シャッター アイランドのレビュー・感想・評価
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ここ最近観た中で最低の作品でした
ミステリー好きな自分としては、あらすじ読んで少しだけ興味持った作品。
観に行こうかどうか迷ってたけど、いつものように「迷うくらいなら行ってしまえ!」と勢いで映画館へ。最近多いな、このパターン。。
さて、監督はマーティン・スコセッシ。
有名な監督さん。名前は聞いたことある。何か観た事ある作品あるかどうか調べてみたら「ハスラー2」(笑)。めちゃめちゃ昔の作品。1986年の作品か。。その作品以降、最近のディカプリオと組んだ多くの作品は全く観たことがない。
で、主演はレオナルド・ディカプリオ。
マーティン・スコセッシ監督とは最近よく組んでるみたい。昔は監督と俳優の組み合わせってよく聞いたけど、最近は珍しいのかしら?黒澤明と三船敏郎とか、ビリー・ワイルダーとジャック・レモンとか、ヒッチコックとジェームズ・スチュワート
などなど。。古い人達ばかりだけど(笑)
この作品、始まるときに「視線や仕草などにヒントが隠されてます。」というような「煽り文句」がいきなり出てくる。この作品の「謎解き」はかなり難しいですよ、とばかりに。。で、この演出だが「完全に」失敗してる。
最初に言っておくが、私はこの作品を全く評価できなかった。
点数付けるとすると「0~10点」。今年観た映画の中でも一番低い。ここ数年思い返しても一番低いかも。。
謎解きがかなり早い段階で解けてしまい、こんな煽るほどのモノじゃなかったというのも低い評価の1つだけど、オチがわかった段階で、仮にそのオチだとして、どう話として決着を付けるのか?それを作品観ながらずっと考えていた。。どう考えてもハッピーエンドにはならない。何か「希望」が持てる終わり方が出来るのか??そればかり考えてた。
で、結局、最後の最後まで全く「希望」が無かった。
主人公の最後のセリフが「希望」と感じる人もいるかもしれないが、これは「希望」でも何でも無い。
とにかく最初から最後まで「鬱」な雰囲気がずーっと漂っている作品で、かつ肝心の「謎解き」もすぐに解けるレベルで、謎以外に楽しみが全く無い、そんな作品だった。
だからこその低評価。
ほんと、この作品で製作者は何を伝えたかったんだろう??
まさか「謎解き」だけで最後まで押し通すつもりだったんだろうか。。。
製作者の意図が今だに理解できない。。
最後の湖畔での悲惨なシーンも別に必要ない。単に悲惨なシーンを見せたいためだけに取られたカットにしか見えなかった。ディカプリオの演技は素晴らしいとは思ったけど。評価できたのはそこだけか。。
いやー、久々に後味が悪く、観た後に後悔した作品。
「謎」が最後まで解けずに「そうだったのか!!」って驚きを持った人であれば、もうちょっと印象変わったんだろうか?
