはもうないかな。何しろ、スナイダーですから・・・
これは明らかに今までのスーパーマンとは、全く別物です。まさに「マン・オブ・スティール(鋼鉄の男)」の新たな伝説の始まりといったところでしょうか。
鋼鉄の男‼️
今は亡きDCEUの第一作‼️悲運の末路だったDCEUのスタートとしては良く出来てると思います‼️ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、マイケル・シャノンらキャスト陣も適役だし、赤パンツなしのスーパーマンのスーツも洗練されてると思うし、ザック・スナイダー監督のアクション描写も凄まじい‼️ただこの作品はフツーのアクション映画ではありません‼️スーパーマンの映画なんです‼️ゾッド将軍が地球に侵攻、「地球人として生活しているクリプトン人を出せ」と要求、「はい、私です」とスーパーマンが人類にお披露目されるような展開はダメなんです‼️リチャード・ドナー監督の「スーパーマン」におけるヘリコプター落下シーンのような、ブライアン・シンガー監督の「スーパーマンリターンズ」における飛行機墜落シーンような、驚き、畏敬、憧れ、喝采、待望、羨望といった感情が湧き上がるようなシーンがないと‼️そしてスーパーマンとゾッドの死闘でたくさんの犠牲者が出るなんてもってのほかです‼️
クリストファー・リーブの幻想
映画の出来は上々。見て損はありませんよ。
以下は、34年間スーパーマンを追っかけてきたひとりのファンの、妄想を交えた感想&展望です。
タイトルに「スーパーマン」の文字がない。
それを象徴するかのように、本作で、彼が名乗るのはカル=エルと、地球名のクラーク・ケント。既に、コスチュームで戦う意味も、正体を隠す必要性も薄れてしまっている。
だから、民衆は彼をスーパーマンと呼ぶことがなく、胸の「S」のマークもたまたまアルファベットのSに見えるだけで、SUPERの頭文字ではない。
20世紀に熱狂的に支持されたヒーローは、形を変えて21世紀に生まれ変わったのだ。『リターンズ』がこけた故に、こうならざるを得なかったのか。
ラストに申し訳程度にクラーク・ケントに変装して登場するが、もはや彼がさえない新聞記者を演じる必要性は皆無で、変身後のギャップによる華麗さも感じない。
この映画が目指したのは、クリストファー・リーブを再現することではなく、『ヤング・スーパーマン(SMALLVILL)』によって再創造された世界観を全世界にスタンダイジングすること。だったように感じる。
もちろん、『SUPERMAN』『SMALLVILL』『MAN OF STEEL』はそれぞれが独立した作品で、同一の主人公を描いた作品だが細かな差異がある。
続編の予定があるのならば、このあと登場するであろうレックス・ルーサーが、コミカルな天才型か、シニカルな権力者型かによって、このシリーズの目指す方向性がよりはっきりと定まるのであろう。
この映画が好きで
続編見たかったのに、変な方向へ次作バットマンとの絡み。
何度もスーパーマンは映画されており、このヘンリーカヴィエルのが一番好き。エイミーアダムスとザックスナイダーが絡んでるなら、次はどうなるのだろうと、幸い次作も好きだけど。ケビンコスナー父親役で子役がヘンリーそっくりだったな。
鋼鉄の男
先日、ジャスティスリーグを観てきて、
気になり視聴しました。
スーパーマンの生い立ちからヒーローになるまでを描いた作品。
超人的な能力を秘めている理由が丁寧に描かれていて分かりやすいです。
何十年も前からSFヒーロー像の雛型になった
ようなキャラクターでもあり、まあ強い。
あらゆる作品の中でも、ここまで強靭に描かれた者はいないのではないかと。
敵のクリプトン人も同種な為か強靭な肉体で、
銃弾もミサイルも全く効かない怖さがありました。
スーパーマンのスーツを着用しても全く違和感なくカッコ良く着こなすヘンリー・カヴィルは凄い。
街中での戦いで被害が拡大してしまいましたが、それは後のVS バットマンに議題が引き継がれていきます。
10年前の作品ですが古さは感じませんでした。迫力あるアクションが楽しめる作品です。
ぞんざいに扱う人の命
スーパーマンの御蔭で世界は守られた、スーパーマンの御陰で世界は破滅寸前、街の人命や被害に損害と多大なる大迷惑を御家騒動の如き、ロイス・レインはどの立場か、記者の女や軍の女は助かる、全く関係のない人々がどれだけ死んでいるか、ケント家の自己満足とこの状況で恋愛に至るハッピーエンドが腹立たしい。
渋さ全開のラッセル・クロウは死んだんだから出てくるなよ、ケビン・コスナーの方が渋い演技で潔い存在感。
ここぞとばかりに大規模で描かれる惑星クリプトンの序盤から前置きが長いと思いきや、核となる物語が唐突に始まる印象で呆気に取られる。
古くてもクリストファー・リーヴのリチャード・ドナーが撮った「スーパーマン」が子供ながらにワクワクして楽しかったなぁ、闘い方が"ドラゴンボール"みたいで何が何やら迫力ある映像で誤魔化しているだけにしか、スーパーマンが地球にいるからこそ起こる問題、自分の周りしか助けられず、沢山、死んでます、人が、あなたのせいで、もう母親とロイス・レインを連れて地球以外の星を開拓すれば良い。
クラーク・ケント
(2013年劇場鑑賞)
惑星クリプトンが崩壊寸前に
両親によって
地球へと送り込まれた
カル=エル(ヘンリー・カビル)
地球では、
クラーク・ケントと名付けられ
ケント夫妻に大切に育てられる。
やがて、特殊な能力に気づき
自分は何者か?
