シャッター アイランドのレビュー・感想・評価
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これすき
ベントレー院長好き
落ち着いてて優しさが溢れてる
周囲の人たちの「こいつまたなんかやってる‥」っていう視線が表現されてて怖い
記憶と妄想混同してるシーンは初見じゃ分かりにくいけど、だからこそ不安定な状態なんだな
洞窟の女の人は妄想だった説を推す
ブラピにとって都合いいこと言ってたので
この二日間のセラピーは意味のあるものだったか?と考えた時、ちょっとは意味あったと思う
まあでも妄想強すぎるよね
警備長が暴力励行しててわりいやっちゃなってなった
ドロレスさんうつで子供3人殺すか?って思ったけど、まあ色々あったんかな。死体シーンは残酷
ジョージさん殴られてかわいそう
夢中になれるサスペンス。うわあ〜って言う感情
明るい映画を見る元気がなかったのでサスペンスで明るくはなさそうなこの映画をチョイスしました。
おもしろかった!ふーんくらいで見始めたのですが謎が徐々に明らかになるあのワクワク感と誰が真実なのか分からなくて前後不覚になるあの感覚。
ずっとおもしろかったです、飽きずに夢中に見られました。
真実が明らかになるシーンではあのレベルの出来事があると精神壊れても仕方ないよなと胸がぎゅっとなりながら見てました。
あとは院長への好感度が後半爆上がり!優しい…辛抱強い…人とあんなに長期間向き合えるって仕事でもすごい。
内容が内容なので鑑賞後の感情は明るくはなりませんが良い映画でした
灯台
全ての謎が解けるまで、この島を出ることはできない
犯罪を犯した精神病患者が収容されるシャッターアイランド。
そこで失踪した1人の女性を捜査すべく、保安官のテディと相棒のチャックが島へと踏み入る。
誰一人として真実を話さない島の人間たち、どこかが軽んじるような様。
情報を得ていくにつれて少しずつ綻びが生まれてくる。
過去のトラウマから過去や現在を捏造し、形成された人格。
それを治療するため、あえて妄想を実現させ精神病の新たな治療法を提言する。
モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか。
現実を受け止められない男の演出か、全てを受け入れた上での現実逃避か。
最後の一言とその後の表情は、とても精神異常者のそれには映らない。
ん~、難しい😅
かなり前に1度だけ見た記憶があり、主人公が実は、、、というオチは知っていたが、それ以外はさっぱり覚えていない状態での観賞。
ラストのセリフで、結局主人公は妄想から抜け出せず、それを受けて医師も「治らなかった」と判断してロボトミー手術を受けることになったのかなと思いましたが、自ら「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか」と言うということは、最後の最後で主人公は正気を取り戻した(自分の置かれてる状況を全て理解した)ってことですよね?
自分の判断でロボトミー手術を受ける覚悟を決めたと🤔
至るところに伏線が張り巡らされててサスペンス映画として十分に面白いが、1個だけ、女性患者を尋問するシーンで患者が"RUN"とバレないように教えてくれたのはなんだったんだろう?
妄想と真実
2010年(アメリカ)監督:マーティン・スコセッシ&ディカプリオの4度目のタッグ。
原作はデニス・ルヘイン(ミスティック・リバーの作者)
精神医学・精神分析学に迫ろうか・・・と言う作品でした。
心の仕組み&代償そして妄想・・・信じたい心」など・・人間の心は、「代替え案」を真実と思いたいし、信じるのですね。(この辺り無実を真実だと思い込む死刑囚にも似ています)
この映画は時代設定が1954年。
主人公は連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)
彼はボストン港にある孤島(シャッター・アイランド)に忽然と姿を消した患者の捜索に訪れます。
シャッター・アイルランドにあるアッシュクリフ精神病院は、殺人を犯した重罪犯などが送られる要塞のような精神病院でした。
その夜モンスーンが来て大嵐。
フェリーはもちろん欠航になり、テディは相棒と島に閉じ込められてしまう。
(実際にはたった2泊3日の物語です。)
テディはこの島の精神病院には、陰謀があり患者は生体実験され、ロボトミー手術が横行している・・・
テディは熱くなり勝手に島の灯台をロボトミー手術の現場だと踏み込みます。
病院長のジョン・コーリー医師(ベン・キングスレー)が居ました。
悪役が多いキングスレーなので、私も疑心暗鬼になります。
この映画はとても仕掛けの多い映画です。
シャッター・アイルランドの精神病院の巨大な陰謀を暴くのだ・・・とテディは言います。
しかしこの前提をどこまで信じていいのか?
