銀嶺セレナーデ

劇場公開日:

解説

オリンピックのフィギュア・スケートの第一人者として我国にも知られているソーニャ・ヘニーの主演映画で、相手役には新人のジョン・ペインがつき合う。アメリカ軽音楽の人気者グレン・ミラー、喜劇役者ミルトン・パーレも登場、監督は「密林の王者」のブルース・ハンバーストン、撮影はエドワード・クロンジャーガーが担当。

1941年製作/86分/アメリカ
原題または英題:Sun Valley Serenade
配給:セントラル・モーション・ピクチュア・エキスチェンジ
劇場公開日:1946年7月

ストーリー

放送局のバンドが下手なので憤慨した流行歌手のヴィヴィアンは、フィル・コリイの指揮する楽団の支配人ニフティ・アレンに口説かれて、その楽団に加入するが、ピアニストのテッド・スカットがなかなかの二枚目なので、すっかり熱をあげてしまう。楽団は冬期スポーツ場として有名なサン・ヴァレイへ出張演奏にゆくことになるが、その前に、ノルウェイから避難して来た人々の中から赤ん坊を一人預かる約束をする。一同は波止場へ出迎えるが、どうした間違いか、一同の手に渡されたのは赤ん坊に非ずして、カレン・ベンスンと呼ぶ花恥しい乙女だった。カレンは相当勇敢な娘で、まず結婚をするのだと、テッドに狙いをつける。ヴィヴィアンといい仲になっていたテッドは大いに迷惑がり、彼女を残して、一同と共にサン・ヴレイへ出発してしまう。カレンは支配人ニフティを丸め込み、同じ汽車に乗込む。サン・ヴァレイへ着いたテッドは、スキイの出来ないヴィヴィアンをあとに、一人でスキイをしに出かけるが、カレンはその後を追い、数々の妙技で彼の度胆をぬく。悪戯の主が彼女と判ってテッドは怒るが、その妙技には感心し、結局仲よく一日滑り暮らす。そのため楽団の練習には遅れ、ヴィヴィアンを憤慨させてしまう。やがて、楽団一同は月明下のスキーを楽しむことになるが、カレンはテッドと2人きりになった機会をつかみ、彼のスキーを流し、自分のを折り、帰れなくする。そして山小屋へ避難する。ホテルへ帰った一同は、2人を心配し、探索に出かけるが山小屋で着いてみると、喧嘩のあとで仲直りした2人は、いい気持でダンスなどをしている。これを見たヴィヴィアンは堪忍袋の緒を切り憤然とニューヨークへ帰ってしまう。が、一同は彼女の唄に代うるにカレンのスケートの妙技を以てし、氷上大レヴュウを公開、大成功を収める。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第14回 アカデミー賞(1942年)

ノミネート

撮影賞(白黒) エドワード・クロンジェガー
作曲賞(ミュージカル) エミール・ニューマン
主題歌賞
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映画レビュー

4.0元祖『私をスキーに連れて行って』

2015年3月31日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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松井の天井直撃ホームラン