ヒトラー 最期の12日間のレビュー・感想・評価
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●ドイツから見た終戦。
なんとも救いがないというか。史実に基づく再現らしいがツライ。
日本の大本営もクソだけど、ドイツもヒドイな。
誰も責任取らない合議制と、ひとりの絶対意思による暴走。
いずれも洗脳の怖さよ。極限下では思考停止する。視野は狭くなるばかり。
ユンゲさん曰く「目を見開いていれば気づけたのだ」というが。
緩急使い分ける総統。自殺してくれてホッとした。
戦争とは、じいさんが始めて、おっさんが命令して、若者が死んでいくもの。
大橋巨泉が言ってたけど、ホントその通り。
戦車やっつけた少年が、機を見るに敏だったのは、せめてもの救い。
この映画の隠れたキーマンだ。そうして若者が未来をつくる。
ナチスとの最期
題名がヒトラーだが、原題は、没落。ヒトラーと、その周囲の人々の落ちっぷりを描いた。
合理的な動機であれば、戦争をもっと以前に終わらせられたのかもしれないが、
思想的、感情的な動機による戦争は、全てが滅ぶまで延々と辞めないものなのだということを痛感。どこまで追い詰められても、降伏をしないとする、頑固さが見ていて痛々しい。
日本の戦争もまさに同じであった。日本とドイツはかなりにもの同士だと思える。だから、他人事ではない気がしてならない。
ヒトラーという精神的主柱を失いつつありながらも、それでもヒトラーにすがって生きる人々。
ヒトラーの言ってることが机上の空論、無茶無理無謀なことでも、それに反抗しない、できない。ヒトラーの弱さとともに、周囲の人々の弱さや脆さを描いた一級の作品。
落ちっぷりを描きつつも、その中でも懸命に生き、人としての正しさを貫こうとする人々も同時に描かれているのもまた面白いところ。
帰ってきたヒトラーを見る前に ヒトラーのことをなんとなく知らないか...
戦争で国民に残るものは…
2010/10/21 23:37
私ゎ歴史を詳しくゎ知らないから、ヒトラー=極悪人で恐ろしい人物。
くらいにしか印象がなかった。
しかし、この作品を見てこの人も人間なんだ。と思った。当然のことだけど…。
自分の感情をあらわにして怒鳴ったり少しヒステリックな部分もあるけど、身近な人を生かそうとしたり優しい言葉をかけたり。
なんだか意外だった。
結局歴史ってどの辺りまでが真実なのか分かんない。*****が***数だってハッキリ***てない。
ただ戦争って悲惨。国民にゎなにも残らない。ただ悲しみだけ。
今現在日本に、国の為に死ぬだとか降伏するくらいなら自殺するトカ…思える人が何人いるだろう?
凄い時代。
国なのか…時代とかより日本が平和なんだけだよね、、
今もそこかしこで戦争が起きてる。。
馬鹿げた行為だけど、そうやって死んだ兵士になんか感動した。
悲しい歴史に胸が痛む。
動画サイトにてこの映画を面白く吹き替えてるの見てからだと、感情移入は難しいかもしれませんが…(笑)
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