プライベート レッスン 青い体験
劇場公開日:2002年3月16日
解説
高校2年生の少年2人が、愛と性の悩みを抱えながら成長していく、青春コリアンエロス。その激しさとはかなさ上に、本国韓国では一大センセーショナルを巻き起こした。監督はイム・ゴンテク、ペ・チャンホの助監督出身で、「深い悲しみ」のクァク・チギュン。出演は、「男の香り」のキム・レウォン、本作が映画デビューのキム・ジョンヒョン、「ディナーの後に」のジン・ヒギョン、「リング(韓国版)」のペ・ドゥナ、「魚座」のユン・ジヘほか。
2000年製作/105分/韓国
原題または英題:青春
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2002年3月16日
ストーリー
韓国。まだ童貞の高校2年生のジャヒョ(キム・レウォン)は、早熟な同級生の女の子ハラ(ユン・ジヘ)のあからさまな誘惑に動揺する。ジャヒョの親友スイン(キム・ジョンヒョン)は年上の女性ジョンヘ(ジン・ヒギョン)に恋をする。しかし彼女はスイン達の学校の教師で、しかもスインの家の間借人だった。スインはジョンヘの部屋に押し入り口づけるが、「あなたが卒業して大人になったら話し合いましょう」と言われる。一方、ジャヒョはハラと初体験を済ませるが、「愛している」と執拗に迫るハラを疎ましく思い彼女を避ける。傷付いたハラは自殺する。大学生になった二人は「俺達の問題はセックスだけだったのかな」と悩み、その答えを見つけるためにジャヒョは愛のないセックスに没頭するが性病になる。そこで知り合った看護婦のナムオク(ペ・ドゥナ)は、ジャヒョに本当の愛を与える。スインはジョンヘが忘れられず、彼女へ手紙を書く毎日。大学の先輩と関係を持つが、やはり気持ちは変わらず、ついにジョンヘに会いに故郷に帰る。ジョンヘは大人になったかつての教え子に心が揺れ、二人はホテルへ行く。しかし、そのことで感情の行き場を失ったスインは自ら死ぬことを選ぶのだった。