雪の女王 新訳版
劇場公開日:2007年12月15日
解説
アンデルセンの物語を原作に、57年に旧ソビエト連邦で製作された傑作アニメーション。北国の小さな町で幸せな日々を送っていた少年カイと幼なじみの少女ゲルダ。ところがある冬の日、カイは恐ろしい雪の女王に呪いをかけられ、喜びも痛みもないという氷の宮殿へ連れ去られてしまう。暖かくなっても帰って来ないカイを心配したゲルダは、彼を探す旅に出る。ロシア語オリジナル版を新たに翻訳した“新訳版”として上映。
1957年製作/65分/ソ連
原題:Snezhnaya Koroleva
配給:三鷹の森ジブリ美術館
スタッフ・キャスト
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Y・ジェイモー
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A・カマローワ
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M・ババノーワ
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G・コナーヒナ
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V・グリプコーフ
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よく出来ていました。
ただ、いわゆるハリウッド型の「よく出来た脚本」ではありません。恐らく、その時点で見ると非常に退屈な作品になると思います。それくらいお話は淡々と進みます。
キャラクターの説明も、最小限に留めて、何気ない動作や表情などのアニメーション表現をうまく駆使して匂わせる程度に留めています。
でも他者との関わりなんてそう言うものですよね。他の映画には感じられない、なにかこう、生々しさやリアリティを感じました。
特に山賊の娘が好きです。人間、孤独になると本当にああなるんです。作者は本当に人間を観察してるんだなぁと感心しました。
とにかく素晴らしい映画なのでぜひご覧になってください。オススメです。
2015年3月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ただ、カイを助けたい・カイに会いたいというゲルダの強い想いは
時に人の心を動かしながら
ゲルダをどこまでも遠くへ運ぶ
盗賊の娘のエピソードがとにかく良かった
自分の目的の為にいろんな人に迷惑をかけるゲルダを共感できないという人もいるだろうけど、
たまには人に迷惑をかけていいのだと、頼られて嫌がる人は案外いないものなのだと、それこそ世界は愛で溢れているのだと、そういうメッセージにも思える
人生に対する目的と、強い想い、
心からの感謝と、とびっきりの愛情。
とにかく綺麗なお話です。
想いを、つらぬく。