「ゾッド将軍VSカル=エル」マン・オブ・スティール akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
ゾッド将軍VSカル=エル
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マイケル・シャノン対ラッセル・クロウのクリプトン文明をいかに残すかという闘い。星が崩壊寸前の時にそんな議論や闘いをしても虚しいだけだが、カル=エルの親父は、科学者であり宇宙船の設計者でもある。自分の息子にクリプトン星人のすべての遺伝子を注入し、はるかなる地球へ送りすべての運命を託した。マイケル・シャノンのゾッド将軍のほうは、どこまでクリプトン文明のことを考えていたのかわからん。まあ、エル家のことが単に嫌いだったのではないかと思われる。クリプトン文明のためとか民のためとか言いながら、そこにエル家は入っていないし、星の指導者たちのことも信用していなかった。クーデーターを起こして追放になった。このゾッド将軍が、生まれた星ではない地で鬱屈して育ったカル=エルと同等かそれ以上の苦労をしてやっと宿敵の息子を探しだしたのだ。この二人の全地球を取るかとれないかという命を賭けた陣取り合戦というわけだ。映像がとにかくすごい。ワールドエンジンうんぬんのあとからがさらにすごい。地面や建物は破壊されまくったが、地球人が残虐に死ぬ場面は少ないため、もの足りない感じはのこる。ラストの赤目火炎ビームくらいだし。
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