「ぞんざいに扱う人の命」マン・オブ・スティール 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ぞんざいに扱う人の命
スーパーマンの御蔭で世界は守られた、スーパーマンの御陰で世界は破滅寸前、街の人命や被害に損害と多大なる大迷惑を御家騒動の如き、ロイス・レインはどの立場か、記者の女や軍の女は助かる、全く関係のない人々がどれだけ死んでいるか、ケント家の自己満足とこの状況で恋愛に至るハッピーエンドが腹立たしい。
渋さ全開のラッセル・クロウは死んだんだから出てくるなよ、ケビン・コスナーの方が渋い演技で潔い存在感。
ここぞとばかりに大規模で描かれる惑星クリプトンの序盤から前置きが長いと思いきや、核となる物語が唐突に始まる印象で呆気に取られる。
古くてもクリストファー・リーヴのリチャード・ドナーが撮った「スーパーマン」が子供ながらにワクワクして楽しかったなぁ、闘い方が"ドラゴンボール"みたいで何が何やら迫力ある映像で誤魔化しているだけにしか、スーパーマンが地球にいるからこそ起こる問題、自分の周りしか助けられず、沢山、死んでます、人が、あなたのせいで、もう母親とロイス・レインを連れて地球以外の星を開拓すれば良い。
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