劇場公開日 2007年12月14日

  • 予告編を見る

「おうち-143」アイ・アム・レジェンド かいりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0おうち-143

2019年4月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

サム役のわんちゃんにアカデミー賞助演男優賞をあげたい。

GWですね。
スーツケースピーポーを見てるうちに、やべぇ、明日には東京に私しか残ってないんじゃないか😨と不安に駆られて、そういえばウィル・スミスが地球に一人残される映画があったな、と。

そういうわけで、連休でもないのにウィル・スミスとわんちゃんがNYに取り残されます。
このわんちゃんの演技がすごいんですよ。怖いよ、とか、ごめんなさい、をちゃんと目で語ってる。
あのシーンは‥‥涙腺崩壊しました。

アクションもしくはサスペンスかと思って見始めたら、ドラマでした。
意外にもホラー要素があります。
マネキン恐怖症の私は更に怖い。マネキンとのシーンになると、特別何かが起きるわけじゃないのに、そこらへんのホラーより怖かったです。で、結局マネキンは誰が動かしたの?
ぐいぐい引き込まれる設定の割に、ラストへの描き方が少し雑なのがもったいない気が。
あ、もう終わり?となってしまいました。
タイトルの意味がわかったときの感動がやや薄。

とはいえ、引き込まれたことは事実ですし、わんちゃんがすごすぎたので高評価にします。
Sam was a legend.

*追記*
他の方の別エンディングに関するレビュー、それを踏まえた上での本エンディングに関する考察を読ませて頂くと、色んなものの見方が必要だなとあほは愕然としました。
確かに、あの世界でのマジョリティであるゾンビからしたら、自分らの領域に踏み込んできて、自分らを実験体にしていく博士こそが悪なのか。
なかなか考えさせられる映画でした。
それほどのテーマがあるから、描き方によってはもっと後世に受け継がれる作品になれたのでは、と思います。
ウィル・スミスとわんちゃんの演技も素晴らしいので、惜しいなぁ。

かいり