アバター(2009)のレビュー・感想・評価
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広大なパンドラの森、そして空を擬似体験。
とても十数年まえの映画とは思えないクオリティ。圧倒的な世界観。だが、何処か既視感が否めないストーリー。それでもグイグイ引き込まれる脚本と演出、そして映像美は圧巻の一言。
人間の欲、エゴ、そして良心。
ナヴィの生活、掟、そして信仰。
エイワという地球には無い唯一無二の存在。
人間にはとても理解出来ない力にジェイクと共に感嘆。
アバターとして、スペースピープルとして、エイリアンとして、侵略者としての人間。
略奪する事を当たり前の様に考えてしまう。
沢山のメッセージがあり過ぎて、言葉では全てを言い表せない考えさせられる作品。
ナヴィの顔つきが何となく受け入れられなかったというのも正直言うとあるのだが、いざ観てみると不思議と違和感が消えてくる。
名作と言われる所以を世界観と共に思う存分味わえた、正に映画館で観る為の作品。テレビ画面では勿体無い。U-NEXTでの鑑賞になってしまったのは残念だったが、それでもこの大きな感動を是非。
久しぶりの鑑賞
タイトルなし
考え方が変わった。
パンドラに住む先住民族vs金儲けの人間
というよくある侵略系sf映画
CGがものすごく凄い。こんな綺麗に架空の星を表すことが可能なんだと。映画はすごいなと。
金儲けのために他の生物が住んでいる場所を人間の良いようにすることは今の現実にも行われていることでアマゾンの伐採など、、、、
そういうのは自分たちの為になっていると分かっているけどそこに住み着いている生物にとっては大きな脅威で残酷なこと。
今の世界のままでいいのか、解決策は無いのかと考えさせられました。
地球なんて生物が誕生しちゃったせいで良い意味でも悪い意味でも変わってしまった。
地球温暖化、食糧危機、戦争、貧困など
あらゆる解決すべき問題を抱えている人間。
地球の負荷にならないことは何なのか?
現実問題にみんなが目を向くべきであると思います。
圧倒的な映像美!
特に夜は、光の植物に包まれた幻想的な世界に!
公開当初は、映画館で3Dで見たが、空を飛ぶシーンなどは、まるで自分が体験しているよう!
科学の力を使い、DNAを結合させてアバターを作る。さすが、ジェイムズ・キャメロンの発想力!
ストーリーも強いメッセージ性がある。遠い未来の、遠い惑星の話ではなく、我々人類がやってきたことを風刺している。原住民が大切にしている自然を焼き払い、資源を勝手に採り、自分のものする。野蛮で低俗な民族とののしり、反抗したら武力行使する。我々の悲しい歴史だね。
アバターを通して、ナヴィ族に加わり、彼らの生活や言葉、考えを学びながら、いつしか恋に落ちる。そして、部族のために、驕り高ぶった人間に立ち向かう。シンプルなストーリーだが、高い技術力と映像美で、見るものを惹きつける。
アバター2も劇場で見ないとな。
2009年当時の最先端
改めて観ると…
公開当時、3Dのもの珍しさに2度映画館へ行ったが、作品自体はそんなに面白味を感じなかった…
それ以来か?新作のために復習すべく、久々に鑑賞したけど、興行成績歴代1位というのも納得の面白さでした(^_^;)
映画館では、3Dに気を取られて、ストーリーがイマイチ頭に入ってなかったのかも(^_^;)
内容としては、ナヴィはアメリカ原住民、地球人はヨーロッパの侵略者たち。もしも、アメリカ原住民がヨーロッパの侵略者たちに勝ったとしたら?というような話を未来の違う星を舞台に置き換えたような?
侵略者たちの酷いやり方は、見てて腹が立つ。そんな侵略者たちを返り討ちにするあたりが見てて痛快なんだという印象でした(^^)b
また、設定等も非常に細かく作り込まれていて、見応えも十分。さすがジェームズ・キャメロンという感じでした(^^)b
今後のシリーズにも期待が膨らみました。
鈍りのある英語でネイティリがジェイクをあしらう姿
我々は映画を観たのではない。キャメロンが創造したその惑星に降り立ったのだ
映画史上最高のヒットとなった『タイタニック』。
その記録を塗り替えたのは、ジェームズ・キャメロン自身だった。
2009年当時の最新最高水準のCGやパフォーマンス・キャプチャー技術や3Dを駆使し、映画を“観る”と言うより“体感する”。劇中と同じく言うなら、我々もアバターを通じてそこに存在した。
その映像世界は、瞬きもせず一瞬も見逃したくないほど。
キャメロンは本作製作に当たって、ただ想像力を膨らませただけじゃなく、“創造”した。
地球から数光年離れた実在の星系のとある位置に惑星があったとした場合、そこはどんな環境で、どんな動植物が存在するか…?
