トランスフォーマー リベンジ : インタビュー
正義のトランスフォーマー“オートボット”と協力して、地球の平和を守る米国軍人レノックス&エップスを演じるのは、前作から続投となるジョシュ・デュアメルとタイリース・ギブソン。来日プロモーションの際に、大迫力の戦闘シーンなど撮影秘話を明かしてくれた。(取材・文:編集部)
ジョシュ・デュアメル&タイリース・ギブソン インタビュー
「本物の軍人と一緒に過ごすことでリアリティが生まれた」(ジョシュ)
――1作目より面白いものにしなければというプレッシャーはありましたか?
ジョシュ:「プレッシャーがないわけではなかったけど、なんと言ってもマイケル(・ベイ監督)だからね。すでに『さすがマイケル・ベイの作品だ』という声も挙がっているようだし、この作品に参加できたことを誇りに思っているよ」
タイリース:「僕は根っからのパーティ男でね。撮影現場でもいかに素晴らしいパーティをプロデュースするかで頭がいっぱいで、いつもプレッシャーを感じてたよ(笑)。これはもちろん冗談だけど、正直なところ、この映画は僕の人生を変える作品になったと思う。1作目の公開時はどれぐらい集客できるのか全然分からなかったんだ。結果的に大ヒットしたので、今回は責任も重く感じたよ」
――エジプトでの戦闘シーンは大迫力でした。軍人の役ということでハードな撮影も多かったと思いますが、事前にトレーニングしたことはありますか?
タイリース:「もちろんかなりのトレーニングをこなした。実際のアメリカ空軍、陸軍の人たちに来てもらい、ちょっとした動作でも嘘っぽくならないように厳しく訓練したんだ。爆破のシーンでは首を痛めてしまったんだけど、いまだに痛む気がするんだよなあ(笑)」
ジョシュ:「ものすごい爆破の中、シャイアたちが僕らの方へ走ってくるシーンの撮影は、今回一番印象に残ってるよ。ちゃんとワイヤーを付けてなかったら彼らも僕らも死んでしまうからね。幸いなことに、まだ生きてるからこうして東京にいるわけだけど(笑)。それと、普通はその日の撮影が終われば涼しくて快適なトレーラーに戻れるんだけど、今回はずっと本物の軍人と一緒に過ごしていたんだ。そのお陰でリアリティあるものが生まれたと思うし、あの暑さの中での撮影は僕にとって印象深いものになったよ」
――「トランスフォーマー」シリーズの一番の魅力はなんだと思いますか?
ジョシュ:「僕自身も子どもの頃に『トランスフォーマー』を見て育った世代なんだ。車や飛行機がロボットに変身するなんてすごいアイデアだし、見る人の想像力をかきたてるよね。その80年代に流行ったアニメが、マイケルの手によってさらにクールでスケールアップした作品になったんだ」