シュガー

劇場公開日:

解説

「ハスラー・ホワイト」「スキン・フリック」のブルース・ラ・ブルースの短編小説を基に、都会の片隅に住む10代の少年と男娼の間に起こる危うく刺激的で奇妙な愛の物語を描く。人気TVドラマ『ロズウェル/星の恋人たち』で人気爆発のブレンダン・フェアが、堕ちてゆく美貌の男娼ブッチに扮する。共演に、「ドーン・オブ・ザ・デッド」のサラ・ポーリー。

2004年製作/78分/アメリカ
原題または英題:Sugar
配給:S.I.G
劇場公開日:2005年9月10日

ストーリー

大都会に住む少年クリフ(アンドレ・ノーブル)。その日は彼の18歳の誕生日だった。地下鉄に乗っている彼の手には、地下鉄のキップとスケートボード、そしてマリファナが握られている。クリフはダウンタウンで男娼をしているブッチ(ブレンダン・フェア)に出会い、すぐに強く惹かれる。ブッチはクリフを自分たちの生きているダウンタウンの生活の中に連れていき、彼に新しい世界を教える。若い男娼と楽しむことが好きな初老のスタンレー(モーリー・チェイキン)、妊娠しているドラッグの売人(サラ・ポーリー)…。クリフはそこで、ドラッグとアルコール、そしてセックスの洗礼を受ける。クリフもブッチを、自分の世界に連れていく。リベラルな母親マッジ(マーニー・マクフェイル)や、妹のクッキー(ヘンリー・ワインストール)をクリフはブッチに紹介する。12歳のクッキーは大人びて、頭の回転の速い少女だった。クッキーはブッチが気に入り、彼がクリフとの友情を深めるのを、興味深く見守る。二人の少年は徐々に親密になり、クリフはブッチに恋焦がれていくが、二人の間には深くて大きな溝があった。二人の少年は、お互いに影響を与え合いながら変わっていく。ブッチのドラッグをやめさせようとするクリフ。しかし、ブッチはそれを受け入れない。そしてついに、悲劇的な結末が二人を襲うのだった。

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