クライモリ(2003)

劇場公開日:2004年10月9日

解説

人里離れた森の中で、道に迷った若者たちに殺人鬼が襲い掛かるスプラッタ・ホラー。スティーヴン・キングが、米Book誌が選ぶ年間ベストワン映画に挙げたことで話題を呼んだ。出演は、「チアーズ!」のエリザ・デシュク。「スポーン」のアラン・B・マッケルロイのオリジナル脚本を、「クライム・アンド・パニッシュメント」の俊才ロブ・シュミットが監督した。

2003年製作/84分/アメリカ・ドイツ合作
原題または英題:Wrong Turn
配給:東宝東和
劇場公開日:2004年10月9日

あらすじ

アメリカ、ウェスト・ヴァージニア州。この州の75%は森林に覆われ、どこまでも鬱蒼とした無人の樹海が続く。そのなかで、地図にもうっすらとしか載っていない忘れられた山道を、場違いな高級車のレンジローバーがキャンプ道具を満載して走っていた。乗っているのは、ジェシー(エリザ・デシュク)、カーリー(エマニュエル・シューキー)、フランシーヌ(リンディ・ブース)の3人の若い女性と、カーリーの恋人スコット(ジェレミー・シスト)、フランシーヌの恋人エヴァン(ケヴィン・ゼガーズ)。失恋したジェシーをなぐさめるため、仲のいい友人たちが無理を言って彼女をキャンプ旅行に連れ出したのだ。ところが、木々がうっそうと生い茂る暗い森のなかで突然タイヤがパンク。しかたなく車を停めて車から降りたところへ、後ろから走ってきたマスタングが突っ込み、二台の車は大破してしまう。運転していたのは医学生のクリス(デズモンド・ハリントン)。隣州での面接に間に合うようにと、この怪しげな抜け道を飛ばしていたのだ。たいした怪我もなく助かった彼だったが、6人の若者たちは携帯電話も通じなければ行き交う車もない、人里離れた山奥で立ち往生してしまう。ジェシーとカーリーら4人は、仕方なく、公衆電話のあるところまで歩いて戻ることにする。だが道は険しく、陽が暮れるのを気にして先を急ぐジェシーに対し、婚約したばかりで幸せなカーリーとスコットはどうしても遅れがちになる。やがて彼らは山道で殺されたばかりの動物の死骸や奇妙な焚き火を見つけ、不吉な予感に苛まれる。だがそれは、この先で彼らを待ち受ける想像を絶する恐怖の、ささやかな前兆でしかなかった。そして不吉な運命は、事故現場にとどまったフランシーヌとエヴァンにも襲いかかろうとしていた……。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

4.0 【”Survive the monsters in the Forest"今作はムチャムチャ怖くて、グロテスクで夜中にピョンピョン飛び上がりながら観た映画です。今作を劇場で観るのは、絶対に無理です。】

2025年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

ー 長い年月、近親相姦を繰り返すと奇形が産まれる。その奇形同士が更に近親相姦を繰り返すと、化け物が産まれるのである・・。-

■クリス(デズモンド・ハリントン)が急いで車を走らせていると、化学物質の流出により大渋滞。で、彼は誰も通らないアメリカ深南部の奥深い森の未舗装の道を突っ走るが、道の真ん中で“置かれていた”有刺鉄線を踏んでパンクした車に衝突する。
 その車にはジェシー(エリザ・ドゥシュク)を始め、男女5人がキャンプの為に来ていたが、彼らを狙う奇形の男の形をした化け物3匹が近づいて来ていた・・。

◆感想

・モー、怖いのなんのって、この映画は劇場鑑賞は無理です!キッパリ!

・奇形の男の形をした化け物は、人語を話せない。奇声を上げて弓矢と鉈で襲い掛かって来るのである。しかも尋常でない怪力と、只では死なない体力を兼ね備えている。

・クリスとジェシー達は、知恵を絞って対抗するが、一人、又一人と惨殺され、喰われて行くのである・・。

・化け物達が住んでいる家の内部が、ムッチャ気持ち悪いし、捕らえられたフランシーヌの足を食べて、満腹になり化け物達が寝ている姿は、ホント嫌である。

・鉄塔を見つけた生き残ったクリスとジェシーとカーリーは、よじ登り無線で助けを呼ぶが、怪物たちが下から火を付けて来るので、6mの高さから木に飛び移るが、驚異的な体力を持つ怪物にカーリーは顔に鉈を叩きつけられて死亡する。

・助けに来た、保安官はアッサリと怪物の放った矢で即死し、クリスは捕まったジェシーを助けるために保安官の車の下に取り付き、化け物達の家に行きジェシーを助け、家に火を放つのである。

<今作は、ムチャムチャ怖くて、グロテスクで夜中にピョンピョン飛び上がりながら観た映画である。劇場で観るのは、絶対に無理です・・。>

コメントする (0件)
共感した! 3件)
NOBU

5.0 カニバリズムではナンバーワン

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

めっちゃおもしろかった!スリリングで移りゆく展開から目が離せない!美男美女が勇敢でパワーがあって良い

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ゆうき

3.0 殺戮の森

2022年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

2003年(アメリカ/ドイツ)
クライモリ・シリーズとしてその後併せて6本作られ、
最新のリニューアル「クライモリ」が今年公開された。

「クライモリ=暗い森」だとか!!
邦題、かなりイージー。
原題は”Wrong T urn”道に迷っちゃったの・・・
なのに!
でもイージーな割には上手いネーミング!!

敵の正体が訳わからない。
手斧、弓、ナタに松明(たいまつ)など原始的な武器で武装している。
突然、意味もなく言葉もなく、ただただ襲ってくる。
敵は、人喰い人種的な原始人なのか?とも思ったが人肉を喰らうシーンはない。

医学生のクリスは事故で国道封鎖になる。
このままでは遅刻になりそう。
やむなく迂回している山道に入った。
突然、事故って車は大破。
そこで5人のノー天気なキャンプに来た男女のグループに出会う。

抜け道を求めて山の奥へ奥へと誘われてしまう。
途中、電話とトイレを求めて、壊れそうな民家に入る。
そこは恐ろしい敵たちのアジトだった。

一人死に2人死にしつつ、逃げ惑う彼ら。
見張り塔に上がり無線を見つけてホッとすると、下から火をつけられ、
火炙り地獄!!
飛び降り、木の枝にしがみ付く。
弓矢が容赦なく彼らを射抜く!

兎も角、敵の野蛮人がキモイわ!グロいわ!!無敵だわ!!
森は出口がまるで無い。
「荒野行動ゲーム」の様!!
彼らにとって殺戮は「立派にゲーム以外の何ものでも無い」
殺すことに何の躊躇いもない。
「殺人は狩だ!!皮を剥がして、ぶった斬って・・・」
食べはしないみたいだけど、メチャクチャ気味悪かった!!
(84分と短いので、サッと観れます。)

退屈で頭を空っぽにしたい時、グロいのが観たい時は、良いかも!!
ただし得るものは何もない。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
琥珀糖

1.5 思ってたストーリーではなく残念

2021年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
カツベン二郎

「クライモリ」シリーズ関連作品