ブレードランナー ファイナル・カットのレビュー・感想・評価
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古い映画だから、今見ても面白くないと言われたけど
古い映画だから、今見ても面白くないかもと言われたけど、最新の映画と遜色ない面白さでした。レプリカントの涙、デッカードの優しさ、死ぬ時間が来る事、全て心に沁みました。うぃーんという、特徴的な音楽も面白かったです。また、35年前のひとが想像した未来としての映像も面白いです。携帯も無いし、車が空を飛んだりと荒唐無稽なところもあるけど、激しい貧富の差、派手なネオン、奇妙なビルなどなど、近いところもたくさんあった。昔の人が予想も出来なかった未来に今いると考えるのは面白いです。
素晴らしい
今、この作品をビデオレンタルや配信で見てもそこまで感動は出来ないかも知れません。ですが、音響の良い劇場で見ると「やっぱり映画は劇場で見てこそ」だと実感できます。そぼ降る雨、スチームと炎にまみれた夜の情景、間接光に照らさせる屋内、レプリカントの悲哀、多様な受け取り方の出来るラストカットを含めて、全く色褪せないサイバーパンクSFの祖にして決定版たる堂々たる作風を堪能しました。
続編公開に併せてのプレミア上映である事は明白ですが、ここまで本作が素晴らしいと、続編には不安しかないのが正直な所ですね。杞憂に終わればいいのですが。
爆音映画祭
今まで何度か観てはいたがその度にイマイチ、ピンと来ない感想で。
個人的にイメージしてしまっていたアクションやテンポ良く進む訳では無い展開と基本的に暗い印象。
圧倒的な映像のLOOKに独特な雰囲気と圧巻なヴィジュアルにハードボイルド漂う渋い感じと今更ながらに傑作と唸りました!?
主役のデッカードの存在感は薄くなりレプリカントの悲しい生き様に感情移入し世界観に魅了される。
サイバーパンクの神
漫画アニメではサイバーパンクの世界観を持った作品がなんとなく好きで、AKIRA、攻殻機動隊などなど、にわかながら有名どころを見てきました。なのでその作品達が影響を受けたと言われているブレードランナーを観てみる事にしました。
「え、こんな映像あの作品でも見た、こんなテーマこの作品でも見た」と既視感バリバリでした。 影響与えまくりです。つまり神なのですね、ブレードランナーは。
もはやテンプレのようなストーリーなので特に思うところはあまり無かったのですが、創造の神ということで神ポイントです。
敵のバッディが度々変わった行動をするのですが、それがあまりに奇妙でレプリカントは人間になり得ない物、と意識させられます。上手いなあと思いました。
バッディが鳩持って走るシーンは謎ですね。
ファイナルカット
デジタル処理をかけたり、本来意図した通りの特殊撮影映像を使っているので、画質、最高に綺麗です。
独特の世界観を鮮明に映し出していて素晴らしさが際立っています。
この映画がアニメーションやSF映画に与えた影響は計り知れないでしょう。
荒廃した近未来の、混沌とした都市風景を絶妙なセンスと映像美で観せており、リドリースコットの真骨頂を感じられる作品だと思います。振り続ける雨や濡れたアスファルトに反射するネオンの儚くも妖しい光は作品テーマをより際立たせている。大好きです。
253-45
SFの金字塔。当時見たら衝撃だったんだろうなぁ。古さを全く感じさせず、現代のSFはこれを元にしているのだと感じた。
人間よりも必死に生きようとしたレプリカントたちの方が人間よりも人間らしく、純粋だと気づいた。次作も楽しみ。
(映像4 脚本4 演出3 音楽3 配役3)×4=68
今、初めて観るとそんなにいい映画か?と思う。 荒廃した近未来。 人...
今、初めて観るとそんなにいい映画か?と思う。
荒廃した近未来。
人工的に作り出されたレプリカントに自我が目覚め、置かれた境遇に疑問を持ち、人が設定した環境から逃れようとする。
秩序を逸脱したレプリカントを排除する為の仕事人がブレードランナー。
レプリカントとブレードランナーの追いかけっこが流れ。
レプリカントは人よりも知能、体力とも勝れることで、人にはできない仕事を請け負わされている。
勝れる部分が在るが故に寿命は短い。
レプリカントは人よりも早く死ぬということに恐怖と不満を感じているが、タイレル博士の言うように人にはできない経験をしている。
それが消えてしまうということに恐怖を感じている。
人にはできない経験に重きを置くか、人並みの寿命になるか?
