シャッター アイランドのレビュー・感想・評価
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ストーリーは単純。映像は惹き付けられた
内容は単純なものでした。途中で結果がわかってしまった。どこかで見たことのあるストーリーでした。
ただし、映像には惹きつけられました。つい、見入ってしまいました。
結果は納得のできる形で収まっていました。
最後は、自分の罪を受け入れたんですね。
少し、悲しい気持ちになりました。
超吹替はいいんじゃないですかね。
超吹替。
映像とセリフがマッチしてスクリーンに集中できる。いいんじゃないですかね。
ディカプリオも渋く好演でしたが肝心のナゾトキがいまいち。ひねりが足らず。
見るなら原作を読んだ方がよい、とも思える…
上映後の「なぞときチェックシート」は興ざめでした。
背景にある精神病患者に対する人権の問題をもっとクローズアップして欲しかったです。
前半は、ミステリーとして楽しめました。スコセッシ監督は、本作でCGを多用せず、まるでヒッチコック作品のような緊迫感ある映像でたたみ掛けてきたのです。
ところが中盤から、主人公テディの過去への回想や幻想シーンが多くなり。ストーリーが見えにくくなっていきます。
頼むから、これが全部幻想だったなんて終わり方はよしてくれと、祈りながら見終わったとき、現実とも幻想ともとれる中途半端なエンディングに。ちょっと不完全燃焼しました。
シャッターアイランドは精神疾患のある犯罪者を隔離収容する孤島の刑務所。いわば天然の密室状態にあるといっていいところ。『板尾創路の脱獄王』のラストに似て、絶対脱出不可能な場所で、3人のわが子を殺して収容されていたレイチェルという女性が、謎のメッセージを残して跡形もなく消えたのです。
捜索にFBIから派遣された、テディとチャックの刑事コンビは、隔離病棟のスタッフに聴取をするものの、彼らは何か隠し事があるのか、レイチェルの消息となる手かがりを全く証言してくれません。
その中でテディは、病院から逃げ延びた元医師から、恐怖の人体実験の話を聞き出します。当初は、人が消えるミステリーかと思っていたら、途中から強制収容所にまつわる人権侵害の様相を示してきました。ナチスやソ連、北朝鮮と強制収容所が設置されたところには、必ずといっていいほど、人の精神を自由にコントロールするため研究や人体実験の噂は絶えないようです。
テディも連合軍兵士として、ナチスの強制収容所開放に関わったことから、この島で行われている人体実験を聞かされ、その真相を追及することを決意します。
そしてその人生実験が行われている灯台へ向かっていくのです。
しかし、その途中で相棒のチャックは当然行方不明となり、肝心の灯台に乗り込んでも、それらしい人体実験が行われている形跡はありませんでした。
テディを灯台で待ち構えていたコーリー博士に、どこに人体実験の証拠があるのかと詰め寄られて、答えに窮するテディに次々思い出したくない過去の「事実」が明かされていくストーリーでした。
中盤の幻想シーンは後になってみると、ラストのドンデン返しの布石かなとは分かってくるのですが、途中は意味不明できつかったですね。でも、テディは正気だったかもしれないとも解釈できるところが、何とも言い難いところですね。
何でそう思うのかと言えば、ディカプリオの演技には、正気の人としか思えない、使命感に燃えている捜査官の出で立ちに終始していたからです。
そして相棒のチャックを演じたマーク・ラファロも捜査官らしくたち振る舞っています。その生真面目な役作りが、結末を迷宮に投げ込んでしまうわけなんです。
さて、本作では、コーリー博士が興味深い問題提起を行っていました。
重度の精神病患者に対して、管理上の都合で精神安定剤の投与や脳手術により沈静化図ることで患者をモルモットのようにしてしまう隔離病棟が現存しているようなのです。しかし、コーリー博士はどんな人間でも内なる精神が全うで善良なものであることを信じ、忍耐強く、患者に話しかけて拡幅させる研究を進めていました。
もう少しコーリー博士の研究に即して、ストーリーが展開してもよかったのではないでしょうか。ドンデン返しばかりに囚われすぎています。
スコセッシ作品としては、巨悪に立ち向かっていく、ディカプリオの活躍シーンをもっと見せて欲しかったですね。絵としては悪くなかったのですが、謎解きというほどではなかったです。
謎よりもディカプリオ!
謎の真相は,ありがちなもので新鮮味がない。
その残念な思いを払拭するのはディカプリオの演技!