キャメロンは天体学者、宇宙物理学者、環境学者、地質学者、海洋学者、言語学者、動物学者、植物学者ら専門家を招集し、徹底的にリサーチ。
ただの架空の星ではなく、あたかもそこに本当に実在する星と生態系として。
『タイタニック』では実寸大のタイタニック号を再現したキャメロンだが、本作では文字通り、一つの星“パンドラ”と世界を創り上げた。
キャメロンが創造した圧倒的なビジュアルは、映画技術や映画鑑賞を極め、一つの頂きに達したかのよう。
アクションの迫力は言うまでもなく。
ミリタリー好きキャメロンのメカニックの充実さ。
幻想さとリアルさの唯一無二の世界は、本当に作品の中へ誘われる。美しくファンタスティックで壮大なスケール。空浮く島の荘厳さ。翼があるイクランに乗って飛ぶ浮遊感。
それらもさることながら、髪の毛の先と生物の触手で意志疎通。それを“フィーラー”と呼ぶなど、一つ一つ細かな設定や名称。SFやファンタジーだからこそリアルに。
特殊メイクでは満足せず、映画技術の進歩を待って、遂にキャメロンの創造の表現に至ったパフォーマンス・キャプチャー。『アバター』は3DやCGビジュアルばかり注目されるが、このパフォーマンス・キャプチャーとそれで体現したキャストたちの熱演も忘れてはならない。(ずっと生身演技のスティーヴン・ラング演じる大佐の憎々しいインパクト)
それまでは3Dは映像が浮かび上がる見世物的な感じ。が、本作の3Dは違った。画面の奥に世界が広がり、画面を通り越し、この世界に入っていけるような。
私も2Dバージョンと3Dバージョンで2度鑑賞。
映画に不可能はない。キャメロンが作品の度に切り拓く技術と表現は、映画の可能性と未来までも切り拓く。
革命的な技術の一方、話自体はオーソドックス。
人間と異文化。
対立と、人間側の侵攻。
主人公は当初人間側だったが、異文化と人種に触れ、感化され、共に闘う…。
キャメロンがベースにしたのは、『ジョン・カーター』として映画化された事もあるエドガー・ライス・バローズの“火星シリーズ”。
他に『ダンス・ウィズ・ウルブズ』や『もののけ姫』にも通じる。
一部話が平凡とひねくれ意見も出たが、『タイタニック』だってそう。時に話がオーソドックスの方が作品の魅力をより良くする。もし話も凝ってたら、話を追うか世界を体感するか忙しい。本作の場合、これでちょうど良かったのだ。確かに話はオーソドックスだが、細かな設定は凝っていて、決して平凡な作品ではない。
キャメロンは古今東西のSFや叙事詩からインスパイアされたが、これからは本作がSF叙事詩のスタンダードになっていくだろう。
いよいよ明日から、続編公開。
備えて、久々に鑑賞。
キャメロンの作品はいつ見ても、何度見ても魅せられる。
今度はどんな映画技術で我々を驚嘆させ、世界へ誘い魅せてくれるか。
キャメロンの新次元に刮目せよ!
これが世界一の実力
ありがとうよりごめんなさい
何これ?面白すぎるんだけど?面白すぎて言葉に出来ないんだけど?星5しか付けれなくてごめんなさい。映画館で見れなくて本当にごめんなさい。
映像とか脚本とか演出とか音楽とか全部スゴすぎて、逆に言うことないね。どんな生き方したらこんな発想が生まれるのか分からない。こんなとんでもない映画を作ってくれてありがとう。でも、それ以上にごめん。新作は公開日に4DX3Dで見るから許して。
かなりぶっ飛んだストーリーなのに、作り物と思わせない。圧倒的な映像美と濃密な脚本で、見るものの目も心も奪う。見た目が気持ち悪いなんてことも、見始めたら一切感じない。話にというよりも、満足感と衝撃で思わず涙が出てしまう。この映画を見ていることも夢だったのか...?