ということだろうと思うが、常に陰鬱とした画面には辟易した。
時代に先駆けてこれを作ったリドリーに改めて敬意を表したくなった一品でした
映画好きになる前にビデオかテレビか何かで何となく見た(←失礼な)のは見たはずなのですが、ほとんど記憶には残っておらず・・・評論家や映画通が生涯1位にあげることも多い名作と言われても、何故かもう一度見たいと言う欲求に駆られることなく、今に至ってしまった訳なのですが、この程続編が公開されると言うことで、これを機会に再見してみました。
まあ再見とは言っても、ほぼ記憶には残って無かった訳で結局初見みたいなものなのですが、おぉ・・・物凄い既視感、って言うか普通逆なんですけど(苦笑)、この映画を崇拝している方からしたらこれ以降のこの手の映画はホント既視感たっぷりに映ってしまうのも妙に納得、サイバーパンク系SF映画の金字塔と言われるのもそれは当然ですよね、当時これを見た人は相当な衝撃だったでしょうねぇ、逆に斬新過ぎて受け入れられなかった方も多かったのでは?
とりあえず、サイバーパンク系SFを見てまず比較対象にこの映画を上げるのも、今回でようやく納得できました(遅・・・)
しかしこれ、舞台は近未来と言っても2019年って、ほとんど今に近い年代じゃないですか、現実は思いのほかスローペースで進化しているようで・・・。
それにしても、アジアンテイストな雑踏的世界観が独特で物凄く印象に残りますね、日本も入れたアジアンテイスト、こんな雰囲気の映画もこれ以降多くなったのかなぁ、日本人が見るとちょっと笑っちゃうような世界観ですけどね。
その他、様々なガジェット、そして独特の退廃的映像の世界、私レベルでは何と表現していいのかよく分かりませんが、何か凄い、これは確かに引き込まれる世界観でした。
レプリカントの悲哀っぷりもたまらない要素でしたね、前半はハードボイルド探偵物のような雰囲気に、正直もう一つ入り込めない部分もあったのですが、後半~終盤にかけては一気に引き込まれました、クライマックスのデッカードVSロイは、普通にアクション映画の様相を見せておいて、何ともグッとくる結末を用意していたではありませんか、全く無駄のないバトルシーンには思わず舌を巻きましたね。
画だけ見るとパンイチのルトガー・ハウアーにちょっと笑ってしまうのですが、レプリカントの悲哀がホントたまらなかったぁ、ダリル・ハンナが演じたレプリカントと言い、ビジュアル面もインパクト大でしたね。
たまらないと言えば、レイチェルとデッカードもですね。
レイチェルを演じたショーン・ヤングがとにかく美しかった!
変な髪形の時もそれはそれでインパクトありましたが、髪を下した姿がたまらなかった、ある意味この美しさが彼女のソレに説得力を持たせたかも、デッカードとの行方も余韻があって良かったなぁ。
まあ思いのほか地味で暗くて、好きかと言われると正直そこまで好みの映画ではないんですけど、時代に先駆けて一つのジャンルを確立したリドリー・スコットに改めて敬意を表したくなった映画ではありました、35年ぶりの続編も楽しみです。
ファイナルカット?
自分がリバイバルでみた時は…あまり思い出せないな
しかしなんかいろんなバージョンありすぎだろ。
私が好きなのは
最後は恋人となったレプリカントの女性と自然いっぱいのバカンス旅行みたいなものに行ってるところで終わり、あのテーマ曲
デンデデデンデデ
ズンズンズンズンズンズンズン
チャーチャーチャーチャー♪
でテロップ。がいいんだが
うちにあるDVDその場面がない、売りたいがあまり金にならなそう
昔は超マイナー映画で
私がみたのはなぜか普段はピンク映画をやる映画館だった
昼間から酔ったオヤジがいて、弁当食ってるし、うるせえし
最初はつまんないなあ意味もわからないしよ〜と思ってたが最後30分くらいで一気に持ってかれてのめり込んだ。
今じゃ好きすぎる映画になった。原作も読んじゃったけど、読まなくてもいいよね。まるで話が違うもの
良ければ読んでみてください、ハヤカワ文庫であるはず
しかし、続編やるとは恐れ入った。なんでいまさら?そのためのこれはリバイバルか?
