潜航決戦隊
劇場公開日:1951年9月24日
解説
戦時中海兵隊に参加していたミルトン・スパーリング「追跡(1947)」の製作作品で、監督は「彼らに音楽を」のアーチー・L・メイヨ。「廃虚の群盗」のW・R・バーネットの原作を「西部の男」のジョー・スワーリングが脚色した潜水艦活劇である。撮影はレオン・シャムロイ「一ダースなら安くなる」、音楽はデイヴィッド・バトルフ「Gメン対間諜」の担当。「純愛の誓い」のタイロン・パワー、「哀しみの恋」のダナ・アンドリュース、「イヴの総て」のアン・バクスターを中心にして、ディム・メイ・ホイッティ「家路」、ヘンリー・モーガン「呪われた城」、ジェイムズ・グリイスン「群衆」、ベン・カーターらが共演する。
1943年製作/106分/アメリカ
原題または英題:Crash Dive
配給:セントラル
劇場公開日:1951年9月24日
ストーリー
海軍中尉ワード・スチュアート(タイロン・パワー)は意志に反してデュウイ・コナアズ中佐(ダナ・アンドリュース)麾下の潜水艦勤務に転任させられた。デュウイには美しい女教師ジーン・ヒュウリット(アン・バクスター)という恋人があったが、偶々ワードはワシントンに向かう汽車の中で、彼女と知り合った。ワードは彼女を大使館の食事とダンスに連れ、彼女にデュウイの存在を忘れさせてしまう程だった。ワードは彼女との交際に深入りする前に出航を命ぜられた。デュウイとワードは、赫々の武勲をたてて帰還し、デュウイはジーンとの結婚に胸をふくらませるのだったが、戦果報告のためワシントン行きを命ぜられたので、ワードとジーンとの交りが続く機会ができ、愈々その親密を深めた。しかし再度の出航命令が出たとき偶々、ワードは、ジーンがデュウイのフィアンセであったことを知り、彼女の行為を強くなじるのだった。2人の会話を洩れ聞いたデュウイは憤激した。しかし、デュウイとワードは今度の作戦が終わるまで、彼女をめぐる争いをお預けにした。ドイツの潜水艦基地を粉砕して無事帰還した2人は和解し、デュウイはワードに勝利を譲り、ワードとジーンは結婚した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アーチー・L・メイヨ
- 脚色
- ジョー・スワーリング
- 原作
- W・R・バーネット
- 製作
- ミルトン・スパーリング
- 撮影
- レオン・シャムロイ
- 美術
- リチャード・デイ
- ウィアード・イーネン
- 音楽監督
- エミール・ニューマン
- 音楽
- デビッド・バトルフ
- 録音
- バーナード・フレデリックス
- 編集
- ウォルター・トンプソン
- レイ・カーティス
- 衣装デザイン
- アール・ルーイク
- テクニカラー・ディレクター
- ヘンリー・ジャッファ
受賞歴
第16回 アカデミー賞(1944年)
受賞
特殊効果賞 |
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