テディが兵隊として第二次世界大戦の終結時に行ったナチス将校への処刑。
テディの妻ドロレス(ミシェル・ウィリアムズ)の焼死。
この2つの事件はテディにとっては消すことの出来ない「心の痛み・・・トラウマ」になっています。
妻の亡霊が何度も現れ、その度にテディの心は乱れ、放火犯人のアンドリュー・デイビスはこのシャッター・アイランドにいる!!
彼を殺してやる!!
と息巻きます。
重厚なタッチと映像。
シャッター・アイルランドのC棟はまるで巨大な刑務所のようです。
《孤島に閉じ込められた精神を病む重罪犯への虐待行為》
そんな前提を匂わせせながら、実は全く違う「テディの正体そして心の闇」
心理サスペンスなのに謎解きとしても興味深い作品でした。
見事な映画化。さすがマーティン・スコセッシ。
(原作既読)①あのトリッキーな小説をどう映画化するのか興味津々だったが、さすがスコセッシ。映画作りの巧さは相変わらずです。②。如何にも不可能万歳のようなミステリーらしい導入部、捜査を進むにつれ深まる謎。本当の事を話しているのかわからない登場人物達。捜査な進展に連れて悪夢や幻想を見て錯乱していくエディ(ここにもトリックあり)。そして最後度肝を抜く真相が観客の前に提示されます。最後まで途切れない緊迫感。スコセッシの演技力は衰えず。③原作にはまんまと騙されてしまったけれど、映画では原作をなぞるだけでなく、ところどころエディの悪夢や幻覚を映像化しなたシーンやカットが挿入されるので、映画を先に観た人は原作を読んだ人よりも果たして早く真実にたどり着けるでしょうか。④ディカプリオを難役を好演。最初は颯爽とした連邦保安官として登場したが(船酔いで吐いてたけど)、事件を捜査しているうちに悪夢や幻覚、頭痛に悩まされてボロボロになりながら真実に近づこうとstruggleし、ラストでは大芝居を見せる。すべて自然で且つよく考えられた演技であった。⑤脇を固める俳優も演技派ばかり。マックス・フォン・シドーもゲスト出演みたいなものだが作品に重みと説得力を加えている。御贔屓ミッシェル・ウィリアムズも終盤の演技に狂気を滲ませて印象的(“My school is in.”の台詞を言うときの目の演技)。⑥悲惨な現実に向き合えずに現実逃避して自分の空想の世界に逃げ込むというのはあり得る話。しかし、治療のためにここまで大芝居をうつことは現実的にはあり得ないだろう。そういうフィクションの世界をどれだけ映画的リアリティを持たせた作品にして観客を楽しませる(騙す)のかが監督の腕。そういう点で久々に上手い演出を堪能した次第。日本の監督にも勉強して貰いたい。
ドグラマグラっぽい。85点
というか絶対ドグラマグラに影響されたっしょ!?
と思ったら原作があるのね。
閉塞感のあるロケーションや湿った空気感がとても良い。
オチは割と早めに予想できちゃうんだけど、それまでの流れとか演出がいいよね。
マルホランドドライブとか、こういう演出に弱いなぁ俺。
裏切られたのは、レオ?観客?
閉ざされた世界
過去の出来事に対して、自己防衛のための解釈を行うことは私たちも日常的に行なっていることではないだろうか?その出来事の心に与える傷の大きさに応じて妄想の度合いも大きくなる。今回の場合、その解釈の中で自身を英雄化したところ(そうしなければ保てない)がその罪の深さを表してるように感じた。ロボトミー手術自体は反復的な思考パターンを起こす神経回路の遮断が目的。主人公はそれを異なる解決法として選択した。やるせないがどうしようもない結末だったと思う。
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