真剣レビューは新作ですることにして、今回はどれほど本作が衝撃的な映画だったかということを文字数で悟っていただければということで...(職務放棄)。
美しいパンドラとナビィ
今なお色褪せない映像革新。
パンドラという星へ赴く体験。
【唯一無二の世界観に包まれた、比肩すべきモノがないファンタジックSF映画の傑作。”アバター”の発想や、衛星パンドラの魂の木や聖なる木の精を主とした動植物の美しさに圧倒された作品。】
■元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星・パンドラでの活動用に開発された肉体“アバター”を使ったプロジェクトに参加。
そこで原住民族・ナヴィの娘・ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と出会い恋に落ちるが、次第にパンドラの資源を搾取するアバター・プロジェクトに疑問を抱くようになる。
ー 10数年ぶりに鑑賞したが、今作は”22年度のSF映画の新作ですよ”。と言われても、その唯一無二の世界観は、頭抜けている。
イマジネーション豊かな映像の美しさは絶品であり、ナヴィやパンドラの動植物の美しさや、滑らかな動きはCGとは思えないハイクオリティ作品である事を、再確認した。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・元海兵隊員のジェイクは、負傷により下半身不随。だが、亡き兄様に開発されたパンドラの原住民、ナヴィのDNAと組み合わせた肉体”アバター”とリンクすると、動きは自由自在。
ー このギャップが一つの見所であり、ジェイクがその後行われる人類によるパンドラの稀少鉱物を無理やり強奪しようとする、マイルズ大佐(スティーヴン・ラング)の姿勢に疑問を持ったのは、当然であろう。-
・ジェイクは、自由になったアバターの身体で、パンドラの深い緑に覆われた森を、嬉しそうに跳躍し、駆け回る。
ー この一連のシーンは、初鑑賞時感動を覚えたモノである。-
・シガニー・ウィーバー演じるグレース植物博士のナヴィとの共存を模索する存在も良い。
・そして、ジェイクはナヴィの娘・ネイティリと恋に落ちて行く・・。だが、そこにマイルズ大佐率いる”スカイ・ピープル”とナヴィから呼ばれる愚かしき軍隊の猛攻撃が始まる。
<魂の木や、”聖なる木の精”の幻想的な美しさ、巨大な動物たちの迫力。そして、ジェイクがナヴィの生き方に惹かれていく様は今観ても、実に面白い。
第2作、「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、矢張り、必見である。>
ナヴィの女性、ネイティリがかっこいい
構図としては、先住民が侵略戦争に立ち向かい勝利する話し。そのスケールがSFで、大きい。地球を離れた惑星パンドラ、そこの先住民ナヴィ。人類と似たようであるが、体も大きく、青色模様の肌、しっぽもある。この惑星では酸素がないらしく、人類はマスクをしないと生きられない。
惑星パンドラに眠る鉱物資源を略奪しようとたくらむ人類は、ナヴィの分身であるアバターを作り出し、人とリンクさせて、潜入させる。ところが、潜入したアバターことジェイクは、先住民の族長の娘ネイティリと恋に落ち、人類の行動に疑問をもちはじめ、やがて人類に立ち向かうことを決意する。
こうした設定自体がワクワクするし、3Dを駆使した映像は圧巻。美しいし、リアルだし、躍動感があり、一気に見ることができた。
最後、ネイティリと、ジェイクの人間に戻ったときの抱擁シーンは、和解、融和のシーンで感動した。また、ナヴィがいかに大きい体をしているか、そういった対照もわかる。ネイティリが最後に宿敵を矢で撃つシーンもかなりかっこいい。この映画の主人公はネイティリだと思った。
2022 171本目
4DXにピッタリの映画
はじめての4DX3Dで観ましたが、
映像の綺麗さと迫力が、4DXに
ピッタリマッチしていて
とても楽しめました。
物語は人間とナビィ達が戦争を
して殺しあうので、あまり好きでは
ないですが、映像の綺麗さと
4DXの素晴らしさで星4つ。
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