ストーミー・ナイト

劇場公開日:

解説

インド映画。凶悪な殺人犯が逃走中の嵐の夜、留守番をしている若い女の屋敷に現れた2人の男。閉ざされた密室で、男女3人が恐るべき体験をする、歌や踊りは一切無しの、異色サイコ・スリラー。監督は、「サティヤ」で賞を総ナメにした鬼才ラム・ゴパル・ヴァルマ。出演は「サティヤ」でも主演を演じた、ウルミラー・マートーンドガル。同じく「サティヤ」に出演したマノージ・バージパイとスシャント・クルーの、3人のみ。

1999年製作/99分/インド
原題または英題:Kaun
配給:D.V.D. LTD.
劇場公開日:2002年1月26日

ストーリー

インド。嵐の夜、大きな屋敷で留守番をしている一人の若く美しい女性(ウルミラー・マートーンガル)が、テレビのニュースで逃走中の凶悪殺人鬼のことを知る。その殺人鬼は、人の家に上がり込み、殺人を犯しているという。一人で怯えているところに、突然ビジネスマン風の男(マノージ・バージパイ)が窓を叩く。雨宿りを懇願する男を、彼女は追い返そうとするが、しつこい男に負けて家に入れてしまう。だが、男の挙動不審な態度を見て、凶悪殺人鬼はこの男だと確信する。そこにまた、警察官だと名乗るが、いかにも凶悪犯らしい男(スシャント・クマール)が現れる。どちらも信用できずに恐怖に震える女性。そして、ビジネスマン風の男が凶悪犯らしい男を調度品のヤリで刺し、ヒロインを探しに3階に行くと、カーペットに包まれた死体を発見する。すると、さっきまで怯えていた女性が、包丁を握り締め襲って来た。実は、彼女が逃亡中の殺人犯だった。そして、この家は彼女の家ではなく、家の持ち主は彼女の手によって殺されていたのだ。そして、ビジネスマン風の男も彼女に殺される。またチャイムが鳴り、彼女は次の獲物を思いニンマリとするのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5プロット破たんの、雰囲気だけの映画

プロット破たんの、雰囲気だけの映画。それでも、ある程度は おもしろい。当然だが、理想的なプロットが構築されている映画には勝てるはずもない。わたしは頭のいい人の作った、精密なプロットを見たいので、こういった作品は裏切られた気がして不満だ。

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