ジーザスの日々

劇場公開日:

解説

「ユマニテ」で、1999年度カンヌ国際映画祭でグランプリ、主演男女優賞を受賞したフランスの映画監督ブリュノ・デュモンのデビュー作。無軌道に生きる若者の激しく揺れる心の内をリアルにとらえた、異色の青春映画。

1997年製作/96分/フランス
原題または英題:La Vie de Jesus
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2001年5月12日

ストーリー

フランス北部、バイユール。父を亡くし母親と二人で暮らす青年フレディ。職もなく、恋人マリーと愛し合い、同じように職のない仲間たちとバイクで街を飛ばす毎日を送っていた。癇癪持ちの彼は時おり自分を持て余し、その一方で仲間思いの優しい面もあった。だが、マリーに想いを寄せるアラブ人青年カデールが現れて、フレディの心は揺らぎ、差別と暴力という形でカデールに向かってゆく。そして、取り返しのつかない悲劇が起こる……。

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