この映画は雰囲気がまずね、肝なんすよね。
あと、わけがわからないとも言える雑多であまりに機械化された未来都市
特に日本のアニメ作家とか影響されまくってる。というよりほとんどパクり
誰とはあえて言わないがよ。
よく真似したなあ、特にルドガー・ハウアーを。
あの走り方とか、吠え方とかいろいろ
まだ映画が本当に楽しかった時期でした…あーあ。
続編どうすっかな、正直あんま興味ない。
未来 人間 重厚
人間でない人間を、殺す。
既視感を感じた。
しかしその実、本作がその元祖であり、私が今まで観てきたものは、このオマージュであった。
だから、この作品を凄いと思えない事が少し悲しい。公開時、人々はこの作品をどのように受け止めたのだろうか。
物語は重く暗く、アクションも描写が過激なシーンはあるが、派手さは無い。哲学的に、人間らしさを問いかけてくる作品。
さて、続編はどうなるか。
心が悲劇をつくるのか
子供の頃は、近未来の煌びやかな世界観に圧倒されて人間の根本の「生きる」ということが分からなかった
「生きる」ということは「死ぬ」ということと相対しているのだとやっと分かるようになってきた
歳を重ねなければわからない
死とは生なのだ
レプリカントと呼ばれる彼らが過酷な経験をした後に待っているのは「死」だけ
感情を身につけた者達は、自分の「生」に疑問を持ちナゼ?かと問いかけつつ死んでいく者がほとんどだろう
彼らは何も悪くない、これもまた人間の利己主義からなるものだろう
人間とはどれほど身勝手で自分本位で欲深いのだろうか
高い知性を得たロイは、ただ生きたかっただけなのに
怒りを覚え
愛を覚え
そして、許す心を手に入れたのですね
彼らの魂も天国へ行ってほしい
追記
何度みても新しい
ブルース・リーのようにどこまでもいつまでも新たな映画にあたえるインパクトが大きすぎるように思えます
苦悩する人工の思考、それは手塚治虫さんや石森章太郎さんなどの苦悩するヒーローからなのでしょうかね
もう初老の私にやっとこと作品の込められた思いが見えてきました
恋や愛や憎しみや慈悲など、とにかく経験をしなければ共鳴できない作品です
最初に見た時はガキですから当然映像とアクションしか見てなかった
インパクトも上部も中身も深い深い作品です
ガキの頃に見ていてよかった〜
デッカード(ハリソン・フォード)はレプリカンとの死闘の末自宅に戻り...
デッカード(ハリソン・フォード)はレプリカンとの死闘の末自宅に戻りレイチェルと逃げ出す。全体的に暗いのはCG技術が十分でなかったためか。
映像がヤバすぎる
ゲームから映画まで、あらゆるSF作品の批評の中に「ブレードランナー」の文字を見ない事は無い。
自分が生まれる前にこんなとんでもない映像が作られてたなんて、考えられない。
映像だけで見る価値がある。
SF好きなら例外無く見るべき作品です。
正直見るまで舐めてました、ごめんなさい。
万人ウケはしないが名作
人間社会に紛れ込んだ人造人間を始末する任務に就くデッカード。狩りを続けるうち人造人間たちの心が分かり始める…。
25周年記念バージョンを再鑑賞。未来を描きながらどこか荒廃した世界観や考察の余地を残しながらの切ないラストはやはり名作。
分かるけど分からない
このストーリーの良さがまるで分からない。でも、この映画が僕の生まれた年に公開された事にただただ驚いた。盛っていうわけでもなく2000年代の作品だと言われても納得してしまいそうな映像美と世界観。そして年を取らないハリソンフォード。
思うに、この映画を映画館で観た世代とその後の世代で意見が割れる気がする。
そして、僕らがどこかで観た。こんな設定あったな、この世界観もあの映画と一緒だぞ。といった記憶のオリジナルがブレードランナー何だと思う。
とにかく世界観には驚いたが、ストーリーと設定に全く入って行けなかった。伏線なんだろうなぁと思ってるうちに終わってしまった。アクション映画だと思って観た自分が悪いのかもしれないが、波のない映画だった。
ヴァンゲリスの音楽の素晴らしさ
映像の素晴らしさもさる事ながら、
ヴァンゲリスの音楽もあいまって
独自の世界観を創り出しています。
冒頭の夜景のシーンは一生忘れられない。
勧善懲悪では語れないストーリーの面白さも見どころです。
我が人生の映画‼︎
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