アナトミー
劇場公開日:2002年3月30日
解説
名門医科大学を舞台に、秘密結社による極秘の生体実験の謎に迫るバイオ・ホラー。監督・脚本は長編映画「Tempo」(未)でデビューしたドイツ映画界の俊英ステファン・ルツォヴィツキー。製作は「ビヨンド・サイレンス」のヤコブ・クラウセン。出演は「ボーン・アイデンティティー」のフランカ・ポテンテ、「レボリューション6」のセバスチャン・ブロンベルグ、「点子ちゃんとアントン」のベンノ・フュルマン、「太陽は夜も輝く」のリュディガー・フォーグラーほか。
2000年製作/99分/ドイツ
原題または英題:Anatomy
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:2002年3月30日
ストーリー
野心家の医学生パウラ(フランカ・ポテンテ)は、医学界に名を馳せた祖父が学んだ伝統ある名門大学の解剖学セミナーに合格し、熱心に実習に励んでいた。ある日、パウラは実習の教材として運ばれてきた死体の血液濃度が、異常に高いことに気づく。かかとに“AAA!“と刺青されたその死体の組織を調べると、血を素早く凝固させる違法の医薬「プロミダル」が検出された。それは、人間を生きたまま保存できる死の薬だった。パウラは教授に訴えるが、「プロミダル」を開発したのはほかならぬ祖父だという事実を伝えられる。友人カスパー(セバスチャン・ブロンベルグ)は、医学の発展と研究のために人体実験を密かに行う秘密結社“アンチ・ヒポクラテス同盟“の拠点が、この大学にあるらしいとパウラに告げる。だれが結社のメンバーなのか? そんな中、パウラの友人グレッチェンが恋人ハイン(ベンノ・フュルマン)に殺され、標本にされる。そして同じく結社のメンバーである同級生のフィルとともにパウラにも「プロミダル」を注射しようと迫るが、間一髪で生き延び、パウラは事実を明らかにするのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ステファン・ルツォビツキー
- 脚本
- ステファン・ルツォビツキー
- 製作
- ヤコブ・クラウセン
- トーマス・ベブケ
- アンドレア・ウィルソン
- 撮影
- ペーター・フォン・ハラー
- プロダクション・デザイン
- インクリット・ヘン
- セット・デザイン
- アンドレアス・ドンホイザー
- レナーテ・マルティン
- 音楽
- マリウス・ルーランド
- 編集
- ウエリ・クリステン
- 衣装デザイン
- ニコーレ・フィッシュナラー
- メイクアップ
- ステファニー・ヒルケ
- キャスティング
- ネジー・ネスラウアー
- 特殊メイク
- ビルガー・ウラベ
- 字幕
- 税田春介