ホテル・スプレンディッド
劇場公開日:2001年2月10日
解説
離れ小島の古いホテルを舞台にした奇妙な群像劇。監督・脚本はこれが長編デビューとなるテレンス・グロス。製作はイルディコ・ケメニー。撮影はギュラ・パドス。美術はアリソン・ドミニッツ。衣裳はミシェル・ペルネッタ。出演は「シャフト」のトニ・コレット、「エリザベス」のダニエル・クレイグ、「ブラス!」のスティーヴン・トンプキンソン、「ロスト・サン」のカトリン・カートリッジほか。
2000年製作/98分/イギリス
原題または英題:Hotel Splendide
配給:マイピック=オンリー・ハーツ
劇場公開日:2001年2月10日
ストーリー
孤島にひっそりと立つホテル・スプレンディッド。ここは知る人ぞ知る、完璧な健康と美容、長寿を求める人たちが集う場所。今は亡き先代経営者ブランチェ夫人が編み出した厳格な規約を、滞在者とスタッフが守ることで“この世界”の調和が保たれていた。そこに、昔勤めていた副シェフ、キャス(トニ・コレット)が訪れる。かつて料理長のロナルド(ダニエル・クレイグ)と愛し合いながらも先代の策略で仲を引き裂かれた過去を持つ彼女は、ホテルの経営を引き継いだ支配人デズモンド(スティーヴン・トンプキンソン)の迷惑顔を尻目に滞在を決め込み、ロナルドと料理対決。それに勝利したキャスは、栄養たっぷりの美味しい料理を滞在客たちに出すようになり、欲望を持たないことで安定していた“この世界”に波紋が広がっていく。次第に高まる緊張感。やがてキャスとロナルドは再び愛し合うようになり、デズモンドに反逆開始。ホテルは全壊し、滞在客たちは船に乗って外界へと旅立つのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- テレンス・グロス
- 脚本
- テレンス・グロス
- 製作
- イルディコ・ケメニー
- 撮影
- ギュラ・パドス
- 美術
- アリソン・ドミニッツ
- 音楽
- マーク・シャンズ
- 編集
- マイケル・エリス
- 衣裳
- ミシェル・ペルネッタ
- 字幕
- 菊地浩司