愛の深さと切なさを伝えるラブストーリーを,
大胆かつ繊細な演技でみごとに表現。
罪と罰を受け入れた悲しい結末,
エンドクレジットになっても消えない余韻に,
ちょっと涙した・・・。
演技者レオとスコセッシの渾身作
本日、4/5プレミア試写会で観て来ました。
はじめに、柳沢慎吾(こんな字?)と鳥居みゆきの登壇。
柳沢慎吾って、そんな面白いと思ったこと無かったけど、
鳥居みゆきと絡んで面白かったし、お決まりのフレーズも聞けてよかった。
鳥居さんは、テレビと変わらず面白かったです。
さて作品。やっぱり「超日本語吹替」ww
140分ほどの作品も、長く感じず見入ってしまいました。
途中で「これはこうなるのかな?」という予想は、若干当たってしまったりw
でも、かなり入り込め楽しめます。(作品は重い)
少し残酷シーンもありますが、スコセッシとの作品の中では一番好きかも。
吹替えのおかげで集中できたけど、やっぱり字幕がいいな・・
というか、レオの声で日本語吹替えがあれば一番いいかも(笑)
レオは、役者としてもうんと成長してるな~。やっぱり上手いよ。
眉間のシワが成長を物語ってます。
ラストは、個人的に『正常』だと思いたい。
万人受けではありませんが、
是非、劇場大画面で観ていただきたいと思います。
もう少し難しくても良かったかな
早い段階でわかってしまいました。
最後の最後まで謎が解けない方が私は好きなので、
ちょっと残念…。
ただ全部わかったわけでもなかったし、
途中であれ?やっぱり違う??と何度か思ったので
最後まで楽しく観賞できました。
もう1回観ても面白いかも。
怖いシーンがあるので苦手な方は要注意。
まさにスリルサスペンス!!
あとから映画の良さが分かってくる気がします。
観てる間は話がなかなかつながらずに難しくて;
ラストのどんでん返しは,観てるうちに「もしかして??」と若干思ったものだったので意外性は普通でしたが,映画のテーマが“謎解きしよう"ですから見事にはまったのかも(*´Д`*)笑
思った以上に怖くて,まさにスリルサスペンスでした!!
ディカプリオの最後のセリフが印象的です。
これは字幕で観たかった!
観終わって一言、「う~ん、そうきたか~!」でしたね。
私は本作の鑑賞前は、ディカプリオ演ずる連邦保安官が“シャッターアイランド”に乗り込み、次々に起こる事件の謎を解き明かす、サスペンス・ミステリーだとばかり思っていました。
あに図らんや、非常によく練られた脚本のラストに脱帽、という感じでしたね。
全て解ってから思い返せば、随所、随所にヒントとなるカットがあったことに気付きました。
この映画に関しては、吹き替えだとストーリーが“軽く”感じられてしまったので、字幕で観たほうがいいかな、と思います。
あ~やっぱり原語で観たい
超日本語吹き替え版なんて言ってるけど、レオナルド・ディカプリオを日本語で観るなんて~やっぱり邪道だった。
声優さん達は結構上手で、大根役者はいないんだけど、、
実際に映画を観る時には字幕とオリジナルの差を多かれ少なかれ感じてしまうもの。
ニュアンスとか英語で感じ取りたいのに、少々残念。
どうやら、謎の多い映画だから、映像に注目してもらいたくて吹替えにしているそうだ。
ん~そんなに大変ではないのではなかろうか。
オリジナルが観てみたいな。やっぱり。
内容としては、明らにな変な場面が沢山あるし、非常に判りやすい。
字幕であっても気がつくだろうに。
観ている間にこんな展開かなあと考えていた通りになってきた。
これが大きな謎なのかはちょっと疑問。
そして本当のラストに「あー・・・」という場面。
これが、もしかして話題の場面か??
