感激の町

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解説

この映画はかつて好評を受けた「少年の町」の続編として製作されたM・G・M差41年度作品である。監督は前編と同じくノーマン・タウログ。彼は1930年に児童映画「スキピイ」により同年のアカデミイ監督賞を受けている。その他「スーキー」「王様ごっこ」等と児童を描いては第一人者である。原作はM・G・Mの「ターザンの復讐」「支那海」等の脚色者ジェームズ・ケヴィン・マッギネスの書きおろし脚本で、撮影は「幽霊西へ行く」「沙漠の花園」などのハロルド・ロッソン。主演は前作と同じくスペンサー・トレイシー、ミッキー・ルーニーが当たる。その他「科学者の道」のヘンリー・オニール、「大自然の凱歌」のメアリー・ナッシュ、監督者だったロイド・コリガン、昨年度の「ナショナル・ベルベット」でアカデミイ助演賞を受けた「追憶(1941)」「王国の鍵」のアン・リヴエア等が出演している。

1941年製作/アメリカ
原題:Men of Boys Town
配給:セントラル映画社

ストーリー

ボーイス・タウンの父フラナガン神父と市長役のホワイテイ少年は、フラナガンの財政顧問格のデイヴが今日1年ぶりで帰ってくるのを大いに歓迎しようとしているが、フラナガンはデイヴの留守中、ボーイス・タウンの増築を計画し20万ドルの借金をしたので、彼に会うことをうれしい中にも心配している。案の定デイヴはフラナガンの行過ぎを忠告するがその最中、判事からの電話で、感化院で看守の苛酷さに耐え兼ねついに彼を殺してしまった少年テッドを助けるために、フラナガンは裁判所に急ぐ。判事は少年を処刑するに忍びずフラナガンに預けることにする。ボーイス・タウンに来ても世間を憎悪するデッドは誰とも親しまない。看守に打割られた傷の手術をフラナガンに勧められるが頑として応じない。市長ホワイテイ始め他の少年たちも何とかしてテッドの心を柔らげようと骨折るがことごとく失敗する。が、この土地の富豪メイトランド家の愛犬をテッドはひどく気に入る。これが原因して反抗的なテッドの心も次第に柔らぎついに外科医の手術を受けることに同意する。メイトランド夫妻は2年前に失くした息子の代りにホワイテイを養子に貰い受けたいと申出る。ホワイテイもフラナガンも気が進まなかったが夫妻の切なる願を容れる。ある日ホワイテイはテッドの依頼でその友マイルスを尋ねて感化院に行くが守衛は会わせてくれない。その帰途彼は感化院を脱走した少年フリップを派遣し、フラナガンに少年の身の振り方を相談しようと思い、自分の部屋にかくまう。これがもとで2人は警官に捕えられ感化院に送られるがそれを聞いて駆けつけたフラナガンの骨折で2人ともボーイス・タウンに引取られる。フラナガンのこの留守中、テッドの手術は成功するがテッドはフラナガンが約束通り手術に立会って呉れなかったことを痛恨する。フラナガンはいろいろ理由を説明して彼を慰撫する。一方デイヴの努力も空しく2000万ドルの才覚に失敗したボーイス・タウンは銀行の管理に移されようとする。このことを知ったホワイテイはメイトランド氏にその金を用立てて貰おうと思い、自分を連れ戻してくれるよう同志に嘆願するが拒絶される。ある日テッドの愛犬はトラックにひき殺される。その悲報を聞いたテッドは埋葬に立会おうとして計らずも歩行できる。後刻メイトランド夫妻がボーイス・タウンを訪れ2000万ドル才覚を約束する。かくしてボーイス・タウンは深部フラナガンと彼ら少年たちの手に保持されることになった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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