奇跡の歌(1998)

劇場公開日:

解説

アカペラ・コーラスの代表的ジャンルのひとつで、50年代に黒人のストリート音楽として誕生した“ドゥ・ワップ”。その音色に乗せて、挫折したひとりの男の再生を描く人間ドラマ。

1998年製作/98分/アメリカ
原題:Looking for an Echo
配給:M3エンタテインメント
劇場公開日:2002年5月25日

ストーリー

60年代、美しいアカペラの歌声でアメリカを席巻した伝説のドゥ・ワップ・グループ“ヴィニー&ザ・ドリーマーズ”のリード・ヴォーカル、ヴィンスもいまや50歳。十数年前に妻を亡くした彼は、現在はしがないバーテンダーをしていた。入院している娘の担当看護婦ジョアンと出会ったヴィンスは、たちまち彼女と恋に落ちる。しかもジョアンは、“ヴィニー&ザ・ドリーマーズ”の往年の大ファンだったのだ。なぜ歌わないのかとのジョアンの問いに、ヴィンスの脳裏に苦い過去が甦る。だが、旧友たちと再会した彼は、次第に歌うことへの情熱を取り戻していく……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0口パクでなければ・・・

2019年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 50歳の誕生パーティが最高!集まった友人たちが皆でアカペラを歌いだすところ。昔のアメリカ音楽の良さが全てつまっています。今でこそ日本でもアカペラが流行っていますが、偽物っぽいのが多すぎますよね。

 ストーリー展開は予想とは違った感じになりますが、じわじわと熱き想いが伝わってきて勇気を与えてくれました。親父の曲を息子が歌い、息子の曲を親父が歌う!これって最高です。大げさですが、最高の家族愛だと思います。人はそれぞれ思い出の曲を持っているものですが、全ての人に愛する歌を喚起させてくれる映画です。

 最高点をあげたいところではあるけれど、息子2人の演技力が弱いのと口パクがモロバレな点がマイナス・・・惜しい。

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kossy
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