いずれにせよ、私はこの作品を人に薦めようとは全く思わない。
超難解映画
難しい映画だとは、知っていたので、覚悟して見ました。 やはり難しかったです。さっぱり分かりませんでした。自分の眼力の無さにあきれてしまいました。
ディカプリオ演じる連邦捜査官テディの方が実は、精神異常者だったのだという現実。この結末への流れを淡々と描くだけ。それだけの映画ではないと絶対に思う。それ以外にも、色々なディープな問題が隠されてると思う。ただそれが何かが、全然分かりません。
最後の最後に、テディが、相棒に吐いた捨てセリフ。このラインには、ものすごく重要なメッセージが含まれていると思う(まったく的がはずれてるかもしれないが)。実は、最初から最後までテディは精神異常者ではまったくなく、ただそのように振る舞う行動の中で、テディには何か他に狙いがあるんじゃないかとか?それか、最後に自分が何者なのか完全に目覚め、それを回りに気付かさせないようにしたのか?まぁどれも違うような気かするけど。
とにかく、この映画は超難解映画です。また観ようと思います。その時にどのようにテディが、私に映るのか楽しみです。
何を信じればいいのか
アサイラムと同様の精神科が舞台で、結局主人公も精神病ってオチ。
しっかりと伏線も回収してたし、ストーリーも良い。
精神科が舞台だと登場人物の言葉が嘘か本当かわからなくなるよね。
めっちゃ余談だけど、年を重ねて少し太ったディカプリオってチンピラやヤクザ役をよく演じてる俳優の阿部亮平に似てるよね。
深い話
古い時代設定なんだよね…ディカプリオが今風だから、ナチスのトラウマとか言われてもちょっと違和感あったけど。
誰が、どれが、真実なのか、最後までわからない。
そうであって欲しいと思う方が真実でいいのかな。
ナチスによるユダヤ人大殺戮。
母による我が子殺し。
悲しいことばかりだったけど…。
最後まで怪しいからね、あの島の医師は。
良かった…
スリリングが止まらない
最初から最後までドキドキしっぱなしだった。
「おやおや?これは何かおかしいのかも」という気付き、気のせいかと思って見続けると、段々その「おやおや?」が主人公の推理より存在感を増してくる。
改めて二週目を観ると伏線だらけなのに驚く。「水は苦手」って、そりゃそうだろうなぁ。
病気、ケガ、認知症、、、
人生どこで心がぶっ壊れるかわからない。果たして自分は最後の選択をできるのだろうか。
★4
ミステリーとしては平凡か
だいどんでん返しの看板で作品を見たために勘違いしていました。サスペンスミステリーだと思っていましたが、どちらかと言えばどサスペンスです。
どんでん返しを期待して見るよりは、作品を純粋に楽しむのがいいと思います。
私が好みな点は、妄想を表すのか火の描写と恐怖を表すのか水の描写の対比、また深層心理が夢の形で現れる描写、音楽表現です。また、演技も素晴らしいものがあり、設定の面白さと組み合わさって圧倒的な力で観客を惹きつけます。
だからこそミステリー好きは、描写と対比でオチが早い段階で予測できるため満足できない方もいるかもしれません。
私は善人、自分がヒーローのまま人として死ぬことを選んだ彼の後ろ姿は、(この訳は好きだけど、原文で考えると、真っ当にもどったら、こんな辛い生活は送れないよに近いかも)おそらく何時間かは見てられます。クレジットもあそこをもっと使ってくれれば良かったのに…
ミステリー好きにはおすすめしませんが、かなりのスルメ作品だと思います。
改めて最初から見直したくなる映画
・最後30分くらいでストーリー全てがひっくり返る。面白い。途中、何が、誰が真実なのか分からなくなるが、主人公とともに納得していく。
・同時に精神患者と向き合うことの大変さも感じる。
・最後のセリフが意味深で心をくすぐる。
レオ様
現実と妄想の区別が付かなくてはじめ混乱した
水が現実
火が妄想
と区別ができる様です
最後のセリフ「モンスターとして生きるか善人として死ぬか」アンドリューは最後現実を認めたが嘘をつきロボトミーの手術をする事を決めた
その時の表情がなんとも悲しげ
何回かみると違う視点で見れてさらに楽しいのでは?
