劇場公開日 2008年8月9日

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コレラの時代の愛のレビュー・感想・評価

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2.5予想に反してじめッと感は薄い

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

単純

幸せ

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こまめぞう

4.02文字でいうなら【執念】の映画。 感覚が全く違うのと行動が行動なの...

2022年7月11日
スマートフォンから投稿

2文字でいうなら【執念】の映画。
感覚が全く違うのと行動が行動なので、待ち続けたという気持ちになれない。
成就するところは感動的なシーンのはずなのだが感動しない。
凄いとは思う。

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collectible

2.5ストーカー男にドン引きする前半の99%

2022年2月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ハビエルの黒歴史か w

「ライオン・25年目のただいま」という感動名作があったが、本作はまったくもって「50年目の“がぶり寄り”日記」である。

マザコンにしてシスコンのおっさんの生き様については、うーん、どう反応してよいものか・・622ページ、たっぷり悩ませてもらった迷作であった。

・・・・・・・・・・・・

50年越しの愛にあなたは感動できますか?

以前に観た「セレンディピティ」という、ライトタッチなアメリカのラブコメ、
⇒あれは恋人たちの“すれ違い物語”だった。
あの映画で、劇中の小道具として登場し続ける一冊の本、それが「コレラ時代の愛」、その初版本。
南米のノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの著書だった。
あれをきっかけにようやく本作DVDを探し当てての鑑賞。

マグダレナ川
オリノコ川
ラプラタ川
ネグロ川と
巨大な河が滔々と悠久の時を従えて流れる「河川小説」が原作。

時の河は流れて止まらない。
しかし人間たちの思いは遥か大河を遡りゆき、流れに乗ってゆっくりと下り、再びそこを遡る。
舞台としては不足はない。

ところが延々と見せられるのは盛りのついたキモ男の女体への沈溺なんですが。
「マカ」はかの地南米の名産だが、梅毒もあの地の風土病だったはずたがなぁと、雑念妄想に悩まされる。

オスカー俳優にも、そりゃあ黒歴史はあるだろう。
原作者がいくらノーベル賞作家でも、脚本の出来や監督のパーソナリティーを見抜いて出演の可否を決定するのがいかに俳優にとって難しい事なのか ―
それを証明する好例かもしれない。

原作は
大著だが、Amazonのレビューでは好評価を受けている。
映画ではなんの狙いか、矢鱈とトップレスを登場させるばかりで、あれは視聴率を稼ぎたかっただろうか?
仕舞いにはハビエルの汚い全裸も見せられたが・・萎えた。
B級。

「あ!この男、ちょっと変だ・・」
市場で再会したときのフェルミナの「直感」。
ああいう「直感」は終生大切にしなければならないのです。
ところが、最後の1%のエンディングで、多少文学めいたシーンを持ち込んではみてもキモ男の挽回は無理なのに、
フェルミナに失礼でしょ!

僕の制止も聞かず毒牙にかかるフェルミナ。
唖然とする他なかった。

・・・・・・・・・・・・

赤ひげ薬局提供

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きりん

3.5あるぶっ飛んだ愛の物語

2020年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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ピンクマティーニ

3.0きっと私が哀れな抜け殻だからだろう

2012年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

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shimo

4.0カツラ男の純愛。

2009年1月13日

悲しい

怖い

幸せ

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ハチコ

3.5作品自体は、冗長気味。ハビエル・バルデムという俳優の凄みを感じさてくれました。

2008年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 作品自体は、冗長ではありましたが、ハビエル・バルデムという俳優の凄みを感じさてくれました。なにしろ53年間もひとりの女性を思いつづけ「純潔」を守り抜くという主人公フロレンティーノを演じる訳ですから、その醸し出す雰囲気にそれだけのことをやり遂げられるという説得力が必要です。
 またこの役所には、次のような飛んでる一面もあって、まさにウルトラC級の難しい役作りが求められるキャストであったのです。
 フロレンティーノは、フェルミナへの精神的な純潔を守りつつも、愛が叶えられない反動から、ほとんどビョーキのごとく片っ端に女に手を出していくのです。その数なんと622人!
 フロレンティーノ主人公の血筋は、プレイボーイ一家。父親もさんざん女を作ってフロレンティーノの母親を泣かせていたのです。血は争えません
 なかには不倫相手の女性を伴侶に殺されてしまったりという波乱を生むこともありました。また70歳超えても親戚の女子大生とエッチするくらい、モテモテで精力家であったのです。
 このように述べると、フロレンティーノのイメージは、希代の女たらしで軽薄な男のように思えてしまうかもしれません。しかし彼は詩人であったのです。仕事の契約文書ですら、恋文風に表現してしまうくらいに。そして、生き方そのものを詩にしてしまったのでしょう。彼にとって女性との出会いは、愛の狩人と言った方がいのかもしれません。

 こんなフロレンティーノを、バルデムはいやらしさを微塵もさせないポーカーフェイスで演じきってしまいました。いやはやお見事の一言です。バルデムが演じるフロレンティーノはどこまでも外見は純真、潔白な紳士。そして近づくと愛について激しく語りかけてくる情熱家。そのギャップが女たちをトリコにさせてしまったのでしょうか。
 画面で見ても、53年間フェルミナを一途に思い続ける熱いパッションを感じさせる一面をバルデムははっきりと感じさせてくれたのです。
 ベッドシーンも多く、官能的な台詞も多々あるなかで、バルデムがいなかったらただのポルノ作品になってしまったかもしれません。中でも、ラストの70歳を超えたカップルのベットシーンは、少しもいやらしさがなく、感動すら感じました。

 ただ残念なこととして、中盤が長すぎました。フロレンティーノの女遍歴を描くところではもう少し縮めてもよかったのではなかったでしょうか。それとフェルミナが結婚してしまうところでは、逆に唐突すぎて、もう少し複線を置いて、彼女の心変わりの軌跡を描いてもよかったのではないかと思います。
 また、重要な背景となるコレラの蔓延と内戦の悲惨さという面はあまり描かれておらず、恋愛ものに特化してしまった点も、もう少し描き方があったのではないでしょうか。

 原作の忠実な再現を求めて舞台となるカタルヘナでロケを行ったそうです。映像的には大変美しく、南米の異国情緒をたっぷり感じさせてくれました。

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流山の小地蔵