あぶない奴ら TWO GUYS

劇場公開日:

解説

お調子者の詐欺師と借金の取立て屋がひょんなことから大金を巡る事件に巻き込まれ、互いに手を組み巨大な敵と渡り合うアクション・コメディ。主演は「猟奇的な彼女」などその明るさとキュートな魅力で日本でも人気俳優となったチャ・テヒョン。ジョナサン・デミ監督「シャレード」でハリウッド映画にも進出したベテラン俳優パク・チュンフンとともに、本格的バディ・ムービーに挑戦した。監督は「千年愛」のパク・ホンス。

2004年製作/110分/韓国
原題または英題:Two Guys
配給:タキコーポレーション
劇場公開日:2005年12月23日

ストーリー

借金の取り立て屋にして前科4犯のパク・ジュンテ(パク・チュンフン)は、仕事の斡旋人ヨンシクから、「こいつを探してきたら分け前を3分の1やる」と、儲け話を持ちかけられる。その、一見ごく普通の若者に見える男、キム・フン(チャ・テヒョン)は、カードの借金を踏み倒す常習者だ。彼のもとには今日もカード会社の社員が取り立てに来るが、ドアに仕掛けを施して、そのRGカードの社員を地面に打ち倒す。そんなフンも、一応は働いている。高級クラブで酔った客を送り届ける代行運転の仕事だ。ボーイのスホンに頼まれて、白い高級車オピラスを地下駐車場に運ぶと、そこにはバイクにまたがり、頬に大きな刺し傷のある男が待ち構えていた。ジュンテだ。ジュンテはいきなりフンを殴り、蹴りつける。ジュンテはフンを中華料理屋に連れていき、白い小さな物体を無理やり飲み込ませる。GPS(衛星追跡装置)だという。「俺の名はパク・ジュンテ、通称はケ(犬)・ジュンテ。一度キレたら暴れまくるからな」と凄み、「腎臓の摘出手術を受ければ3000万ウォン(約300万円)の借金が帳消しだ」と軽い調子で告げる。借金額は利息がついて倍になっていた。そこに、スホンからフンに電話がかかる。「オピラスの鍵はどうした? 持ち主に代行運転を頼まれたんだ」。ジュンテも助手席に乗って、酔った外国人客を高級マンションまで運ぶと、目覚めた客が慌て出す。大事な鞄がないという……車を間違えたのだ! フンがひとりでクラブに戻って車を取り替えてくることになる。外国人客の家についていったジュンテは、誘惑されそうになって浴室に逃げ込む。その時、侵入者が客を撃ち殺した。と、ジュンテの携帯が鳴ってしまう。殺し屋はバスタブに潜んでいたジュンテに銃を向けるも、ジュンテが落とした石鹸で足を滑らせ、気絶。逃げ出したジュンテは、フンからのメッセージを聞く。彼は鞄をマンションの前に置き、逃亡したのだ。ビルの屋上にあるプレハブ小屋の自室に帰ったフンが、GPSを排泄する奮闘も虚しくトイレから出てくると、2人組の男が立っていた。鞄を出せとリンチされる。フンはジュンテの携帯にかけ、「あにき~」と甘えた声を出す。フンがバイクを売り払ってしまったことを知ったジュンテは怒り狂いながら、フンの家に駆けつける。家に入った途端、男にボコボコにされ、「鞄を渡せ」とピストルを突きつけられる。乱闘の最中、RGの社員も登場。昼間の仕返しに来たのだ。辛くも逃げ出した2人。フンの携帯が鳴る。発信者はスホンだったが、かけてきた相手は別人で、「鞄をいくらで渡す?」と持ちかけてくる。なんと相手は10億ウォンを出すという! この鞄には何が入っているのだろう? ジュンテが毎月借金を取り立てている天才的な錠前破りの女チソンに鞄を開けてもらうと、そこには青色の物体が入っていた。それは韓国で開発された最先端の半導体で、これを狙う国際スパイ組織が暗躍していたのだ。

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