自分探しをしながら立派に成長し
地球を救う使命を帯びる。
クリプトン星でクーデターを起こし
ファントムゾーンに追放されていた
父の敵でもあるゾッド将軍が
地球に住むカル=エルを見つけ
仲間とともに地球侵略を企てようとするが
地球を救う為に、クラークが立ち向かう。
クラークがゾッド将軍と
闘うシーンは圧巻です。
本当の父親ジョー=エル役の
ラッセル・クロウも印象的。
「鋼鉄の男」
スーパーマン誕生が
映画のスケールで
丁寧に描かれていました。
追記(2023,10・12)
大興奮!!
この作品に出会えて本当に良かったです!
SFアクションが好きな自分にとっては、この作品のスピード感ぶっちぎりのアクションシーンやクリプトン星の発達した文明と科学技術とが美しくかつ重厚な映像と音楽をもって表現されており、間違いなく鑑賞してきた過去最高レベルのクオリティで非常に感動しました。
これが映画だ!!!!
役者たちもすごく各々の役にしっかりハマっていて、もちろん主人公サイドの役者たちも素晴らしい演技でしたが、個人的にはゾッド将軍率いる敵役の方々が本当にカッコイイ!
こういうヒーローと悪とが戦う映画は悪役の強さやカッコ良さも作品を盛り上げるためには重要だと思っていて、そういった意味でもこの映画はよく出来ていると思います。
こういう感性に深く突き刺さる感動というのはとても新鮮で、観た後も興奮がおさまりませんでした。
製作者たちには感謝しかありません。
評判が悪いとか言われていますが、自分は誰がなんと言おうとマンオブスティールは最高の映画体験をさせてくれた傑作だと断言します!
守りたかったのは、何だった…?
目からビームがもう…邪悪。笑
彼は地球を守ったかもしれない。でもその瓦礫の下には何人の人がいたんだろう。
スーパーパワーを持った男。誰も敵う者はいない。ダークサイドに落ちないか心配…。
映画館向き映像。4DXとか楽しかっただろうな〜。
映画人生を変えたオールタイムベストフィルム
初めて見たスーパーマンの映画でした
正直なところ、この作品を見るまではスーパーマンのこと、そしてアメコミ映画自体あまり好きではありませんでした
たまたまテレビで放送しているのを知ってちょこっと覗いてみたら、
世界が変わりました
世の中にはこんな素晴らしい作品があるんだと
この映画でスーパーマンとザック・スナイダー監督作品が大好きになりました
DC映画も見事にハマり、本作に至ってはもう20回くらい見てます
気づいたときには体が『マン・オブ・スティール』を求めているんです
本作鑑賞後、
クリストファー・リーヴ四部作
スーパーマン リターンズ
も見ましたが、圧倒的に『マン・オブ・スティール』の方が面白いです
雰囲気が暗いという評価を多々目にしますが、個人的にはどこが暗いの?って感じです
クラークの笑顔で訪れる終幕は、清々しい気分にさせられます(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
スーパーマンがメトロポリスを壊しすぎ?
最近空を飛べることを知ったばかりで、人類を守るのに精一杯な初心者ヒーローなんだから仕方ないでしょう
スーパーマンというより、クラーク・ケント/カル=エルにフォーカスした本作は、
「スーパーマンだからこうあるべき」という考えは捨てた方が楽しめます
周りが勝手に超人(スーパーマン)と呼んでいるだけで、クラークはクリプトン人の一張羅を着こんで、自分の信じる道を進んでいるだけなのですから
ともかく、『マン・オブ・スティール』は最高に面白い映画です
この作品に出会えて本当によかったと思います
ザック・スナイダー監督、最高のスーパーマン映画をありがとうございました!
