マシニストのレビュー・感想・評価
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主人公の記憶補完サスペンス
良い映画を観ました。マシニスト。個人的人生トップ5には入る作品。予備知識0で観たのですが簡単に言うと〝メメント〟的映画です主人公の記憶補完サスペンス。メメントより難解で完全補完の為に数回観直すのが楽しみ。芸術的表現で言うと印象派。
主人公トレバーがニコラス坊やと遊園地で乗り合わせたroute666とかいう趣味の悪さを掻き集めた様なアトラクション、実際にあったら超問題になりそうだけどわたしは乗ってみたいです。地獄絵図。首吊り死体やモーテルにいる娼婦を子どもの楽園遊園地のアトラクションにすべきではないね(笑)
古典的だが本当に怖い
物語は古典的で展開は容易に予想がつくが、狂気の世界を異形の主人公の視点から描くことで、全編を通じて張り詰めた圧倒的な恐怖の世界に仕上げてる。話の行く末がある程度わかりながら見ていても、本当に怖かったです。
謎解きおばけ屋敷
に、100分間いるような気分。
描写もじわじわ怖いし、
なによりクリスチャン・ベイルの
痩せ具合が不安を掻き立てる。
精神的、身体的ともに、
危なっかしくて常にハラハラする。
でもただ怖いというわけではなく、
ちょっとした伏線と謎が残されていて
少し頭を使う映画。
かといって普通のサスペンスほど
緻密に組み立てられた謎という
わけでもないので、
「サイコサスペンス」という
ジャンル分けは納得。
世界観完璧
世界観が絶妙に作り上げられてて好きです
音楽もピッタリ
そこに演技派がヌメ〜っとドンピシャな演技をしている
映画の内容も良いけど
僕が好きなのは雰囲気です
連休の前半に予定なくしてぼけーっと
ベットで酒でも飲んで観たい映画
クリスチャンベールがすごすぎる
ミステリー物なのでネタバレにはご注意を
不眠症の男の周りで起きる不可解な事件の真相を追うミステリー
クリスチャンベールの役作りの凄まじさを味わう作品
それ以上でも以下でもない
ミステリーとしては、
「奇をてらって分かりづらいものを作って結果少しこけた」ような、
そんな印象を受ける
同じ不眠症を扱った作品でサスペンス物の「インソムニア」が
あるがあれに比べて不眠症が演出で表現できているようには思えない
365日間も寝れてない男ならなおさら演出には気を使うべきだろう
これならわざわざ不眠症という病気にする必要がない
別の病名や精神疾患だって良かったはずだ
クリスチャンベールの役作りでやっと作品になっている
簡単には理解しがたい物語展開
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 80
演出: 85
ビジュアル: 85
音楽: 70
主人公に次々と意味不明なことがおき、物語がまったく噛み合わなくなる。それで彼が経験したこととして映像が流れたことが、実は彼が錯乱して想像していたことだということがわかってくる。ひき逃げをして罪悪感からそれを記憶の奥に閉じ込めたが、それで精神がおかしくなり自分で気がつかないうちに奇行に走っている。
主人公のげき痩せぶりや演技力はなかなか鬼気迫るものがあり、演出も味がある。だけど物語は複雑で、何が本当のことで、何が主人公は実際に起きたと思っているが実は彼の想像の中だけのことなのか、視聴者には簡単にはわかりにくい。
減量すごい
役作り、プロの仕事とはいえ、30キロ痩せるなんてすごい。
もちろん医師などのサポートはあったはずと思います(そうでなければ命が危険)。鬼気迫る演技に脱帽です。
謎解きはあっけなかったように思いますが、シンプルな映像で淡々と描いていくので、話の続きを期待しながら最後まで見ることができます。
ガメンガ暗いので何度か寝てしまいましたが、つまらないからではありません。
実際に365日寝なかったら死ぬだろうとか、仕事したり酒飲んだりできる体調を保てないだろうとかいうのは置いておいて、シリアスに最後まで楽しめる映画でした。
原因不明の不眠症
クリスチャン・ベール堪らん!!
30㎏の減量をやってのけるとは、相変わらずこの人の演技にかける熱意は凄い。本人はもっと痩せようと思っていたらしいが周りに止められたとか…
痩せ具合がリアル、ガリガリが苦手な方にはあまりお勧めしません。
ストーリーが進むにつれアイバン(ジョン・シャリアン)の正体が明らかになっていく。
まあ初っぱなからトレバー(クリスチャン・ベール)は情緒不安定なので大体は幻覚という予想はつくが、それを踏まえた上での内容である。
此処で重要なのは
「アイバンは何を伝えたいのか」
ヒントは作中の所々に盛り込まれているので、此方としてはトレバーと共に謎解きをしている感覚。
最後には全ての事に意味が有り、繋がっていたことに気付かされる。
遊園地での出来事や同僚と写真に写ったアイバン等…これは一度ではなく二、三度観るとその一つ一つが何を伝えようとしているのかがより理解出来る作品だと思う。
結果、最後まで飽きずに観ることが出来た。
不眠症の果てに・・・
長期の不眠症で異常なまでにガリガリに痩せこけた主人公。
彼は、不可思議な事件に巻き込まれていくのですが・・・。
主演のクリスチャン・ベールのこの作品での役作りには感服します。
病的なまでに痩せこけた体は、観ていて本当に痛々しいです。
正常な判断が出来なくなっていく主人公に感情移入して観ていると
最後にトンでもないどんでん返しが待っているという作品です。
結末は見てのお楽しみ(笑)
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