いやいや、こんなストーリーは結構あるよ。
余韻はあんまり残らない映画。
ただし、もう一度観た時には「変な場面」はもっと見つけられるとは思う。
音楽と映像のマリアージュ
デニス・ルヘイン原作同名小説を「ギャング オブ ニューヨーク」、「アヴィエーター」、「デイパーテッド」でコンビを訓組んだマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオ主演で映画化。
時は1954年、失踪した女性患者の謎を探るために米連邦保安官テディ・ダニエルズがボストン沖の孤島に建つ犯罪者用精神病院を訪れる。
失踪した女性患者の捜査と共に、レオ様演じる連邦捜査官テデイのトラウマの記憶がプレイバックしつつ、捜査は進めれば進めるほど混迷を深め、最後に衝撃の事実が・・・・。
まずストーリーは絶対にネタばれになりますので書けませんが、最初のシーンから番宣でも語られている通り、事件解決の鍵を握るヒントは隠されております。
ただ、それは全部見終わってから初めて気づくことであり、ヒントとなるシーンで何となく気づくものの、衝撃のラストを見るまではその意味は理解出来ないハズです。
また、音楽と映像のマリアージュが素晴らしい作品と言えそうです。
映像と音楽の良さ
マーチン スコセッシの最新作「シャッターアイランド」を観た。
彼は、他に ラスト ワルツ」、「タクシードライバー」、「レイジングブル」、「カジノ」、「ギャング オブ ニューヨーク」、「アヴィエーター」、「デイパーテッド」、などを監督している。
監督:マーチン スコセッシ
原作:デニス ルへイン
キャスト
連邦捜査官テデイ:レオナルド デイカプリオ
相棒 チャック :マーク ラファエロ
病院 医長 :ベン キングスレー
ストーリーは言えない。
言ってしまうと 見る価値がなくなる。その意味は見た人だけが わかる。
だけど、さわりだけを紹介してみると
ボストンから船で数時間、小さな孤島は 島ごと犯罪を犯した精神病患者のための収容所になっている。断崖絶壁に囲まれた島には 唯一開かれた小さな波止場があり、厳重な警備下にある。
1954年 連邦捜査官テデイは、相棒チャックとともに、この島に送り込まれる。逃亡不可能な島の収容所で 殺人犯のレイチェルという女囚が 失踪したというのだ。テデイとチャックは ただちに島に上陸、捜査を開始することになる。
大きな嵐が向かっている。豪雨のなか 到着したテデイとチャックを 完全武装の警備員達が取り囲む。島には島のルールがあるので 銃を持ち込むことは違反になるといわれ、無理やりテデイらは 銃を取りげられてしまう。患者たちは 足に鎖を取り付けられて、二人の捜査官らに、秘密めいたサインを送ってくる。病院長と医長は、島の中央にある古い城に住んでいる。二人の医師とも、テデイら連邦捜査官に協力的な態度を示さない。
失踪中のレイチェルの主治医 ドクター シーハンは、テデイらが来るのと 入れ違いに休暇に出てしまったという。電話もつながらない。激怒するテデイとチャック。
レイチェルの部屋には 靴が残されている。彼女は素足で 豪雨の中を逃亡したらしい。床板の隙間から、テデイは 意味不明の数が書かれた紙切れを見つける。難航する捜査。
テデイは連邦捜査官になる前、第ニ次世界大戦では連邦軍としてポーランドに派遣されていた。そこで見たものは るいるいと並び重ねられた強制収容所のユダヤ人の死体だった。このときの記憶がトラウマになって 彼を苦しめている。そのうえ、戦後 妻を火災で失っている。言葉少なに 過去を語るテデイに、チャックは深く同情するのだった。そして、、、。
というおはなし。
どでんがえしがすごい。
スコセッシ みごと、というしかない。
初めは、あまりこの映画に期待していなかった。クリント イーストウッドの「アルカンタス」、古くは「大脱走」、脱走サバイバルの冒険物。まあ、ちょっと ドキドキハラハラの スコセッシ版アルカンタス を見るつもりでいたが、全然ちがった。けど、ドキドキハラハラだ。とってもおもしろい。
すぐ感情的になるし、いつまでも子供みたいな可愛い男 レオナルド デイカプリオと 大人っぽいマーク ラファロのコンビネーションがとても適役だ。それと、ナイトの称号をもつシェイクスピア俳優のイギリス人べン キングズレーが もったいぶった医師役で、とても生きている。この人 昔映画「ガンジー」をやった。とても良い役者だ。
忘れられない 美しいシーンがある。テデイが昔焼死した 妻を抱いている。愛を囁いているうちに、妻の背中が真っ赤に焼け始める。序序に体全体に火が回って テデイが嘆くうち、全身が灰になって崩れ落ちる。どんなに妻を愛していたか 哀しくやるせないシーンだ。彼のイマジネーションだが、その長いシーンがマッチした音楽とともに、美しい。
映像と音楽の良さ。さすがスコセッシだなーと思う。みごとだ。
腕を上げたレオ様
「そーか、そうだったのかぁ」と 大どんでん返し的な結末ですが、
『sixth sense』で衝撃を受けてあとからは
どの映画を観ても途中から “ちょっと、この行動怪しい…”と感じてしまう(私)。
特に時代背景が1954年で 舞台が精神病院(離れ小島)となると、
“何かあるでしょ”と構えて観てしまいます。
ストーリーはさておき、
ディカプリオが良かったぁ・。★
『BODY OF LIES』の時も迫真の演技に魅せられましたが、
今回の頭痛持ちの警官役も(ホント苦しそうで)こちらまで 目がチカチカしちゃいました(映像効果もありますが、笑)
レオ様がこれだけ腕をあげたのだから、
真実を目の当たりにするエンディング・シーンは
もう少しひねってほしかったです。
ミッシェル・ウィリアムズが 死んだ奥さん役でしたけど、
あまり印象に残らず。。
あのネクタイを燃やすシーンでの(笑いを狙った?)捨て台詞は
いらなかったかなぁ、ちょっと言わされたっぽいし。。
ディカプリオ・ファンには お勧めの一本です☆
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