イザベル・アジャーニの惑い
劇場公開日:2004年7月3日
解説
文豪コンスタンの小説『アドルフ』の映画化で、青年と年上の伯爵夫人の運命の恋を描く文芸ロマン。監督・共同脚本は「トスカ」のブノワ・ジャコ。撮影は「アルテミシア」のブノワ・デローム。編集は「トスカ」のリュック・バルニエ。出演は「悪魔のような女」のイザベル・アジャーニ、「クレーヴの奥方」のスタニスラス・メラール、「ジェヴォーダンの獣」のジャン・ヤンヌ、「スパニッシュ・アパートメント」のロマン・デュリス、「ジャンヌ/薔薇の十字架」「ジャンヌ/愛と自由の十字架」のジャン=ルイ・リシャールほか。
 2002年製作/102分/フランス
原題または英題:Adolphe
配給:ザナドゥー=エレファント・ピクチャー
劇場公開日:2004年7月3日 
あらすじ
19世紀フランス。22歳で大学を卒業したアドルフ(スタニスラス・メラール)は、ある小さな町で、伯爵(ジャン・ヤンヌ)と知り合った。彼はポーランド生まれの美しい婦人エレノール(イザベル・アジャーニ)を家に囲っており、2人の子供もいる。エレノールに一目惚れしたアドルフは、彼女を誘惑しようと試みた。10歳年上のエレノールは彼の求愛に戸惑うばかり。しかし頻繁に会っているうちに、2人は激しい恋に落ちる。だがまもなく、伯爵が彼らの仲を疑い始める。そんな危険を顧みず感情を燃え上がらせるエレノールを、アドルフはだんだん疎ましく思い始めた。エレノールを侮辱したダルビニー氏(ジャン=ルイ・リシャール)との決闘に勝利したアドルフは、その3カ月後に実家へ戻ってしまう。伯爵と別れたエレノールはアドルフのあとを追った。到着した彼女を迎えたアドルフは喜んでいるふりをするが、エレノールはそれを見抜く。二人は気持ちのすれ違いを抱えたまま旅に出る。エレノールの父親が死んだという知らせを受けてポーランドへ行くが、まもなくエレノールは重い病の床に伏した。そしてアドルフの腕の中で静かに息を引き取るのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ブノワ・ジャコー
- 脚本
- ブノワ・ジャコー
- ファブリス・ロジェ=ラカン
- 原作
- コンスタン
- 製作
- マイケル・パティン
- ロラン・ペタン
- 撮影
- ブノワ・デローム
- 美術
- カティア・ビシュコフ
- 音響効果
- ジャン=クロード・ラルー
- 編集
- リュック・バルニエ
- 衣装デザイン
- カテリーン・ブシャール
-    Ellenoreイザベル・アジャーニ 
-    Adolpheスタニスラス・メラール 
-    The Countジャン・ヤンヌ 
-    D'Erfeuilロマン・デュリス 
-    Mr. d’Arbignyジャン・ルイ・リチャード 
-    Mrs. d’Arbignyアンヌ・スアレ 
-    ジャン=マルク・ステーレ 
-    Housemaidマリリン・エヴァン 

 
   
  
 
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