おうち-243
序盤から伏線かなり張りまくり。
私はジャンプしまくり。
一回観て、ネタバレブログを読んで、二回目観て、脳内物質ぶしゃータイプの映画です。
いや伏線がすごすぎて。考察も全然出来てなくて。少し時間おいて、もっかい観ます。
主人公の目線で見るようにミスリードされてるんだろうな、とは思っていましたが、張り巡らされた伏線の数々に全然気づいてないあほな私。
ハルク、ベン・キングスレーといった名優たちが繰り広げる芝居(ダブルミーニング)に、ディカプリオの目線で見ている自分がいました。
要所要所でかかる「どぅん、どぅん、どぅん」という低音の音楽が、アリ・アスターぽく不気味で(音楽だけ。作風は全然違います)、閉塞的な島に自分もいるみたい。
嵐の日の屋外でも、病室の中も、なぜか湿気より寒気のほうが感じさせるような撮り方が上手い。
そしてラストの全てを受け入れ、覚悟を決めた男の姿。哀しい。
Shutter Islandもアナグラムだったとは、、、。
これだけ伏線回収&考察のできる方が映画を観れば、本当に映画鑑賞って楽しいんでしょうね。私も人間力磨きます。
救いがない
頭がぐるぐるするが面白い
面白い作品だなと思いました。飽きない。
異常患者がいるシャッターアイランド。
そこへ警察として行くのがディカプリオ。
行った理由は、自分の家を嫁ごと燃やしたレディスという顔に傷のある犯人がここに送られたからと聞いて、そいつを殺すために、ここへの調査依頼が来た際に志願した。
レイチェルと言う患者が脱走してそいつを探すための警察官。
話が進むにつれて、レイチェルが見つかる。
レイチェルは3人の子供を湖に溺れさせ殺して、シャッターアイランドをずっと自分の家だと思い込んでいる女でした。
だがしかし、塔の近くの崖の洞窟の中で本物のレイチェルが現れる。
レイチェルは本当はここの医者だったが、どんどん洗脳されて、脳の改造実験をされると言う事実まで、ディカプリオは手に入れたのに、手術していると言われる塔までたどり着いたら、いつものハゲおじさんがいて、どんどん妄想が見えだし、結局ずっと探してた妻を殺した男の正体は自分だった。
何もかも思い出したディカプリオ。
エドワードダニエルズはアンドリューレディス。
イニシャルの組み替えだと。
レイチェルと嫁の名前も組み替えだと。
EDWARD DANIELS ⇔ ANDREW LEDDIS
RACHEL SOLANDO ⇔ DOLORES CHANAL
最初にレイチェル役をしてた女は、頭のおかしい方の女は、看護婦でしたね。
ラスト看護婦の格好で、ディカプリオを看護してます。
チャックはずっと、ディカプリオの担当医のシーアン先生。
そして階段に座りながら、ラストシーンでまた相棒と話して、【すぐに帰ろう、ここは何かが起きている】
と言ったディカプリオを見て、相棒が、ハゲおじさんに首を振る。
またダメだったと。
だけど最後で【モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか】みたく言って、終わりました。
またエドワードに戻ってしまったのかと思っていたら、このセリフが出たので、少なくとも少しは両方の記憶が残っていたのでしょうか?
人を殺した父親、レディスとして生きていくか、警察官のふりのエドワードダニエルズとして頭がおかしい奴として死ぬか。
ギリギリまでどっちが嘘でどっちがどっちなのか頭が混乱してました。
なんかゾワゾワです。
二回見た方が面白い作品に感じました。
収容されに来てるのに自分が警察官のふりというか、警察官だと思い込んでしまっている。
それをわかってみたときにぜんぶぜんぶ、うゎあーうわぁーってなります。
ミセスカーンズさん、右手でグラス持ってるふりで、持ってないのに左手でグラス置いて、中身無くなってたんだけど、どう言うこと?てなりました。映像みす?
ミセスカーンズさんがシーアンについて聞かれたとき、めっちゃチャックのこと見てたのを2回目に見て。びっくり。
そしてレディスを知ってるか?と聞かれたときに、震えて出て行きましたね。
2回目だからわかります。
タイトルなし(ネタバレ)
たぶんだけど、陰謀論ですよね。相棒は最初から相手側、C棟にいた知り合いがやっぱり正しくて、洞窟にいた医者の女性も正しい。なので、あとはディカプリオのアクションで逃げ出せばいいだけなのだが、それは続編で・・とか。そこでは行き過ぎた治療が行われていて、それを隠そうとしている。暴こうとする人間が来ると、混乱させて収容する。
洞窟の女を説得して、一緒に逃げようとして、策を練る、というふうに持っていければ助かったかもしれない。どちらにしても、連邦保安官なので、FBIが調査に来るはずで、そこまで待てばよかったのではないか。
最初から患者だとすると、妄想ばかりになり、そもそも作り話の映画なので面白くない映画ということになる。だからその線はないと思うんだよね。やはりアクションで敵から抜け出して、その島の不正を暴いてほしかった。
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