二匹の流れ星

劇場公開日:

解説

フランコ・フォガニューロ、「南から来た用心棒」のエルンスト・ガスタルディ、ルチアーノ・マルティーノ、サウロ・スカボリーニの四人が共同で執筆した脚本を、ロモロ・グエリエリリが監督したイタリア製西部劇。撮影はフェデリコ・ザンニ、音楽はノラ・オルランディが担当した。出演は「太陽の下の18歳」のゲイリー・ハドソン、アドリアーナ・アンベシー、「続荒野の用心棒」のロレダーナ・ヌシアク、クラウディオ・カマソほか。製作はミノ・ロイ、ルチアーノ・マルティーノ。テクニカラー、テクニスコープ。

1967年製作/イタリア
原題または英題:10,000 Dollari Per Un Massacro
配給:松竹映配
劇場公開日:1967年6月17日

ストーリー

ある日メキシコ人の血を持つ男マヌエル(C・カマソ)が脱獄した。それは金持の牧場主に復讐するためであった。彼は脱獄早々、牧場主の娘ドロレス(A・アンベッシ)を誘拐した。そこで牧場主の娘を連れ戻すため、名うての殺し屋ジャンゴ(G・ハドソン)に働いてくれと頼んだ。だがジャンゴは一万ドル以下では殺せないと申し出を断った。その足で酒場へ行ったジャンゴは、ポーカーをしているマヌエルに会い、それに加わった。そのうちジャンゴはいんちきカードを見破り、いかさま賭博師をバラしてしまった。だがジャンゴは酒場を出た途端、何者かに射たれた。その彼を親切に世話したのは酒場の女ミジャーヌ(L・ヌシアク)で、ふたりはたちまち愛しあうようになった。そしてジャンゴはいつしか、ミジャーヌを連れてサンフランシスコへ行く決心を固めていた。そんな時再び牧場主からマヌエル殺害を頼まれた。今度は十分の報酬が得られそうだった。ジャンゴはマヌエルの父スターダストがいるタンパの村へ行けば、マヌエルに会えると思い馬に乗った。しかしマヌエルは、ジャンゴに酒場の待伏せを問いつめられても頑強に否定しさらにマヌエルは五百ポンドの金塊を積んだ駅馬車襲撃に加担してくれと、持ちかけてきた。ジャンゴは人殺しを絶対にしないという約束で引き受けた。ところがマヌエルはその約束を無視し、駅馬車の人を全部射殺してしまった。その駅馬車の中には冷たくなったミジャーヌの姿があった。最早ジャンゴは黙っていられなかった。激しい格闘の末、ジャンゴはマヌエルを射ち倒した。そして誘拐されたドロレスも無事救助された。

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