フルタイム・キラー
劇場公開日:2004年2月21日
解説
殺し屋の頂点を目指す2人の男が壮絶な戦いを繰り広げるアジアン・フィルム・ノワール。主演は「インファナル・アフェア」のアンディ・ラウと「13階段」の反町隆史。監督は「ザ・ミッション 非情の掟」のジョニー・トゥと、「ヒーロー・ネバー・ダイ」のワイ・カーファイによる名コンビ。
2001年製作/101分/香港
原題または英題:全職殺手
配給:彩プロ
劇場公開日:2004年2月21日
ストーリー
マレーシア。孤高の殺し屋である“O【オー】”(反町隆史)は、冷静沈着な敏腕の殺し屋。“O”は過去に依頼された仕事を遂行する際に、偶然そこに居合わせたかつての旧友の命を奪ってしまったことがあった。タイでは、とある警察署に乗り込む、もう一人の殺し屋がいた。男は拘留中のターゲットを、手榴弾によって派手に爆発死させる。彼は、派手なスタイルで殺人を楽しむことを自分の流儀としている新人の殺し屋トク(アンディ・ラウ)だった。トクは殺しの世界で徐々に頭角を現してきていて、“O”を蹴落としNo.1になるという目的を持っていた。トクはまず香港の“O”のマンションで、家政婦チン(ケリー・リン)に接近する。“O”とトクは、同じ殺しのプロとして通じ合う部分を感じていて、互いの距離を縮めていた。その一方で、数年来“O”を執拗に追い続けている捜査官リー(サイモン・ヤム)もいた。“O”とトクの動きを観察しながら次第に近づいていくリーだが、常にあと一歩のところで取り逃がしてしまう。また、チンも“O”とトクの間で揺れ動き……。