欲を言えば、4時間くらいの『マン・オブ・スティール:ザック・スナイダーカット』がほしい…w
スーパーマン初視聴
初めてスーパーマンを見たがこの作品を見ればスーパーマンとは何か知ることが出来た。
CGにスピード感があり、戦闘に迫力もあって見ていて楽しかった。
ラストがちょっとあっけない気もしたがそれ以外はおおむね満足。
本作の続編に「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」があるので気に行ったらそっちも見るといいかも
40年以上前のスーパーマンを知っているひとでも、、、
クリストファー・リーヴのスーパーマンのイメージが脳裏に焼きついている世代だとこんなクラーク・ケントは違うと感じる方がほとんどだと思います
しかし、ラストまで観れば誰もがこれこそが彼だと納得されるでしょう
マン・オブ・スティール
2人の父親の教えに共通していることは、「自分で選択する」こと。
招来どういう大人でどういう生き方をするか。遺伝子で決めるのではなくて、子どもに選択させることが大切。
アクションはかなり派手。
子供の頃からのヒーロー、現代版スーパーマン。
遠い昔にTVで観たスーパーマンとは次元の違う、スピード感のある展開で、休む暇も無く。壮大なストーリーで、誕生から現在までの内容。地球人とクリプトン星人との間の、そして正義と宿命の葛藤の表現も良い。
圧倒的な戦力の差、無力な地球人の抵抗。そして有無を言わさない戦闘による破壊は、割り切ってストレス発散として楽しめれば。レインの無茶ぶりもさすがに酷いと思うが、ある程度のご都合主義はお約束で。
侵略、征服ではなく、改造という発想は凄い。重力、ブラックホール、特異点など、宇宙、科学好きには堪らない言葉もチラホラ。
しっかりこの後の続編に繋がるので、DC系では観ておくべき重要な作品。因みに私は観る順番間違えて、【バットマン vs スーパーマン】を先に視聴w
それでも答えを観てから問題を解く感も、案外悪くなく。バトルシーンで是非ストレス解消、発散を。
あぁ、クリプトン星
中盤までは成人して職を転々としているクラーク・ケント(カヴィル)のエピソードと、幼少期のエピソードを織り交ぜて進む。養父がケヴィン・コスナーで養母がダイアン・レインという豪華な布陣に加え、新聞社の編集長がローレンス・フィッシュバーンだ!デイリー・プラネット社のロイス・レイン(アダムス)は北極で巨大な物体が発見されたことの取材に向かったが、そこでクラークが巨大な宇宙船に入るのを目撃し、特異な彼を追うこととなった。
クライマックスはニューヨークの街が戦場となり、ゾッドの宇宙船は地球をクリプトン化するために重力攻撃をかけてきたのだ。南インド洋にも対極の重力攻撃をかけたり、斬新な攻撃は見どころはいっぱいあるが、街の破壊シーンがあまりにも凄い!どれだけ金をかけてんのかわからん。
そんなアクションよりも、幼少時に父が竜巻に巻き込まれて助けようとするクラークを制止するシーンが泣けるので好きだ。それにイジメっ子かと思いきや、スクールバス転落から同級生たちを救ったことで心を入れ替えクローズアップしたピート君が好きだ。
スーパーマンのビジュアルは本作が一番好き
スーパーマンのオリジン映画。なのでスーパーマンが人々を助けるシーンは少なめ。自分に与えられた特別な力に葛藤するクラーク・ケントの話がメインです。
序盤からスーパーマンそっちのけでスーパーマンの母星であるクリプトン星の滅亡が描かれます。長さにして20分。さっさとヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンが観たい方は飛ばしてオッケーです。観なくても本編に支障は出ません。
特別な力に苦しめられる幼少時代。力に慣れて驕りを覚える青年時代。その葛藤の最中にはいつも両親がそばにおり、人間とクリプトン人の間で揺れ動くクラーク・ケントの中にスーパーマンの礎を築いていく。そしてスーパーマンは人々を救う…のですが人々を救っている感がめちゃくちゃ薄い。どちらかと言えばスーツを着る前の方が人助けらしいことをしていたように思えます。中盤以降クラーク・ケントを狙うクリプトン星の生き残りが地球を襲撃しにくるのですが、この戦闘の間人間そっちのけで建物をぶち壊しまくる。もっと人々を直接的に助ける描写があればヒーローしてる感があったのですが…
本作の個人的な良いところはヘンリー・カヴィルのスタイリッシュなスーパーマンのビジュアル、戦闘時のCG。逆に悪いところは丁寧に見せかけた冗長な脚本。クリプトン星の部分を掘り下げすぎ。
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