怪物の女性 海獣の霊を呼ぶ女

劇場公開日

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解説

リーインカーネーション(転生輪廻による生まれ変わり)をテーマに、太古の世界から甦った女半魚人の恐怖を描いたモンスター映画。SF・ホラーのプログラム・ピクチャー専門の映画会社AIP( American International Pictures )が配給・公開した1作で、ARC( American Releaseing Corporation )から社名変更した同社が「金星人地球を征服」と並行して製作した。監督は「暗闇の悪魔 大頭人の襲来」のエドワード・L・カーン。製作はアレックス・ゴードン、エグゼクティヴ・プロデューサーはAIP創設メンバーの1人、サミュエル・Z・アーコフ。撮影のフレデリック・E・ウェスト、音楽のロナルド・スタインは「金星人地球を征服」「暗闇の悪魔 大頭人の襲来」にも参加している。編集は「巨人獣」ほか同社の初期作品のほとんどを手掛けたロナルド・シンクレア。出演はマーラ・イングリッシュ、チェスター・モリス、ランス・フーラーほか。

1956年製作/アメリカ
原題:The She-Creature
配給:コムストック

ストーリー

海辺の小屋で新婚夫婦が惨殺された。奇妙なことに殺害現場には海草が散らばり、不思議な足跡が残されていた。精神病医テッド(ランス・フーラー)は、事件当日に海辺で見かけた催眠術師ロンバルディー(チェスター・モリス)に疑念を抱き、見世物小屋を訪れる。ロンバルディーは謎めいた美女アンドレア(マーラ・イングリッシュ)を助手に神秘的な実験を行っていた。それは、輪廻転生を繰り返して生き続けてきたという彼女の前世の霊魂を催眠術で呼び覚ますものだった。彼は事件について「太古の世界から来た怪物の仕業だ。それは再び現われるだろう」と予言した。テッドの滞在している豪邸の主人チャペル(トム・コンウェイ)は、彼らの催眠実験を商売にすることを思いつき、ショーは大当たりした。ロンバルディーは富と名声を得たが、愛するアンドレアの関心がテッドに向けられているのを察する。次の公演の夜、ロンバルディーはアンドレアの分身=半魚人を呼び出す。それは彼女の前世の姿の中で最も古い、太古の両棲人類時代の霊魂が具象化したものであった。女半魚人は金を独り占めしようとしたチャペルを殺害した後、テッドにも迫ったが、ロンバルディーの命令に逆らって彼の命を奪うと、やがて霧のように姿を変えて海へと消え去った。

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